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#25伊奈忠次と足立遠元【埼玉の武将】

大宮と内宿間を走るニューシャトルで伊奈市のバラ園に行った後、やはりメインはここ、丸山駅近隣の伊奈氏屋敷跡の散策!
自分的には、植物<歴史散策 なので、テンションが上がります⤴️
内宿駅から再びニューシャトルに乗って丸山駅に移動。

青い丸印が今回の見学箇所

前回のバラ園のブログはこちら⬇️

ちなみに、埼玉県伊奈町はこういう位置にあります。

ニューシャトルが走るようになってから、かなり町が整備されたのではないかと思います

丸山は以前にも車で来たことがあるので、今回は2度目の訪問です。

電車で来るのは初めてなのでまずは電車を撮影!

2回目ともなるとだいぶ要領もわかってきます。
伊奈氏屋敷跡を見る前に、もう一度伊奈忠次氏のおさらいをするために最初に伊奈町郷土資料館へ向かうことに

改札を出て殺風景な道を歩きます
たくさんのニューシャトルが止まってる!楽しい〜!!
なんにもないだだっ広い道をてくてくと歩く
10分ぐらいすると学校のグラウンド近くに案内版が
前回車で来た時は、「ほんとにこの場所であってるの?」って不安になったけど…
今回は自信を持って学校の敷地内に入りました!
校舎の一角に郷土資料館がひっそりとあります

伊奈忠次

伊奈町の名前の由来にもなった江戸時代の武将。
この名前を聞いてすぐに誰だかわかる人は、かなりの歴史通!

(あるいは伊奈氏と関係のある地元の人?)
私はこの人の名前を前回(2年位前)訪問した時に初めて知りましたが、2019年にNHKで放送された歴史ドラマにどうやら登場していたことがわかりました。

原作本もあったのですね

私もそれを見ていましたが、松重豊さん演じる伊奈忠次の記憶は、残念ながら残っていません(^_^;)
220円出せば動画配信を視聴できるようですけれどね

伊奈氏の家系をたどるとこんな感じ

忠次と忠治が江戸幕府の事業に貢献したようです

忠次の功績を簡単にまとめると
『徳川家康の江戸入封後、武蔵国足立郡小室に築いた陣屋を拠点に、徳川家の関東支配の基礎作りに多大な力を発揮した。
江戸幕府後は、治水・灌漑工事や検地、新田開発、年貢収取など多様な農政や地方支配を行うようになった。』

【引用元サイト⬇️

中でも、私がいちばん興味があるのが利根川の治水事業です。
これは千葉県の関宿城博物館でも見た内容ですが、とても印象に強く残りました。面白かったです!

水戸にも伊奈忠次の銅像が。水戸にも行ってもう少し深掘りしたいです

今回、資料館でもう一度見たかったのが治水事業のビデオ。
改めて伊奈氏親子の功績がよくわりました。

忠次の陣屋跡 現在の様子
当時はこんな感じだった

【治水事業の概要 参考サイト⬇️

足立遠元

さて、もう1人伊奈町に関係する武将で気になる人は、現在放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも登場する足立遠元。

経歴を見ていくと、伊奈町というより現在の桶川市に関係が深いようですね。
桶川に行く機会があったら、ゆかりの場所を訪れてみたいと思います。

【足立遠元 参考サイト⬇️

資料館の展示物


郷土資料館なので古代の発掘された時から近代のものまで展示されておりますが、目にとまったものをいくつかアップします。

障子堀は埋め戻されているので実際は見ることができません
鉄砲の展示もありました
「切支丹・邪宗門禁制」の高札
「外国人の加害への禁止」の高札

ところで、資料室を任されているスタッフのおじいさん。
ビニールのエプロンをつけて部屋を出たり入ったり忙しくしていますが、どうやら発掘された時のかけらの洗浄を任されているようです。
「こんなこともやらなきゃいけないんですよ〜」(苦笑)
とちょっとぼやいてました。

次回、伊奈町散策の最終回はこちら⬇️


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