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#86 小田原駅界隈【ソロ旅日記①】

2023年3月5日(日)
この日、人生初めてのプレ・ソロ旅に出発です。大体ひとり旅って、まだ気力と体力がある若い時にする人が多いと思います。この年になって初めてって汗。ちょっと恥ずかしい?
遊び以外でビジネスホテルなどに1人宿泊は何度かありますけど、レジャー目的の旅行はと言えば、若い頃は学校時代の友人達と、あるいは家族と、圧倒的に多いのはその当時付き合っていた彼氏と行くのが常だったので、1人でということがまずありませんでした。
でもついに、その時が!
行きたいところは山ほどあるのに、ツアーは嫌いだし、旅友を探す手間も面倒だし、時間かかるし…私に残された時間も逆算したらそんなにたくさんあるわけでもないから、行動あるのみ。
かといっていきなり遠方は度胸がいるので、まずは「プレ」ということで、通勤圏内の小田原へ。何度も来たことあるので特段来たかったわけではないですが、実はこの日、小田原近くでサークルのイベントがあったため、どうせここまで来るのだったら泊まっちゃえ!ということにしました。イベントがなかったらおそらくソロ旅もなかったですね。

1泊用のキャリーケースに荷物を積み込み、前の晩は緊張であまり寝付けなかったけど、3時間位は寝て睡眠不足状態で出発!
路線アプリでは、西武線から小田急線の乗り換えは20分位の余裕を持って提示されてましたが、心配だったのでさらにもう10分早めの電車に乗ることに。乗り換え途中でアクシデントがないとも限らないし。
逆に時間有り余っちゃって暇潰すの大変かも?と思ったのも束の間。
西武新宿に到着して、早速アクシデント発生!!

そう、3月5日は東京マラソンの日。地上に登ってきたらこんな状態。
一応その情報は知っていたのですが、道路が規制中まで頭が回りませんでした💦
ガード下を潜って、この横断歩道を渡れば最短距離で小田急線に着くのですが、
なんとなんと、道路は一面封鎖されてた😫

荷物をガラガラ引っ張って地上に出てきたというのに、また西武線方面の地下に降りて遠回りして移動しなくてはいけません。
のんきに写真なんて撮っている場合ではなかった💦
大変大変!地下道は、地上を渡れない人たちで大混雑!
その人たちの間を早足でくぐり抜けて、小田急線へ。予約した時間に間に合うかかなりギリギリ!初っ端からものすごいスリル満点の旅になりました。

特急が入線ギリギリに無事到着〜!
10分間余裕を持たせて出発しておいて正解でした。
もう〜汗ダクで大変な状態です🥵

そして約1時間、あっという間に小田原到着〜。

いつも車で来る場所なので、ほぼ初めて駅舎を見たけど…
小田原駅がものすごいことになってました❗️
乗ってきたロマンスカーともお別れ
小田急線の改札を出て、お隣はJRの改札口。
大きな荷物を引っ張っている観光客がたくさんいて、だんだん旅モードになってました♪
小田原駅東口の外観。めちゃくちゃ立派になってます
いつの間にか、駅の隣に飲食店や売店中心の立派な商業施設が!
後ろには、クリニックや公共施設、ホテルなどが入った複合施設ができていました。

何はともあれ、駅前の脇を入ったこの通りでお昼を食べて、今夜の宿泊場所に荷物を預けて、また電車で移動です。

もう少しこの通りも探索したかったけど、時間がなかったのでランチだけ。

この後2時間半くらいイベントを楽しんで、15時ぐらいにはまた小田原に戻ってきました。
この日は雨予報があたり、すでに戻ってきた時は雨が本降りとなっていました。計画では夕方海岸のほうに行って夕日を見たり、気になる喫茶店でお茶したりと考えていたのですが、残念ながら諦めました。

雨でも、宿泊施設のすぐ側に、たくさんの飲食店が並んでいるので便利でした

結局、宿泊施設でお風呂→外で夕食→そしてまたお風呂→寝る
みたいな感じで22時前に寝たので、午前1時に覚醒しちゃいました。
(その後、午前6時まで頑張って寝ましたけどね)

3月6日(月)
ホテルで昨日買っておいたパンを食べて8時半に出発。ほとんどの人が出勤や通勤で駅に向かっている中、私は逆方向に歩いて行きます。
雨も上がっていたので、早速海岸へ向かっていくと素敵な建物発見!

