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47都道府県いつか全部回りたい

 完全に影響を受けるタイプで、このタイトル通り47都道府県を回ってみたいという動機も本からの影響によるものである。

 その本がこちら↓
『47都道府県 女ひとりで行ってみよう』著:益田ミリ

 中身を読む前に書店でタイトル買いした本である。いつもはパラパラ〜と呼んだり、裏表紙にあるあらすじを読んでから購入に至るのだが、この本だけは背表紙が光り輝いていたので手に取りレジまで運んだ。

 ただ内容を読む前から「たしかに、いつか47都道府県回ってみたいな」という考えは芽生えていたので、正直内容に影響を受けたわけではない。(作者に失礼)

 だが、内容を読み進めることでさらにその夢が明確に夢とするようになったのは確かだ。
 内容はあまり詳しく書かないようにするが簡潔に紹介しようと思う。

 中身は47都道府県それぞれ1項目ずつに区切られて書かれている。
 そして、名前順や北海道から順にというのではなく、行った順なので少しずつ作者の心情の変化を読み解くことができる。
 47都道府県の魅力だけでなく、益田ミリさんの魅力も楽しむことができるのだ。
 だが、感想文や日記のようではなく、その土地ごとでドラマがある。そこがこの本の面白いところだ。

 だからこそ僕は47都道府県回ってみたいと思ったのだ。
 益田ミリさんの描くドラマは、日常的であって非日常的、ありそうで無いそんな旅模様になっている。
 これを読んで、僕自身が当たり前のように過ごしている毎日も他の人にとって何かしらのドラマがあるのではないかと考え、さまざまな土地に降り立ったら物語を書こうと考えた。

 まだスタートはしていないけれど、いつかスタートした時に今の気持ちをキープしたまま回り続けることができれば良いなと思う。

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