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最近の記事

ヘラクレスの栄光3(アプリ版) 偏見だらけのプレイ記

ストーリー的な意味でヘラクレスの栄光は4が一番好きなんだけど世間的には3の方が評価高いのでいつかやってみたいと思っていた で、以前スマホアプリで出ていた簡易版がスイッチに移植されてることに気付き、早速やってみた これは私(ねねてろ)が3をプレイしたことによるその感想と、思いっきりの主観が混じったストーリー解説です まじで思いっきり主観だし口悪いです ▼ もともとヘラクレスの栄光は4だけやったことあって、それがめちゃめちゃめちゃめちゃ面白かったんす なにってもうストーリーがで

    • わるいにんげん

      悪い人間のことを悪い人間だなあと思ったので「悪い人間だなあ」と口に出した瞬間、脳裏に「世の中の悪はなぜ滅びないのか?」という有史以来人類共通である疑問が浮かび、鏡の中の私が言った「自分がなぜいますぐ死なないのかということと同じだゾ」

      • 手相占いの女

        手相占いの女は「あなた、文章を書くのが好きでしょう」とはっきり言った。 「占いなんてどうせヒアリングからのカウンセリングなんでしょう?」という表情のまま、私は固まってしまった。もちろん一言も、文章を書くのが好きだなんて、打ち明けなかった。 その通りです、と答えるとヤッパリねと女は無表情で言う。仕事は何してるの? 「普通の事務です」嘘なんだけど半分本当で、私は他人に仕事を聞かれると必ずそう答える。自分の仕事の説明が難しいからだ。半分普通の事務だし、遠くないし。本当に普通の事務?

        • 文字化け

          幼馴染みの子、幼稚園から付き合いがあるが、私と出会うことはすべて謇狗嶌に譖ク縺?※縺ゅ▲縺んだよ お互いゲームばっかり繧?▲縺ヲ繧が死ぬことなくこの歳までおめおめと生き残り、老後の話をして、縺壹▲縺ィ荳?邱偵↓縺?◆縺??縺って笑いあった 平和な休日でした

        ヘラクレスの栄光3(アプリ版) 偏見だらけのプレイ記

          とけだす こころ

          アジカン未来の破片の "溶け出す こころ" というのは、好きな相手を前にして文字通りほだされてしまい感情がほぐれ、気持ちがバレそうになる甘い恐ろしさのことではなく、あまりの無力感・絶望感・希死念慮に日々見失いそうになる自我のことで、それをお前のおかげでなんとか自分の形に留めているんですよという歌(嘘)

          とけだす こころ

          すみっコ

          "悟空のきもち"というヘッドスパ店があり、50万人が予約待ちしてるというところなんだけど先日やっと予約取れたので行ってきたんす 思想が強いダーマ神殿みたいな内装だった 正直寝たけど、期待してたほどかというとそうではなかった それにしても東京ってほんとなんでもあるね 50万人が待つ店さえあるんだから、すみっコぐらしの"すみっコ"とは東京以外のことなんだってお前らはいつ気付いた?

          そのへんの雑草を食べて生きている人

          実家の隣は公園なんだが毎年父が生えてるキノコ食べようとするので母が止めている。今年こそは食うかもしれないと我々子供たちは思っているが毎回母がうまいことやってるのかギリギリ食べない。子供の頃道端で死んでた鳥を触っただけでめちゃめちゃ叱られたのにいま父はキノコを触るどころか食おうとしてて納得いかない。人間は歳を取るにつれて子供に戻っていくということなのかもしれない。 先日たまたま実家に寄った際、やはり親としては近くに住んでほしいのか「★★(実家あるとこ、地元)に住むのはどうか」

          そのへんの雑草を食べて生きている人

          ターちゃん

          両親はかなり過保護で、娘が道を間違えないように(?)あれをするな、これをするな、女の子らしくしろ、この本を読め、こういう服を着ろとあれこれ口を出してくるタイプだったので割と禁則事項が多かったように思うが、法に抜け穴があるように我が家にも抜け穴があってそれがジャングルの王者ターちゃん(アニメ)だった。 それだけ娘の情操教育に厳しいのになんでターちゃんは見せてくれたんだよといま思えば不思議なのだが親の判断基準はかなりB∀Gっていて、クレヨンしんちゃんもバカ殿も見せてくれながらも「

          ターちゃん

          祖母

          先週祖母が実家に来た。関西で一人暮らし。父の母だ。私はもう8年くらい私は会っていない。 本人の希望で関西にいたが、先日大怪我をして入院してから父がいよいよ放っておけなくなり、実家での同居を提案している。 私は母が介護することになるだろうと不安で、でも祖母が一人で暮らしていることも不安で、私にはすでに結婚して家庭があって、賛成も反対も難しかった。 実家に数日泊まって、関東での暮らしをちょっと体験させる"お試し"だったらしい。顔を見に行こうと一泊で私も帰宅した。祖母は耳が遠くなっ

          おともだち

          人は落ち込んでいるとき、自分を必要以上に卑下しがちである。その日松本は好きな女の子に振られたとかなんとかでたいそう落ち込んでおり、我々は落武者みたいになっている彼を必死に励ましていた。 「もうダメだ……」 中でも安西は神妙な顔で話を聞いていた。松本とは入学当初からすぐ打ち解け、特に仲良くしていた。そんな彼は思うところが人一倍あったのか、松本を一番強く励ましていた。だめなんかじゃない。そんなことないよ。他にいい女いるよ。まっちゃんに相応しくなかったってだけだよ。 しかし分厚い

          おともだち

          昔の話①

          ケツメイシを"ケツメ"と略すと知った当時女子高生の私は衝撃を受けた。 "イシ"しか略せていない───。 略すならば元の単語より圧倒的におトクであるべき、という目的意識が強かったため、"ケツメ"まで言えるならもうその勢いで"イシ"も付けてしまえるだろとやり場のない思いを抱えた。 数日後「ケツメイシのことケツメって略すんだって、意味なくない?」と友達に話したところ、彼女はエッという顔をしたあとにサラリと「じゃあもうケツでいいじゃん」と言った。 "じゃあもうケツでいいじゃん"

          昔の話①