仏具を売っているお店のようです
この道をずっとまっすぐ歩いて行きます。
ん?なんか、この感覚、懐かしいなぁ〜。
そうだ、埼玉に住んでいた時も、こんな感じの閑散とした道を嬉々として歩いていたなぁ

とここで、面白いもの発見。

ただの自販機ですが、東京では見ることのできない面白いイラストです
通りの向こう側、以前館林で見たことのある建物に似てるな〜。
ここは日本料理のお店のようです

この立派な建物についての情報を調べたら、“唐破風入母屋造りの建物で、国の有形登録文化財にも指定され、小田原市街の町並みを代表する建造物の1つとして親しまれている”との事でした。中にも入ってみたかったですね〜、また機会があれば立ち寄ってみることにしましょう。

だるま料理店のすぐお隣にあるろうきん小田原支店。
こちらもアール型の曲線が目を引く、モダンな建物でした
さがみ信用金庫もデザインが凝っていて歴史を感じる建物
カフェやお店の上に、ちょこっと見えてる神社の拝殿。構図が面白かったので
広い通りに出ると、なりわい交流館が。朝早いのでまだ閉まってます。

道路にある案内板によると、ここは東海道小田原宿のメインの通りみたいです。そっかぁ〜、だからなんとなく懐かしい気がしたんだ。日光街道、中山道とか街道歩きしたときの感覚が蘇ってきてテンション上がってきました♪

現在地はかなり海の近くまで来ています。
かまぼこ通りという愛称がついてるようです

小田原宿は、東海道起点の江戸日本橋からおよそ80kの距離にあり、第一宿の品川宿から数えて9番目の宿場。
小田原宿は宿泊者が多かったため、土産物や旅の必需品を売る店も多く、蒲鉾、梅干、ういろう、小田原提灯などが小田原の名物として広く知れ渡るようになった。
市内には江戸時代から続く古い店が残っており、今でも伝統を引き継いでこれらの名物を製造・販売している。

案内版の説明を抜粋
月曜の9時位なのでまだ閑散としてます
普通の民家かもしれないけど、なかなか雰囲気がある古建築

そしてついに、念願の海が目の前に迫ってきました!!
この1年半、ずっと海を見たい見たいと思っていたのですが、、、

海へと続くトンネルを潜っていけば、そこには海岸が
海だー❗️空はまだどんよりと曇っています

でも…あれ?私が期待していた海となんかちょっと違うかも?

岩場では誰かが石で遊んだ形跡があるので、人が来ていた事はたしか。
でも今は、私1人・・・
海水浴場のようですが、地面は石がゴロゴロしていて歩きにくい。
それより何より、人がいない海岸って怖いし、寂しいし・・・
海を見て満足したから、さっさと戻ることにしましょう。
何かのときには、この扉が閉まるようになってるんですね
かまぼこ通りの大きなかまぼこ屋さん
ちょっとレトロな元・理髪店

また広い通りに戻ってくると、渋い薬屋さんが。

薬局にはやっぱりケロヨンだよね
え〜っと、小田原城ではありません😅
ういろう館らしいです。(月曜は休館)

さて、このあと本物の小田原城址に向かいます。とその前に

珍しい自販機があったので、パチリ
まぁ、買おうという気にはなりませんでしたけど😅

そして、小田原城に登城〜(3年前にも来たけどね)

正面ではない脇の道から入ることになりました

次回、小田原城址編に続く。続きはこちら⬇️



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