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いちめーとる

5回無料体験できるというので、中年女性に人気のカー●スに行った。
身体測定と、体力筋力測定。
体重、体脂肪、体力、筋力すべてぞっとする結果で、分かっていたこととは言え、数字として現実を突きつけられると凹むというより焦った。
お尻まわりが100センチとカルテに書かれていて、二度見した。
私のお尻まわりは1メートル。1メートルは100センチ。わあ覚えやすい。


情報番組「さらさらサラダ」の短歌コーナー。
東海・北陸地区の番組だ。福岡からはもちろん視聴できない。
歌人荻原裕幸氏に自分の短歌を読んでもらいたいだけである。

今回のテーマは「パン」
もう一首投稿していたような気がするけど忘れた。
採用していただいたのは滑り込みで投稿したこの短歌。

美味しいパン買ってきてよと伯母が言う新幹線で二時間を行く

藤田美香/さらさらサラダ「パン」荻原裕幸さん選

「きてよ」は「来てよ」のほうが意味がはっきりしたかもしれないなと思う。今後どこかにこの短歌を記載するときは「来てよ」にしよう。
恐らく「美味しいパンを新幹線で買いに行く」と読まれるのが普通。私の意図したこととは違うんだけど、これでは仕方ないし、それはそれで面白いかとも思う。客観的に自分の歌を見ることができていないんだなあと反省した。意味の捉え方はもう読んでくださった方にお任せするしかないんだけど、荻原氏はそのことに気付くチャンスをくださったのではないかと、そう思っている。(どこまでも自分に都合の良いポジティブ思考)

ひろこさんが「切ない」と言ってくれて、それがものすごく嬉しかった。

蛇口ひろこさんの短歌も採用されていた。

塩パンをトングでトレイに積み上げる人を横目にあんぱんを買う

蛇口ひろこ/さらさらサラダ「パン」荻原裕幸さん選

ひろこさんの、そのままが詠まれていてなぜかとても嬉しかった。
ひろこさんはよく「短歌にできない」とか「短歌になってない」とか言うんだけれども、その度私は「よく言うよ・・・」と思っている。(悪口)

作者と作品を混同して読んではいけないというのを、短歌ではよく聞くんだけど、それに関してはうるさいなあいちいち、と思っているので(怒られるわ)、このあと、数日後かもしれないし、もしかしたらあんぱんを買った後かもしれないんだけど、ひろこさんは塩パンも買うと思う。そこまで想像してかなり笑った。

しかし勝手に蒸し返すけど、「作者と作品を混同してはいけない」というのはどういうことなんだろう。自分を表現するために短歌を書いているのではないのか。短歌に限らず、詩歌も小説も絵画も舞踏も、陶芸も手芸もなんでも、自己を表現しているのではないのか。そういうことではなくて、単純にフィクションかノンフィクションかの話なのか?


スマホに、あおあおとした田んぼの中にぽつんと校舎が写っている写真が送られてきた。幼馴染からだ。中学校の写真。
出張で地元にいるらしい。「変わらんなあ」と一言添えてあった。
なんだかもうめちゃめちゃ良かった。


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