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家族の話を必要としている

海の生物で、親と子が中が悪いなんてこと聞いたことがない。兄弟ゲンカをするなんて知らない。

これは海の生物にかかわらず、人間以外の生物でファミリーでケンカをしたり、わかり合えなかったりなんてことはないのだろうな。
人間以外の生物は、親は子を守る、そして前向きに生きてゆくことが、大、大、大前提になっているからである。知らんけど。

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『北斗の拳』は、壮大な兄弟ゲンカの話である。
『エヴァンゲリオン』は、おおいなる父と子の確執の話である。

人間に生まれただけで、なぜこんなに家族でケンカをしたり確執があったりするのだろう。

大変だなぁ人間。

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動物や自然のことを知ることが好きである。だからスキューバダイビングをしているし、インストラクターもしている。

親は子を守る。子は何があっても強く生きてゆこうとする。生物は子孫を繁栄していくことに集中している。シンプルで力強い。すばらしい。

カクレクマノミ 西表島
モッチョム岳からみた隣の山 屋久島

映画やマンガや小説のような人間による創作物はもちろん好きでいいけれど、自然界のシンプルさに感動してわれわれは海にもぐったり、山にのぼったり、動物を観察している。動物や自然のことは何も難しいことはなく、誰もウソなどついていない。その必要もない。

大変だよな、人間。何がこんなも大変たらしめているんだろう。みずから大変になってるな。

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シンプルで力強い動物や自然には、憧れるね。

自然は最高。
その一方で、『北の国から』とか『渡る世間は鬼ばかり』というような、大変な人間の家族の話をわれわれニッポン人は必要としている。必要としているな〜。


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