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食費について【オタクの家計簿】

食費について何を書こうかなと思っていたらこんなコラムが。

「自炊はマジで時間泥棒なので道楽趣味」気をつけるべきポイントや沼への扉が多数ある→自炊を楽にするための工夫やおすすめ情報集まる

時間泥棒。いいじゃんその分楽しんでるんでしょ。と思うのだが。人生はどれだけ楽しんだかでしょ?

まあ私は料理沼には落ちていないので調理時間は長くて30分ぐらいだ。

食材は購入した時に記帳する。「朝食」「昼食」「夕食」で分けている。私はこれで十分だがもし必要なら家計簿とは別に食材一覧みたいなものを書き出してみても良いと思う。そういう事をやっていた時期もある。しかし正直私は食材についての分析はもう終わってしまっているのだ。食材はいかに安く買うかより無駄にしない事の方が効果が有るし、外食を止めたり、嗜好品を買わない事の方が効果がある。

正直一回外食すれば食材をちまちまケチっていた分なんて吹き飛んでしまう。

どうせなら雑に作られた不味い食材ではなく、誰かが心を込めて作ったそれなりの食材を使いたい。

外食も嫌いではないのだが行きたい店は「おひとり様はふさわしくない」という雰囲気を感じるので行かない。忙しい時や面倒な時にチェーン店でそそくさと済ませる程度だ。そういう意味で私の外食は実用品であって嗜好品ではない。

それ以外の楽しむための食事は誰かをもてなすためで有って、食費ではなく交際費だ。

私は外食を食費に入れて一括で管理しているのだが、誰かと楽しむための予算を立てるべきかも知れないと書いていて考えた。その場合項目は食費と交際費どちらにするのか?うーん。減らしていきたいなら食費、増やしていきたいならワクワク費だろう。

詳しくは最初に書いた

基本の記帳法【オタクの家計簿】

を読んで欲しいのだが、かいつまむと私は家計簿を「食費」「雑費」「ワクワク費」の3つに大分していて「食費」「雑費」を減らし「ワクワク費」を増やすようにコントロールしている。

だから減らすべき項目ならば「食費」に、増やすべき項目なら「ワクワク費」に計上するのだ。

例えば趣味でお菓子作りをやっていたとする。これは生活に必要なお金ではなく趣味なのでワクワク費だ。たとえそれが将来仕事に結びつくための勉強であったとしてもやはり「ワクワク費」だ。ワクワク費は浪費であり投資なのだ。オタクにとって自分の道を究める事はすなわち投資で有ると考えるからだ。

予算を計上するうえで重要なのは「将来どうなりたいか」を見すえて組むことだ。まずなりたい自分が有って、あるいは理想とする家族像や目標の貯金額が有って、そこからじゃあどうするかという予算を組んでいくのだ。

そして実態に合った短期目標を立てるため、そして予算と実態との乖離を修正するための数字をデータ化するものが家計簿だ。

「ああ今月も赤字だ。」と自分を痛めつけて楽しむための物ではない。

その為にはこの三分割法は非常に良いと思う。

3分割ぐらいだと面倒なグラフなど作らなくても、ぱっと見で分析が出来る。予算オーバーしてしまった時も何処が多いか一目瞭然なので、オーバーした項目を詳しく見れば原因を特定できる。それにかかる時間は約1分だ。

そしてそこからさらに必要ならば分析をしていくのだ。

例えば私はこの夏、食費が毎週2000円ぐらいオーバーしてしまった。なぜだろうと見ると「朝食」が多い。何かなと思ってレシートを見るとアイスとジュースを毎回買っているのだ。今年の夏は特に暑かったので仕方がないなと思いコーヒー費を削って食費に当てた。そうやって早いうちに原因を特定し帳尻を合わせる。その為の家計簿なのだ。

データ化して分析をして、いかにダイナミックにクオリティーを上げていくかが大切だ。

そう考えると市販されている家計簿ってどうなんだろうと思う。買ったものを全部書いて行くことは反省や浪費の防止にはつながるだろうけれど、それ以上の大きな視点は育たないのではないか?もっとダイナミックな視点が無いと人は成長しないんじゃないかと思うのだがどうだろうか?

目先の倹約ばかりに夢中になっていると将来的な投資をする勇気が失われて将来的に失速する。

前作

おうちが一番【オタクの家計簿】
https://note.mu/kujirakan/n/na23a8e32f154





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