カルダシェフ・スケールでいうタイプ2文明はいないのかもね(昨日の話のつづき)
言いたいことはタイトルそのままのことだけで、今日の記事は本当に大した内容じゃないんですけど…。昨日の記事の補足的なメモ。
ちなみに昨日の記事はこちら。
一言でおさらいすると「今地球で議論されている"脱成長"論が、フェルミのパラドックスの答え(地球に宇宙人が来ない理由)なんじゃなかろうか」ということでした。
カルダシェフ・スケールとは?
カルダシェフさんが考えた、宇宙文明の発展度を示す3段階のものさしです。かんたんにいうと、
・タイプ1文明:惑星文明。惑星(例えば地球)のエネルギーを自由に使える
・タイプ2文明:恒星文明。恒星(例えば太陽)のエネルギーを自由に使える
・タイプ3文明:銀河文明。銀河全体のエネルギーを自由に使える
ちなみに我々人類はタイプ1文明にも達していません。地球のエネルギーの一部は使っていますが、全てを完全に自由自在に使えてはいないので。
文明が発展すると本当にタイプが上がるの?
カルダシェフさんは、文明が発展するとより多くのエネルギーが必要になると考えて、タイプ1~3を設定したと思います。でも、それって本当でしょうか?文明が発展しても、必要なエネルギーが増えない可能性もありますよね。昨日の記事でいうところの"無限の冒険心"があれば、もちろん必要なエネルギーは増え続け、タイプ2・タイプ3を目指す必要があると思います。でもタイプ1文明に達する頃には、その宇宙人(知的生命体)はもはや冒険心を失って、もっと別のことに価値を置くのではないでしょうか?それに、全ての宇宙人(知的生命体)がタイプ3を目指せば、いずれ星やエネルギーの奪い合い・取り合いになり、宇宙戦争のような自体に繋がることは想像に難くありません。であれば、なおさらそんな際限のない野望は捨て、別なことに価値をおきそうな気もします。
それが宇宙や銀河を支配する大王、みたいな存在が見当たらないことの理由なのかもしれない…。そんなことを思う、今日このごろなのでした。
おしまい
本当に大した話じゃなくて恐縮です。今日のは記事というより備忘録、メモですね。最後まで読んで頂きありがとうございました。
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