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三浦春馬 作品レビュー 映画「コンフィデンスマンJP ロマンス編」

ジェシーーーーーーーーーーッ、好きーーーーーーーーーーっ!!(絶叫)

ていうか、この人のことを嫌いって言う人がいるのか。
三浦春馬君演じる、天才恋愛詐欺師・ジェシー
キラッキラしすぎている、キラッキラ。
スクリーンから金粉出てないか。

この記事には、ダー子(長澤まさみさん)やボクちゃん(東出昌大さん)やリチャード(小日向文世さん)はそんなに出てこない。
赤星栄介(江口洋介さん)とラン・リウ(竹内結子さん)も、そんなに出てこない。
五十嵐(小手伸也さん)なんてもっと出てこない。
これは、ただただジェシーを愛でるだけ愛でる記事なので、普通の映画レビューだと思った人はごめんなさい。
しかも、今、公開中の「プリンセス編」でもない。
キャラクターの説明しないし、あらすじなぞったりもしないし、シーンの説明もしない。
キャプチャ画像貼ったりもしないから、皆さんの脳内の記憶を頼りに読み進めてもらうことになる。
映画のネタバレも少し含むので、一度も観たことのない人はどこかで観てから戻ってきてもらった方がよいかもしれない。

なお、「コンフィデンスマンJP」へのリスペクトは忘れていないことは申し添えておく。
ドラマも全部観ている。
このコンフィデンスマンの世界が大好きだ。

♡ジェシー登場シーン総ざらいスペシャル♡

まるで、テレビ観ながらの、お茶の間のお喋りをそのまま垂れ流すみたいになってしまっているが、宜しければお付き合いどうぞ。
ジェシーは、ダー子やラン・リウに向けて言っているわけだけれど、もしもこの台詞を自分が言われたり、されたりしたら、と想像しながら読むとたぶん楽しい。

1 のっけから白シャツで登場。

うわっ、いきなりか。この映画の最初のシーンでの登場に驚き。つられてこちらも笑顔に。白シャツに爽やかなその笑顔、キラッキラだ。眩し過ぎて直視できない。途中、映画「ゴースト/ニューヨークの幻」でおなじみのろくろを回すシーンのパロディが挟まるのだけど、半裸のジェシーのバックハグってどんだけのご褒美よ。

2 「ジェシーと呼んでください。」

はっ、はいっ❤ そんな笑顔で言われたら、秒でハートを持って行かれる。クアラルンプールで保険調査の会社を経営してるってよ。言い当てられた風の表情、巧い。左わき腹の傷を見せた時の、腹筋の割れ方に惚れる。

3 「電話くれよ。番号消していないだろ。」

車中、ダー子との関係は「元恋人同士だよ。」って、にこやかな表情で言いきるジェシー。そう言われて悪い気はしない。わき腹の傷は女に刺された跡なのだが、「君じゃなくて残念だよ。」、「(ダー子に心臓を刺されるならば)理想の死に方だな。」と、君にされるなら何だって本望みたいな言い方をする。そして、最後にこの「電話くれよ。番号消していないだろ。」は、ハートに突き刺さる。番号消していないって信じられる関係ってどういうことよ。こういう上から目線でグイグイ来る人、嫌いじゃない。

4 香港夜景に負けず劣らず、貴方もキラッキラ。

「君からの電話を何年待ったか。」
「…、君は落ちたのに?」
「僕らは最高のコンビだった。全てがぴったりとかみ合った。最初に出会った瞬間からお互いわかったんだよ、運命の相手だって。」
「本気で恋に落ちて、崩れていく自分が怖くなったんだ。」
「君への気持ちは変わらないよ。」

甘い、甘い、甘~~~~~~~っい!ずっと君のことを思っているよ、君のことをわかっているのは僕だけだよアピール。ダー子のことを「君」と呼ぶ。ジェシーは少しかがんで、ダー子の目線に合わせようとする。「君は落ちたのに?」と惚れさせた強み全開の発言。ダー子との距離が近い、近い。

5 ジェシーと言えば、真っ赤なスーツ。

ここは声出して笑ったわ。ボクちゃんの言う通り、あんなスーツが似合うの、キングカズかジェシーしかいない。ちなみに、ジェシーが着ているスーツは全てオーダーメイドだそう(監督談)。

6 これがキラースマイルって言うんだな。

ダー子の回想での、散歩するラン・リウを不審者三人から救うシーン、何てジェントルマンなの。競馬場でラン・リウとの再会してのあの笑顔。そりゃー、あの氷姫の心も溶けるわ。心を掴まれたら終わり。ジェシーからは逃れられない。映画「ローマの休日」みたいなラン・リウとのデートシーン。どんなデートしたらラン・リウが落ちるのか、ちゃんとジェシーもラン・リウの幼少期についてもリサーチをした結果よね。

