2つの気持ちで書いてみる
Kukriです。
どういう気持ちで書いているか、
というお話。
書きたい(描きたい)けどうまくかけない
という方に何か後押しになれば幸いです。
過去に自ブログで
「何のために書くのか」という
自問自答をやったことがあります。
(ただしくは50の質問とかいう楽しい一人語り)
当時は相手のため50/自分のため50という
わりと真面目な回答をしました。
これは今も変わってないですが
スタンスをうまく使えるようになってるな
という気がします。
きっかけは自分のため。
誰かに評価されようとすると
「誰」の部分が明確じゃないと崩れてしまうので。
贈りたい人がいなければ
軸は自分でよろしいかと思います。
子供の頃に作った粘土細工のように
こねまわしているとなんかよくなってくる、
という感じが気持ちがいいし、
うまくできなかったら一から作ればよいし、
うまくなくても、いびつだっても、
自分が作った生き物なら愛せるかもしれない。
(なぜかここで廃棄物13号※パトレイバーを
思い出しました)
むこうみずに作った作品って、
「おれはいったい何を…」
高確率で後から苦しめられるけど
もっといいものを作ろうとエンジンがかかるので
それもエモいかと思います。
作品制作も佳境になってくると(納期が近いと)
精神的にきついので、
「相手のため」というスタンスを活かせます。
この「相手」は自分でもよくって
「どうやったら喜んでくれるか」とか
「こんなシーンがお好きなのでは」という
めんどくさくてしんどい工程を
喜んでもらいたい気持ちに上書きするというか。
誰かのために頑張れる気持ちをエンジンにすると
結構燃えます。
自分がマンガを描いているときは
2つの気持ちをうまく混ぜるようにしています。
とはいえ
評価されることを目標にするのも悪ではなくて、
これは人間の本能の「生き残りたい」
という部分だと思います。
じゃあ売れっ子として生き残るための努力は
なんぞやというと
日頃からのたゆまぬ研鑽なのでしょう。
これが苦じゃない人がプロなんだよね。
だからわたしはすごい量を書く人や
毎日コツコツ書く人を
むちゃくちゃ尊敬しています。
毎日ブログを書いていた時期がありますけど
何かを犠牲にしないときついし
本職でない限りは、
だいたい睡眠を犠牲にするのでよくはないです。
本を作りたいという気持ちが強いときは
4ページ書いたら本になるので。
偉い人が「折れば本」と言いましたので。
4ページなら頑張ってみようかという
気持ちでどうですかね?