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自分が頼りにできるのは自分自身だけ

ミヒャエル・エンデの主人公のモモは、
友だちを失って、孤独感から
自分の道をまげかけていた。

そんなときに気づく。
私が友に何かしてもらおうとするのではなくて、
私が友を助けなくちゃと。

この世界の時間を与えている
マイスターホラに言われる。

これからは、おまえがたよりにできるのはおまえじしんだけで、
わたしはなにもしてやれないのだからね。
わたいばかりでない、ほかのだれも力を貸してやれないのだ。

ミヒャエル・エンデ作 大島かおり訳 『モモ』

ここぞという大切なときは
自分自身だけしか頼りにできない。

誰かにすべてやってもらおうとすれば
あやつり人形となってしまう。

そして、誰しもに、自分で生きる力が備わっている。

自分を信じて進もう。


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