見出し画像

少しだけ背伸びする


「ひとまず、これでいっか」

そんな風に買い物をすることってよくある。
たいてい、手に取りやすい価格のものだ。


「こんなの欲しいけど、安いのあるかな」

そんな風にモノを探すこともある。

きっと、私だけじゃないと思う。(思いたい)
不景気なこの世の中で、
少しでも安くいいものを手に入れたいと思うことは
普通の感覚寄りだと思ってる。(思いたい)

そして、それが可能な世の中であることが
本当に本当に感謝でしかない。

何かを始めてみようと思う時に
お手頃であれば失敗が痛く感じないからだ。
かすり傷にもならない、ちょっとぶつけた程度。

ただ、それでいいのか。

今まで購入したもの、手に入れたモノで
高価だったり難儀だったりしたものはなにか?
それは、今どうなっているか?

ちょっと胸に手を当てて考えてみてほしい。

欲しいけどちょっと高くて、悩んで迷って
それでも迎え入れたモノたちへの愛って
とっても大きいのではないか。

反対に冒頭で述べた
「これでいっか」のモノの扱いはいかに。

こんな当たり前のことでも
あっという間に過ぎ去る日々の中で忘れがちになる。
だからこそ、何度も振り返りたい。

ちょっと背伸びしてみること

これが人生を豊かにするってことを。

モノを大切にするというその行動が
己を大切にすることや他人を大切にすることに
深くつながっている。

だから、わたしは手に取るモノを
少しだけいいモノを選んで生きていく。

身の丈よりも「少し」背伸びしたモノ


手に入れた時な心も足も跳ねるくらいの背伸び。

大きくなりすぎてしまうと
もったいなくて使わなくなってしまって
むしろ無下にしてしまうから。
そうして心が荒んでしまうのは嫌だから。


心地よさのバランスをはかりつつ
手を入れたものを最大限に愛したい。


2024.5.22
子どもはまだそれを知らない破壊神

この記事が参加している募集

#お金について考える

38,160件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?