7 「きれいだよ。」

ジェシーがラン・リウの上着を脱がし、ラン・リウのコンプレックスである背中のやけど跡にジェシーがキスしてこう言う。そういう自分が隠したいこととかを褒めてくれたりすると、女性は受け入れてくれる人がいるのだと、一気に心を開きがち。キスするのか、するのか???ん?しなーい!最後の舌打ち、悪い顔してるな~。

8 「君が必要なんだよ。」

ダー子がドアを開けるとそこにはジェシー。その立ち姿だけでも素敵。うちの前でも、それで立っててほしい。屋上に移動してのシーン、ジェシーの口説き技炸裂。去ろうとするダー子の手を掴んで「ダー子」と呼ぶのだが、この「ダー子」のイントネーションも、フラットではなくて、ダ・ア・コの発音の「ア」だけが下がるような、親が小さい子供に言い聞かせる時のように優しく名前を呼ぶ。孤独、人見知り、寂しがり屋なんてのは、誰にでもある性格要素で、言えば誰にだって刺さるもの。そこを利用してくるジェシー。あと、ジェシーはずっと一人称は「僕」だったのに、ここだけは「俺」。後ろからハグしながら、「俺がその穴を埋めるよ。」と強気に言った次に、「埋めさせてくれ。」と懇願。見事なマインドコントロール術。落ちるわ、これ。

「君が必要なんだよ。」
「ダー子。」
「愛を恐れるなよ。ボクちゃんとリチャードって言ったっけ?彼らは本当の君を、理解しているのかな?孤独で、人見知りで、寂しがり屋でいつも悲しい。そのどうにもならない大きな穴を必死で金で埋めてはしゃいでる。それが本当の君だ。見てると涙が出る。俺がその穴を埋めるよ。埋めさせてくれ。」

9 「おいで!」

ラン・リウに向けて手を広げ、微笑むジェシー。ラン・リウを突き飛ばして、私がその腕の中に飛び込みたいぐらいだ。でもそれしたら、私がダー子に撃たれるな。ラン・リウみたいな強い女性は言われ慣れないフレーズよ、「おいで!」って。これは効く。最強フレーズ。

10 「いいのか?僕で。」

病院にて。「一緒に連れてってくれない?」と聞くラン・リウに対して、「いいのか?僕で。」とあえての控え目な返答。イイに決まってるだろう。

11 貴方の隣を歩きたい。

香港の街。背が高くて、頭が小さい。後ろ姿も素敵。後ろから来るトラム(路面電車みたいなもの)から、さりげなくダー子をよけさせる。腰に手を添えて。加えて、笑顔!そう!これ!こういうエスコートをされたいものよ、女性は。

12 裏切ったな、ジェシー!

回想シーンで、広東語話してるジェシーの声が低くて素敵。ヘリポートでは「心を奪う最大のチャンスはハートブレイクの瞬間。そこで、命を張って彼女を危険から守る。落ちない女性はいないよ。」愛を弄ぶ、ひでえ男だ。赤星が黒幕だとダー子たちにバレてから、ジェシーの表情が変わる。後ろに下がって、冷た~い表情、低い声。こんなに瞬時にスイッチ切り替えられる人、最悪な男だ。

13 栄介の部屋

「僕は殺し屋じゃありません。僕が使うのはここだけです。」と頭を指す。この時、右耳を左手で掴むのだけど、これはどういう意味合いだろう。「20億、あるいはそれ以上。」と手をひらひらさせるのは、チャラさと悪党感を醸す良い仕草。

14 怒りのラン・リウ、登場!

ラン・リウが登場した時のジェシーの気まずそうな顔!ラン・リウが二丁拳銃で向かってきたときの慌て顔!そして、ヘリに乗って逃げる時のしたり顔!いいねぇ!このあたりからジェシーの小物感が出てくる。

15 パープルダイヤは?

贋物だとわかって、赤星の視線がジェシーへ。立ち上がって「こっ、これはランが持っていた物です。ラン・リウから直接奪ったんです。」と目が泳ぎながらどもって説明。「こいつ、ちっちゃいな。」という感覚がジワジワ。あの自信過剰なキザ男、どこ行った?

16 ジェシー、騙されていたことを悟る。

ランの屋敷はもぬけの殻。本当のラン・リウの屋敷は山の上。赤星と共に、孔海東に渡した金を取り戻そうとやってきたが、そこにはいない。「どこからだ、あいつ、どこから…。あいつら、どこから僕を騙した!?」記憶を遡っているような、目の動きが良い。

17 水着姿、サービスショット。

沖縄。ジェシーの胸筋、腹筋が綺麗。細マッチョ。触ってみたくなる。あのネックレスにぶら下がってるの、何だろう。

18 ジェシー、最高!

香港でのボートの上、「会長っ!もぉーしわけありませんでしたっ!」と土下座するジェシー。赤星にすがりながら「どーかお許しをっ!ねっ!」というが、払い避けられる。赤星がダー子に奪われた金額「30億!」と言うと、ジェシーは「はいっ!」と返事をしてしまう。そこから、赤星が倒れたジェシーを蹴り続けるのだが、「痛っ!痛っ!」「顔はっ!顔はやめてぇっ!顔はやめてくださぃっ!」と商売道具の顔は死守したいジェシー。このジェシーの表情がたまらない。ジェシーが実にダサくてカッコ悪くて面白い。このシーン、一番好き。

19 最後はお尻ぺんっ!

