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海とダイビング、+写真

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世界最小のダイビングショップ、京都西陣の潜水工房 鯨庵。せんすいこうぼうくじらあんと読みます。海のことと、ダイビングのこと、お客さまのことを中心に書いています。
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2024年6月の記事一覧

ちょうどいいしあわせ、悪くないふしあわせ

ちょうどいいしあわせ、悪くないふしあわせ

気がつけば、除湿機の水のタンクがたまってる。水はさっき捨てたばかりだ。

梅雨がイヤだ苦手だというのは簡単だけれど、あえて言おう。めっちゃイヤ、めっちゃ苦手!

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水分がないと生きてゆけないわけだけれど、同じグループ内にいてる湿度って何?この不快感、何?

湿度が必要なことくらいはわかる。植物もすくすく育つだろう。もし空気中に水分がなかったら、カッサカサや。そこらじゅうがひび割れてく

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家族の話を必要としている

家族の話を必要としている

海の生物で、親と子が中が悪いなんてこと聞いたことがない。兄弟ゲンカをするなんて知らない。

これは海の生物にかかわらず、人間以外の生物でファミリーでケンカをしたり、わかり合えなかったりなんてことはないのだろうな。
人間以外の生物は、親は子を守る、そして前向きに生きてゆくことが、大、大、大前提になっているからである。知らんけど。

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『北斗の拳』は、壮大な兄弟ゲンカの話である。
『エヴ

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趣味ってゆうたらええやん

趣味ってゆうたらええやん

7月にもなれば、心配なくウエットスーツでダイビングできますよ!

今でも(6月後半)大丈夫、ヒヤッとするけれどウエットスーツでいける。でもそれは若かった時のこと。
今では(40代後半)いけない。7月中旬以降から。だいたいそんなもんです。

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今年、ボクはウエットスーツを新たにつくります。今まででもっともシンプルなものにしようと。

ウエットスーツでもぐれる時期をちょっと長くするために

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ステキな落とし物

ステキな落とし物

海にはいろんな物が落ちてる。

大きな物なら、船。ボート。タイヤや自転車も。小さな物ならいくらでも。おかしの袋。タバコの吸い殻。ビン。ペットボトル。網。ロープ。いくらでも落ちてる。

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その中でも、さかな釣り用のルアーやライン(糸)が目立つ。

ダイビング中にルアーを見つけたら、がっかりする。ちぇっ、なんだよって思う。

そしてボクも、いくつかのツアーを海の底に沈めたことがある。

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大人にささる資格のある遊び

大人にささる資格のある遊び

「ささる」っていう言い方、いつから聞くようになった?「刺さる」で合ってる?

スポティファイには「30代40代にささる曲」っていうプレイリストがあった。感情が動く、ゆさぶられる、そういうことだろう。

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子どもはささる範囲が広いから、どんどんぶっささる。ボクだって過去にささった傷跡なら、いくつでも見つかりそうだ。
たいていの大人は子どもの頃に比べたら、ささることが少なくなってる。子ど

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浮いてるだけで楽しい

浮いてるだけで楽しい

「浮いてるだけで楽しい」と言うダイバーさんは多い。ボクもそう思う。ふわふわしてるだけ。中性浮力でいるだけ。それだけで楽しい。

ダイビングは、そもそも浮いてるだけで楽しいものなのだ。だからそこが深くても浅くても、そんなに変わらない。“浮いてるだけ”に、水深は関係ないのだ。

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浮いてるだけなのに、プラスで海が青かったりキレイだったりする。ニゴってても(先があまり見えなくても)浮いてる

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お客さまがいい人の集合体

お客さまがいい人の集合体

カスタマーハラスメント、カスハラ。
ボクはザラメがついてるほうのカステラが好きだな。

「お客さまは神様です」って感覚は外国人でもあるみたいやけど、海外では会社側(お店側)がそう言うみたい。ニッポンは、客側がこれを言うからなんか変、らしい。金を払うんやから自分はエライ、と客が思ってるんだ。

店員さんに文句言ってる客。クレームばかり入れる消費者。アラ探しが好きなニッポン人。

ふふふ。ボクもあなた

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