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「作句ノート」の使用例あれこれ

この記事では、句具の作句ノートの中身の解説と、使い方の一例を紹介します。

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「線一本」の作句ノート

作句ノートは、その名の通り「俳句をつくる」ための、シンプルなノートです。
ノートによくある罫線やグリットはありません。あるのは、線と点の組み合わせによるガイドラインだけ。この一本のガイドラインを活用しつつ、自由に使ってもらえるというのが、この作句ノートの一番大きな特長だと思っています。

この線の意図と活用法

ノート上部に印刷してある、線と点の組み合わせによるライン。
線幅を目安に句を書き並べることで、1ページに7句、等間隔で俳句を並べることができます。

作句ノート説明

たくさん書きたいときは、この間にも書いて最大13句。
罫線がなくても、同じ間隔で俳句を並べることができるように、線と点の組み合わせになっています。

また、この線を境に、上段をメモ欄、下段を作句フリースペースと、用途を分けて使うことができます。

使用例① ぐちゃぐちゃ書く→完成したら定位置に

思いついたことを書きながら、俳句を組み立てていくときに、完成句に「定位置」をつくるのに便利です。

作句説明_for note_5

たとえば、ひとつの兼題について、連想できるワードや、そこから広がる景色、取り合わせたいシーンなどを思うがままに書きます。
俳句の形になってきたら、いったん定位置に軽く書いてみて、検証→推敲。

「よし、これで一旦完成にして、また後日推敲していこう」と決まった句には、上段にチェックマークや「要推敲・〇〇へ投句」などメモをつけておいても良いですね。

使用例② 罫線がないから、自由に推敲できる

推敲していくときにも、自由に書き加えることができます。
罫線がないため、書いたり考えたりするときのノイズが少なく、紙面上で派生した言葉を追いかけながら、のびのびと推敲ができるように、フリースペースを大きく取りました。

作句説明_for note_2

ここでも、整った句は、一度、定位置に書いて置くことができます。
推敲しすぎて、後日見返したときに「あれ?最終どれになったんだっけ…?」と、完成句が迷子にならないためにも有効です。

使用例③ ただ並べてみるだけでも楽しい

線のないフリースペースながら、ガイドラインを参考にすることで、1ページに7句、等間隔に並べることができます。

連作を整えたいとき、順番を検証したいとき…。
余白を作りながら、等間隔に並べて考えることができます。

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使用例④兼題や投句日・投句先の記録に

ラインの上段は、日付を書いたり、兼題をメモしたりと、タイトル的に活用してもらえるような幅にしました。

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作句ノート1冊まるごと「投句ノート」にして、ひたすら、投句先と日付、投句した俳句を記録していくというのも便利です。

しっかりと記録し、見返すことで、二重投句を防ぎます。
入選した句に◎印をつければ、投句&入選管理ノートとしても活用できます!

使用例⑤ 季節ごとにノートを分ける

句具の作句ノートは、春夏秋冬に加えて新年をイメージした5色展開。
作句ノートを5冊持ち、季節ごとにノートを分けるのもおすすめです。

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季節ごとに、つくった俳句やそのアイデアが分かれていることで、「昨年のこの季節には、どんな句を読んでいたかな」と見返したり、一年前の句をもう再度推敲して完成させたりと、さまざまな使い方ができます。

季節ごとの歳時記と、ペアにして本棚に入れておくのも良いですね。

「#句具の使い方」でアイデア教えてください!

いろいろな使い方ができる、句具の作句ノート。
罫線がなく、自由度が高いので、上下をひっくり返して句会ノートとして使ったり、テレビやラジオで知った俳句をメモする専用ノートにしたりと、人それぞれ、いろんな使い方ができると思います。

ぜひ、あなたの使い方やアイデアを、「#句具の使い方」のハッシュタグで教えてください。
おもしろいアイデアは、Twitter・noteなどでどんどん紹介させていただきます!

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