見出し画像

2020年8月北海道紀行その2

前回に引き続き道東、納沙布岬を目指して。

既に暦は9月に入りました。

池田町でドリカム吉田美和の衣装を見て、更に東へ、東へ。

道端でタンチョウ発見!このあと何回か見ることになるのですが、初めて見たこの時はとてつもなく貴重な風景だと、わざわざUターンしてあぜ道から沢山撮影しましたよ。

画像1

大きく優雅な感じ、良いですね。

そして釧路湿原に到着。

画像2

なんかここの展望台は有料で怯んでしまい入らず、周りの遊歩道を歩くことに。

画像3

綺麗な木道が整備されていて、こっちが有料でも良いくらい。散歩道は時計反対回りがお勧め。急坂が下りになるので。

画像4

半分以上歩いてたらペット禁止だと係員に言われた、残念。

今度は反対側、釧路湿原駅近くの展望台へ。景色はこちらの方が良いですね。無料だし。

画像6

展望台から湿原を眺める。

画像5

さて腹ごしらえ。釧路市内の海鮮市場内のラーメン屋、魚一らーめん工房へ。

牡蠣ラーメンを食す。

画像7

魚醤系のスープにたっぷり牡蠣が贅沢な一品でありました。

湿原横の山花キャンプ場に投宿。小綺麗なとこでしたな。いやあ、長い1日でした。

画像8

6日目、小休止。まずは洗濯。最近のコインランドリーは高性能。衛生上も問題なし。ていうか、洗浄殺菌能力は自宅より明らかに高いね。

画像9

なんと洗剤不要、マグネシウムで汚れを落としちゃうらしい。

我がマルコだピットイン入り。サポートバッテリーの調子悪し。走行には関係無いのでいいのですが、もし直ればと思い立ち寄り。の、つもりが半日かかって色々調べてくれました。結局リレーの不具合らしいも部品無く退散。

画像10

釧路ヤナセさん、大変お世話になりました!

お昼は市内のカレー屋、からす亭。これは美味い。

画像12

さて出発。北上、摩周湖へ向かう。

画像11

お約束。霧の摩周湖。何も見えないどころか強風で濡れ濡れ。退散。

今日は阿寒湖に投宿。ペットと泊まれるトゥラノ。

画像13

日暮れ前、ダブルレインボーを見る。綺麗。

画像14

トゥラノは鶴雅グループで、お風呂も食事も近隣の大きな温泉ホテルまで歩く。またはシャトルバス。まあ、値段なり、満足しました。最初に通された部屋がたばこ臭く酷かったので変えてくれるようお願いしたら快諾。これまた満足。

画像15

7日目。まだまだ東を目指します。

風蓮湖。ここは汽水湖で大きなシジミとか取れるらしい。潮が引くと歩いて取りに行ける。

画像16

東根室駅。引き込みの関係で終点根室駅よりも東根室駅の方が東にあり(てか、名前でわかるか)、日本最東端の駅になる。駅舎が無い。

画像17

更に東へ。

画像18

だんだん外国、スコットランドのような荒涼とした風景に。

そして、納沙布岬に到着。

画像19

画像27

水晶島まで7キロ。手前の灯台まで4キロ。ここは海流のせいで良質な昆布が取れる漁場。でもそこに行けない。過去に機銃掃射で死者も出たそう。今は限定的に海上保安庁に守られながら漁をするそうです。昆布は美味しかったな。

花咲港まで戻り、昼食。花咲蟹山盛りのラーメンとチャーハンを喰らう。

画像20

画像21

カニ肉も当然美味いが、出汁が聞いたスープが悶絶もの。お勧めします。

いくつか知人にカニを送ったらとても喜ばれました。(そりゃそうだ)

画像22

花咲港北の車石を見に行く。車石よりも、この風景にびっくり。スコットランドかドーバー海峡か。

画像23

誰かここにコルフコース作ってくれないかな。

今晩は厚岸道の駅泊。レストランで海鮮網焼きを喰らう。美味しかったがあまりにも観光客向けで、観光客が居なくて、少し興醒め。ま、行列より良いか。

7日目。今度は小樽に向けてどんどん戻ります。

ルパン3世作者モンキーパンチの故郷はここだそうです。浜中町。んで、お許し貰ってルパン3世で町おこし。日帰り温泉もこんな感じ。

画像24

売店にはグッズがいくつかあったが、どうも役場のおじさんのアイデアなのか買う気起こらず。峰不二子が居て良かった。

画像25

どんどん西へ。Go west!

