煌めく時間は、日常から。

ただの推し活の話。

映画ハイキューを観に行ってきた。よかった。
何度も見てるし、何度も読んでるし
次の展開だってもうわかってるけれど
それでも心が動かされたくらいによかった。


生きるという中に
ドラマティックな瞬間はある。

夢を描いて達成に向かって進んでいくことを
美としたドラマや漫画も多く
私たちはその煌びやかな世界をまた夢見る。

負の境遇から立ち上がり、栄光を掴み取る。
なんて、夢物語だと感じる人もいるだろう。

それよりも当たり前に普通の毎日があり、
悔しいほどまでに現実的な日々がある。

うまくいかないこと、苦しくて辛いこと
逃げ出してしまうことがあるのがリアルだ。

それでもその中にある何気ない日常が
深く心に刻まれる一瞬のきらめきを作っている。

栄光を掴むことができなくたって
あっけなく最後を迎えたとしたって
そこまで歩んできた道が
「今」を輝かせてくれることもある。

いわゆる成功することがゴールとも限らない。
そもそも成功ってなんなんだ。

そんなことよりも

好きをもっと推していこうぜ。

そんなことをドンピシャに伝えてくる
ハイキューがだいすきです。

最終シーン、カメラワークよきでしたよ。
映画館で見れてよかった。

負けたところで　勝ったところで
誰も死なないし　生き返らないし
悪は栄えないし　世界は滅びない

ハイキュー!! 第324話より

2024.2.16
あっけない終わりだってある