観劇ファンが本当に使っている双眼鏡は?
お久しぶりです。くいすです。
以前、自身のTwitterにて観劇ファン(主にヅカヲタ)が、実際に使用している双眼鏡は何か?というアンケートを実施しました。その結果は動画でお話しているのですが、せっかくなので気軽に見れるNOTEでも残しておこうと思い、記事にしております。
▽▼動画はコチラからどうぞ▼▽
『推しを見逃さない!!観劇ファンがみんな持ってる“最強の双眼鏡”って!?』
観劇ファンのマストアイテムといっても過言ではない!双眼鏡!
(ヅカヲタはオペラグラスと呼ぶが、実際使っているのはほとんどが双眼鏡)
自身の友人が双眼鏡を購入するということで、観劇ファンの諸先輩方にどんな双眼鏡をしようしているのか聞いてみるというアンケートでした。
参加くださった方はなんと約120人!ありがとうございます!
まずはアンケートデータを見ていきましょう!
Q. 主な観劇対象は?
(複数選択可)
参加されている方が全員が『観劇・ミュージカル』を主な鑑賞対象であるとしていて、その多くがタカラヅカのファンであるようです。
天体観測をされる人はひとりもいらっしゃいません(笑)
Q. よく行く劇場のキャパシティは?
観劇ファンの中でも、特に多いのが『2000~2500人』を選ばれている方が半数近く。
宝塚大劇場は2550人収容できる劇場なので、タカラヅカファンの多くは『2000~2500人』『2500~3000人』のどちらかを選ばれているのではないかと思います。
ここからは、実際に観劇ファンに使用されている双眼鏡について詳しく見ていきましょう!
Q.双眼鏡を何台持っている?
双眼鏡を何台持っているかというアンケートに関しては、1台持ちの方と2台持ちの方がほぼ同率。全体としては複数台持っている方が多いという結果になりました。私も2台持っているので、複数台所持者が多いことに改めて気づきました。
Q.用途によって使い分けをしているか?
複数台双眼鏡を持っている方へ、用途によって使い分けをしているか聞いてみたところ、半数以上が使い分けていると答えられています。多くの方が劇場の大きさ、キャパシティによって双眼鏡を使い分けをしているとお答えになっています。なるほど!
Q.使用している双眼鏡の倍率は?
圧倒的に多いのが8倍!やはりだいたいの製品で8倍の倍率は当たり前についているからでしょうか。それについで10倍が多い結果に。
さらになぜ5倍が数を伸ばしているかというと、後程詳しくご紹介しようと思いますがタカラヅカファンに人気のメーカー『日の出』の製品を使用している方が5倍を選んでいるという結果になっています。
それ以上の倍率と答えた方は12倍、変倍(倍率を変えられるもの)を選んだ方は『7~21倍』『8~24倍』など様々な意見がありました。
Q.使用しているメーカーは?
さすがビクセン!圧倒的支持率でアッパレ!という感じ。私もビクセンを使用しています。続いて、『それ以外』のメーカーとなってしまったのには、先程もお話した『日の出』が関わってきます。大手のメーカーを差し置いて『それ以外』の選択が上がってくるとは思わず(笑)アンケートの選択に入れておくべきだったと反省。私も勉強不足でした。
Q.購入価格は?
購入価格は『5000円~1万円以内』という回答が多かったです。一番安くて2000円台のものから、一番高額のもので7万円!!双眼鏡に命かけていらっしゃる方もいるのだなぁと思いました。私が使用しているものはだいたい1万5000円くらいで購入したと記憶しています。
Q.使用年数は?
双眼鏡を使用している年数ですが、3年ほど使用していると答えた方が多かったようです。あまり壊れることのない双眼鏡、中には20年以上使用しているかたもいらっしゃいました。アンケート時には購入して2日目というとてもタイムリーな方もいらっしゃいました!私は7.8年くらい使用している気がしますねぇ。買い替え時かなぁ…。
ここからは、具体的にどの双眼鏡を使用しているのかみていきましょう!
Q.実際に使用している型番・商品名は?
みなさん各々使用されている型番や商品名を明記いただきました。 メーカーごとに人気の商品をご紹介していきます!
・Vixen ビクセン アトレックシリーズ
ビクセンユーザーのなかで、一番多人気だったのがこのアトレック。
さらにアトレックシリーズの中でも一番選ばれていたのが、コチラ!
『アトレックⅡ HR8×32WP』(メーカー小売価格:28600円)
口径が大きいので視野が広くて明るい、色が綺麗!アトレックシリーズは明るくて綺麗だけれども、デカくて重いが、これは片手で持てる大きさなのもいい。
とにかく明るく宝塚大劇場の最後列から見てもブルーレイ画質。劇場で持つと周囲のオペラグラスに比べてゴツくてガチ勢みが出るのが恥ずかしい。
めちゃめちゃめちゃ綺麗です。肌荒れすら見える(推しごめん)
とにかく明るい!キレイ!という声が多かったのが『アトレックシリーズ』ただ、レンズが大きいせいで双眼鏡自体も大きいのが悩み。その中でも『アトレックⅡ 8×32』は綺麗な上、片手で持てるためどちらも譲れない人から支持されているようです。
・Vixen ビクセン アリーナシリーズ
ビクセンの2番目に人気なシリーズ!お値段もお手頃なのに、8倍の倍率があってコストパフォーマンス高めの一品。
『アリーナM 8×25』(メーカー小売価格:12100円)
300~3000人程度の劇場であれば、8倍の倍率と明るさで十分カバーできる。掌にしっくりくるサイズなのもいいところ。
メガネをかけたまま使用する双眼鏡を探していたところ、店員さんにすすめられた。アイレリーフが高いので眼鏡をつけてもレンズにあたらないのがいいところ。
『アリーナM』は眼鏡をかけても見れる双眼鏡として人気がたかいようです。アイレリーフが高いとレンズから目が離れているので、長時間見続けても疲れにくいという特徴もあるそうです!