赤星がダー子からの手紙を読み、笑っている間に、自分も一緒に笑い出して逃げるジェシー。最後に振り返りざま、お尻ペンっ!

あぁ、面白かった。
ジェシーだけを追ってもこれだけ面白いので、それぞれのキャラごとに観ていったらもっと面白いかもしれない。
上の1と2の間、ジェシーは遠~くの方に映っていたり、美しい手だけが映っていたり、ぼやけた後ろ姿だけで伸ばした手だけはっきり映っていたりと、実は、色々と登場していたりする。
目印は左手の中指のリング。
もう一度見直して、それらを確認してみるのも楽しいかもしれない。

みんな大好き、ジェシー。

皆まで言うな、わかっている、皆もジェシーを好きだってことを。
その証拠にこの記事のコメント欄を見て欲しい。
ジェシ―だらけだ。

これは映画第3弾「コンフィデンスマンJP 英雄編」の製作が決定したという記事だけど、ストーリーがどうなるかよりも、気になるのはジェシーだ。
ジェシーは愛されている。

脚本家の古沢さんは、ジェシーを情ない役にしてしまったと言っているけど、私はそこまで情けないとは思わない。
ジェシーの台詞を見てわかるように、心理学の専門家でもついてます?っていうくらい、女を落とすフレーズてんこ盛りで、脚本の段階でもかなりのイイ男に仕上がっている気がする。
誰が演じても、それなりにかっこよくて、ちょっと嫌なヤツになるのだろうと思う。
しかし、春馬君が演じたら、そのままでは終わらない。
歯の浮くような台詞をどういう目線で、どんな声色で、どんな表情で、どんな仕草で言ったら、「落とせない女はいない」と言わしめる「天才恋愛詐欺師・ジェシー」の天才らしさがより表現できるのか。
どう動けば、どう目線を送れば、どう言えば、ジェシーのヘタレ振りが伝わるのか。
演出もあるだろうけど、春馬君も、役や一つ一つのシーンをよく準備しているように感じる。 
ジェシーはカッコ良いだけではく、カッコ悪くもあって、この二面性の落差をしっかり演じ分けることによって、ジェシーの、良くも悪くもある人間らしさが観客に伝わってくる。
たぶん、最後の方の、ジェシーがボコボコに蹴られるシーン辺りで、「ジェシー、かわいいところあるじゃん。」って皆が思い始めるのではないか。
いけ好かないキザ野郎が、憎めない可愛いヤツに転じるシーンだ。
あのシーンで観客の気持ちを動かす。
ここが三浦春馬という役者の凄さだ。
男も女も、ジェシーに心を奪われる。
女性ならば映画の中のジェシーに恋をする、男性ならば映画の中のジェシーに憧れる。
心を掴まれたら終わり。
ジェシーからは逃れられない。
そんなチャーミングなキャラにジェシーを育ててしまった。
もう、どうしてくれよう。

そうまで思わせたなら、役者として完璧よ。

古沢さん曰く、この後もジェシーが出てくる何かを計画していたらしい。
それが映画第3弾のことだったのかわからないが、私としてはジェシーでスピンオフ「コンフィデンスマンJS」を作ってもらいたかった。
五十嵐の「コンフィデンスマンIG」とかモナコの「コンフィデンスマンMC」みたいに夜中にやるのではなくて、ゴールデンのスペシャル版か、それとも映画か、いや、ジェシーが主人公なのだから、ドラマで1クールなんて最高ではないか。
ニューヨークでダー子と何があったのか、子猫の鈴木さんにどんな酷い手を使ったのか。
時々、ダー子たちに成敗されながら、ジェシーが甘い言葉で女を騙し、とっかえひっかえメロメロにしまくる全10回。
想像するだけで涎が出そうではないか。

コンフィデンスマンの世界に、ジェシーは欠かせない存在だろう。
ジェシーがいなかったら、他に誰が女を騙せるというのか。
ボクちゃんもリチャードもそこそこ行けるかもしれないが、五十嵐なんて絶対無理だ。
他の俳優が演じても、ジェシーにはもうならない。
ジェシーは春馬君しか演じられない。

「英雄編」に、ジェシーは出てきてくれるだろうか。
真っ赤なスーツを着て、そう来る!?って言うくらい、想像のはるか上を行く飛びっきりの登場の仕方をしてくれるはず。
また、コンフィデンスマンの世界でジェシーに会えることを信じて。

目に見えるものが真実とは限らない。
何が本当で、何が嘘か。
真実は愛だけが知っている。
コンフィデンスマンの世界へ、ようこそ。





「コンフィデンスマンJP プリンセス編」のレビューはこちら。


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