神田日勝美術館。早世した農民画家。

画像26

なつぞらの山田天陽君のモデル。

画像28

なかなか見応えのある作品群。なつぞらが無ければ知らなかった。力強い筆裁きは魅力的。お勧め。

十勝川温泉へ。植物性有機物を多く含むモール温泉。なんでもドイツとここでしか楽しめない貴重な温泉だそう。

画像29

富士ホテルさんの貸し切り風呂で頂きました。茶褐色の独特の湯は肌に優しそうで良い感じ。かつてアイヌの人々は薬の沼と呼んでいたそうです。もっと有名になっても良い気がするなあ。帯広から30分とかからない距離。

今晩は上士幌の道の駅で仮眠。まだ出来立ての施設。ここも気持ち良かったです。

画像30

周囲も広々してて、ドッグランも贅沢な広さ。

画像31

9日目。遂に札幌入り。昔からお邪魔していたお寿司屋さん、無理言ってランチに開けていただく。

画像32

至福の時間。ありがとう。また来ます。

大将も犬好きで格別の配慮を頂き、更に幸せ。

心もお腹も満腹のまま、定山渓温泉へ。

画像33

今晩は鶴雅グループの森の謌。もちろんクロロも入れます。

画像34

専用入口から入るのですが、中はロビーに繋がっているので不便はない。こういう造りは既に一般的なのでしょうか。

画像35

新しめな建物。若いお客さんも多く泊まっていた。温泉は広々しててゆっくり楽しめた。十勝川温泉のようなパンチは無いが、しっとり。さすが札幌の奥座敷。食事はコロナ対策万全のビュッフェ小皿取り放題。トゥラノよりお値段が良いだけあって料理も良い。

部屋も広くて文句無し。

画像36

さあ10日目。夕方のフェリーに間に合うよう小樽に出発。

札幌を通らなくともまっすぐ北上して行けるのね。意外と近かった。

小樽といえば裕次郎博物館。ありゃ、既に閉鎖。建物も跡形も無い。辛うじてコンテッサが残ってました。

画像37

これで60年代に太平洋レースに参加したのかあ。カッコええなあ。裕次郎はレースには出なかったらしいね。

噂に聞いてた鰊御殿。予定には入れていなかったが、ゆっくり見られて良かった。贅を尽くした、正に御殿。

画像38

松の龍が見えますか?奇岩ならぬ奇木?

画像39

縁起物だそうです。保存状態も良いですね。

さて、夕方に新日本海フェリーに無事乗船。こちらも新しめの船で良し。

画像40

なんと大浴場に露天風呂付き!尚良し。豪華クルーザーだって露天風呂はないだろう。大海原で風に当たりながら入浴は、温泉とはまた違う魅力がありましたね。お勧め。

11日目。11時頃新潟港入港。暑い、暑い。

やや波高く、ドッグランが閉鎖されてしまったので、上陸後すぐクロロの散歩。

昼食とりながら高速で一路自宅へ。

おっと、途中、長野ヤナセに修理を再度お願いし、代車で帰りましたとさ。

まだまだ見足りない北海道。あっという間の10日間だった。開拓百年の石碑をあちこちで見たが、今過疎化が進んでいるとはなんとも寂しい。せっかく開拓したこの大地をもっと生かしたいと思う人達も多いのか、外国人観光客向けか、新しめの施設も多かったのは意外だった。再度応援しに遊びに来よう。