さらにアリーナシリーズには、もうひとつタカラヅカファンに支持されている双眼鏡があります!
『アリーナ H8×21WP』
こちらはカラーバリエーションが豊富で、宝塚の組カラーを全て揃えたもの。それもそのはず!こちらは宝塚大劇場/東京宝塚劇場内でレンタルできるオペラグラスと同じモデルのもの。
公演中の組カラーに合わせたものが借りられるというファン心くすぐるレンタルオペラグラス。これと同じものが欲しい…!推しカラーが欲しい…!という方に人気の双眼鏡です。
・ヒノデ
先ほどから何度か話題に上がっている、タカラヅカファンから圧倒的人気を誇るメーカーの『日の出』から人気の双眼鏡をご紹介します。
『日の出』というメーカーは高倍率=性能ではない!見かけの数字を追いかけず、使いやすくより見えやすい双眼鏡づくりをしているのだそう。 倍率が低くても、見えやすいというのが売り!しかも公式HPから購入すると、1カ月の返金保証がついています!!かなりの自信を感じますよね。
『ヒノデ 5×21 A5』 (14800円)
めちゃくちゃ明るい!視界がクリアで肉眼で見ているよりも綺麗に見えるので手放せませんっ!さらに、重さが200gほどで軽いのも魅力!ずっとのぞいていても疲れません!
双眼鏡を使うと、視野が狭い暗いで使ってこなかったのですが、これを友人から勧められて買ったら、手放せませんっ!
『ヒノデ5×15 N2』(7980円)
Aシリーズよりも軽さや小ささを重視し、安いのによく見えるの双眼鏡を追及したもの!こちらを選ばれている方もいました。
後方席だと見えにくいけど、宝塚大劇場だったら20列目くらいまでならこれが一番!A席・B席はビクセンの10倍を買ったので、使分けています!
『ヒノデ 6x30-B+(ビープラス)』(32800円)
これは上記の2つでは物足りない!本格的な双眼鏡を求めている方に選ばれているのはコチラ!倍率は6倍で、レンズ幅が30ミリ!かなり明るくきれいに見えるのに400gと軽量化も忘れていない、お値段も納得の双眼鏡です!
日生劇場、新橋演舞場メインの現場にはちょうどいい!明るさが半端ないので、暗転中も明るいので推しが何をしているかわかります!ダンスを踊っている推しのまわり5人くらいまとめて見れるので、アイコンタクトなどしているところを見逃すこともありませんっ!
ここからはメーカーにこだわらず『こだわりを追及』した双眼鏡をご紹介していきます!!
・防振機能つき双眼鏡
多くの双眼鏡で起きる、手ブレや振動を抑える機能のついた双眼鏡!
『ビクセン ATERA H10×21』(メーカー小売価格:71500円)
とにかくきれいで明るく見える!防振だけど軽め、電池が単4。電池が切れても防振をつけなくても明るさは変わらないのがいい!
ビクセンの防振双眼鏡のこちらは、世界最小・最軽量!なんです。デカい・重い!というの悩みに寄り添った双眼鏡。使用する電池も単4という事で手に入りやすい電池を使用しているのもありがたい双眼鏡!これだけの価値を見出すことができればお値段も納得の双眼鏡なのかもしれませんね!?
・カブキグラスという選択肢
『カブキグラス』 (33000円)
日本の匠が作る!4倍・92gのオペラグラス!耳にかけて手で持つ必要がなく、手ブレは起きるはずもない!オペラグラスです。
レンズがすごく明るいのと、拍手や手拍子しながらでも使えるので、登場シーンやパレードでも推しを見逃さない!!
ハンズフリーというのは最大の魅力!タカラヅカはとくに拍手する場面が多いので便利な機能!
ちょっと見た目が面白いというのはご愛敬ですね♪
いかがだったでしょうか?
双眼鏡は自分の好みの見え方と重視する機能を入れたときに、何を妥協できるか?という部分で選択肢が変わってくるなと思いました。
例えば価格の問題だとしたら、双眼鏡は半永久的につかえると思うので、初期費用は高くても減価償却費を考えればお安い!という考えの方もいるでしょうし、できるだけコストを抑えたい方もいらっしゃるでしょう。それぞれで選ぶ双眼鏡が全然変わってくるだろうなと思いました。
みなさんは何を選びますか?
今後、双眼鏡のご購入をお考えのみなさまに少しでも参考になればいいと思っております!
最後までご覧いただきありがとうございました♪
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