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採用SNSアカウントのフォロワーを増やす5つのポイントと8つの重要アクション(フォロワー0でもOK)
SNSは、現代の情報収集・コミュニケーションツールとして欠かせない存在 であり、採用手法にも大きな影響を与えています。
今回は、時代や求職者の変化に適応した採用を行うために、SNSリクルーティングでフォロワー数を増やす方法を解説します。
1. SNSリクルーティングを始める前におさえるべき5つのポイント
「最近話題だから」「競合他社もSNSリクルーティングをやっているから」という安易な考えでSNSリクルーティングを始めるのは危険です。 何も考えずに始めてしまうと、得たい成果を得られなくなってしまいます。 SNSリクルーティングを始める前におさえるべきポイントは5つあります。
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①誰をターゲットにするか
やみくもにコンテンツを考えて発信するのではなく、「誰に対して情報を届けたいのか」を決めることが重要です。ターゲットを明確にしましょう。
②発信の目的や内容の方向性
「何のために情報を発信するのか」「情報の受け手に、どのような行動を促したいのか」という発信の目的を決めます。 加えて、「どのようなコンテンツを届けたいのか」内容の方向性も固めます。
③発信者のキャラクター
真面目、フレンドリー、ふざけた雰囲気など、発信者のキャラクターを決めることも重要です。 キャラクター設定をすることで、ユーザーにとって印象に残りやすいアカウントになります。
④発信のトーン&マナー
さまざまなカテゴリー、テイストの情報を発信してしまうと、アカウントのコンセプトや雰囲気、世界観が崩れてしまい、ユーザーにちぐはぐな印象を与えてしまいます。 アカウント開設前にトーン&マナーを決め、そのルールから逸脱しない発信をするようにしましょう。
⑤競合他社は「どのような発信が伸びているか」「フォロワーと、どのようなコミュニケーションをしているか」
競合他社のSNSアカウントを調べ、事前に「どのような狙いで、どのような発信をしているか」「フォロワーに支持されやすい投稿は何か」「バズった投稿は何か」「フォロワーと、どのようなコミュニケーションをしているか」を把握しておきましょう。 他社の成功要因を分析することで、SNSリクルーティングの成功確率が高まります。
2. フォロワー数を増やす方法
SNSのアカウントを開設したら、自社に興味や関心を持ってくれるフォロワー数を増やすことが重要です。フォロワー数を増やす方法を8つ解説します。
2.1 プロフィールやアイコン、カバー画像を魅力的にする
ユーザーがアカウントをフォローするかどうかを判断するときは、基本的にはそのアカウントのプロフィール画面を経て、フォローするかどうかを決めます。 そのため、プロフィールに「このアカウントは何なのか」「何を発信しているのか」「このアカウントをフォローすると、どのような情報が得られるのか」のメリットを記載し、ユーザーに提示する必要があります。
アイコンやカバー画像には、インパクトがある覚えてもらいやすいものを選定しましょう。自社の代表的な商品やサービス、ユーザーの見覚えのあるロゴなどを掲載するのがおすすめです。
2.2 社内外の人とコミュニケーションをとれる場にSNSアカウントへの導線を設ける
仕事をしていると、社内外の人とコミュニケーションをとる機会が多くあります。 その機会をSNSアカウントのフォロワーを増やすために活用することができます。
①自社のHPや採用サイト、オウンドメディアなどにSNSアカウントを組み込む
自社のHPや採用サイト、オウンドメディアなどがある場合は、SNSアカウントを掲載し、ユーザーにSNSをしていることがわかるようにします。 自社に関するページを訪問したユーザーがSNSのアカウントを見てくれれば、フォロワーになる可能性が高まります。
例えば株式会社サイバーエージェントのHPでは以下のように、SNSアカウントへの導線があります。
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② 社内外のミーティングやセミナー実施時の背景にアカウントのQRコードを掲載する
リモートワークが普及してから、社内外のミーティングやセミナーをオンラインで実施するようになりました。 これらの機会もSNSアカウントのフォロワーを増やすチャンス! ミーティングで使用する背景画像にSNSアカウントのQRをコードを掲載し、ミーティングやセミナー参加者にフォローを促しましょう。
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③ メールの署名にアカウント情報を掲載する
社内外の方や候補者とのやりとりで使用するメールにもSNSアカウントの情報を掲載することで、「SNSをやっている」と認知してもらいやすくなり、フォロワー数を増やせる可能性が高まります。
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2.3 ターゲット層がアクティブな時間帯に発信
フォロワーを増やすためには、アカウントの存在を認知してもらうことが重要です。 認知を獲得するには投稿を多くのユーザーの目に触れるようにする必要があります。 「ターゲットがアクティブな時間帯はいつか?」を調べ、自社のターゲットに合わせた発信時間帯になるように発信タイミングを調整するといいでしょう。
2.4 投稿の回数を増やす、頻度を上げる
フォロワー数を増やすためには、アカウントがアクティブに運用されている必要があります。投稿頻度が低いよりも高いほうが、ユーザーに興味を持ってもらいやすくなります。 「1日に◯投稿する」と社内でルールを決めて運用するようにしましょう。
2.5 ハッシュタグを活用する
SNSのユーザーはハッシュタグ(#)検索を活用して自分がほしい情報を探すことが多いです。ハッシュタグを活用することで、自社のアカウントをまったく知らないユーザーにアカウントを見つけてもらえる可能性が上がります。 「ターゲットがどのようなキーワードでハッシュタグ検索をするか?」を想像して、投稿にハッシュタグをつけるといいでしょう。
2.6 こちらからユーザーに積極的に働きかける
ユーザーからフォローしてもらうのを待っているだけでは、フォロワーは増えていきません。 こちらからユーザーを探し、積極的に働きかけをすることも大切です。 以下に、ユーザーに働きかけをするときのポイントを記します。
①競合他社のフォロワーをフォローする
競合他社をフォローしているということは、自社にも興味を持ってくれる確率が高いということです。 競合他社のアカウントのフォロワーをフォローし、投稿に対して「いいね」やコメントなどのアクションをし、自社もフォローしてもらうようにします。
②自社の商品やサービスに言及してくれているユーザーを探す
キーワード検索やハッシュタグ検索を活用し、自社の商品やサービスを認知して、言及してくれているユーザーを探します。 そのユーザーの投稿に対して「いいね」やコメントなどをして、自社のアカウントの存在を認知されるようになれば、フォロワーになってもらいやすくなります。
2.7 影響力のあるアカウントとの交流を図る
自力でフォロワー数を増やすのは、なかなか難しいです。 なので、その業界における有名な公式アカウントやインフルエンサーの力を借りましょう! 有名な公式アカウントやインフルエンサーの投稿に対して「いいね」やコメントなどをし、自社のアカウントが他のユーザーの目に触れる機会を増やします。
2.8 人事の個人アカウントで運用する
企業の公式アカウントでは、人間味やリアルさを出しづらいということもあります。 可能であれば、人事の個人アカウントを作成し、普段の投稿に加えて人間味にあふれた投稿もすることで、多くのユーザーの共感を得やすくなります。 その結果として、自然とユーザー数も増えていくでしょう。
3. おわりに
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