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仏様にはなれない

世の中仏様はいない。
違う。自分は仏様のようにはなれないというのが正しい。
生きていればある程度を不平不満は出るし、人間関係だってあの人のあそこが嫌いだ、なんていうことがいっぱい出てくる。
かわいいかわいい我が子や愛しい夫にだってそう思うのだから不平不満を出さないなんて無理な話。
その不平不満を表(顔)にいかに出さないかということと、その対処方法が重要なのではないかなと最近思うようになってきた。
一番は無関心でいることなのだがそうも言っていられない。
生きていくのは難しいな…

来週、息子の就職試験なのだ。
息子が ADHD なので不安いっぱい。
工業系の高校に進みそのまま手作業や身体を動かす仕事に就きたいと言う。机に向かってじっと座ってなんてはできないので作業した方が彼にとっては楽なのであろう。
工業系なだけあって危険も伴うので親としてはとても不安。
そしてとうとう彼は高校3年生。
今年就職試験なのだ。
コミュニケーション力は異常に高いくせに、面接とかそういったものはとっても苦手。緊張してしまうらしい。
私も緊張してしまう方であったのですごくよく分かる。
今でこそ緊張してしまうことはなくなったが…
なぜ緊張してしまうのか…
それは間違ったことを言ってしまわないか…とか、自分を不格好にしたくない、ミスをしたくないという気持ちが強いのかなと思う。
最近、私はどんどんおばちゃん化していってしまい昨年度は子供会で役についたせいかなんだか開き直ってしまった。
間違っても正せばいい。
誰に何か思われても多少は気になるけども、あとで塗り替えるのは可能だというのが分かった。
誠実に動き続けることが大切だ。
ミスは早く認める。変更することは早く実行する。
周りと共有する。助けを求める。
これさえしておけばミスをしてもなんとか
形になってなんとかなる。
まぁ一介の主婦の私だからそんなのかもしれないけども。
私は私で変われないのだからとある意味開き直らないとな…
長男の面接。
それも開き直っていつもの長男でいてくれたら大丈夫だと思うんだけどな…

口うるさく注意することはできるけど、結局は本人次第。
人間って少しずつ干渉しあって引っぱられたり押されたりしながら試行錯誤して生きていくのよね。
親としての私は見守るしかできない。
仏様のようにできたらいいのに。

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