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濃密な3ヶ月間を振り返る


本格的に花炭を創り、販売を始めてから
約3ヶ月になります。

「え? まだ3ヶ月?」
と、自分の計算を疑い
何度も指を折って数えますが
やっぱり3ヶ月なんです。

不思議な感覚で、もっと前から
花炭に携わっていたような気持ちになります。

…本当に3ヶ月?
まだ疑ってしまうので(笑)
この3ヶ月間を振り返ってみます。

2022年11月 初のイベントに参加

10月28日、花炭工房フップの森の
ホームページを立ち上げました。

「まずは、花炭を実際に見て、知ってほしい」
という気持ちから、ショップカードと
フライヤーを作成し
ディスプレイ用の花炭と一緒に
道の駅や町内のお店に置いてもらおうと
考えました。

デザインしたフライヤーが
印刷屋さんから届いた、その日。

とても良くして頂いてるご近所さんに
早速見てもらいたいと思い
出来立てのフライヤーを持って訪ねました。

一緒にフライヤーを見ながら
「これから道の駅や、気になっているカフェに
持って行こうと思ってるんです」
と話したら
「そのカフェ、まだ行ったことないなら
これから一緒にコーヒー飲みに行こう」
と誘って頂き、急遽行くことに!

自分1人の力では、一歩踏み出すにも
かなりの勇気が必要ですが
背中を押してもらって…というよりも
アクセル全開にしてもらって
本当に感謝してます。

そんな急展開にドキドキしながら
弟子屈町にある
"工房一丁目"さんに向かいました。


美味しくコーヒーを頂いて一息つき、
ドキドキしている心臓を落ち着かせてから
マスターと奥様に自己紹介。
花炭とフライヤーを置いて頂きたいと
お願いしました。

快諾して頂いた上に
「1週間後にイベントがあるから
そこで展示してみたらどうですか?」
というご提案、それだけでも嬉しいお話なのに
最終的には出店させてもらうことになりました。

感謝してもしきれません。
本当にありがとうございました。

初めての対面販売。
緊張したものの、本当に楽しかったです。

「素敵!」「いがぐりが可愛い!」
「初めて見た、面白い!」

たくさんの嬉しいご感想を頂き、
たくさんの方と出会い、
お話しすることが出来て本当に嬉しかったです。

ありがとうございました!

川湯ビジターセンターにて
花炭の販売が始まる


2022年12月、川湯ビジターセンターに
針葉樹をテーマとしたショップが
オープンしたと知り、見に行きました。

エゾマツなどの針葉樹に関わる商品の数々。
松の可能性は計り知れません。

「今度松ぼっくりの花炭を持ってきて
飾ってもらえないか聞いてみよう」と
新たな期待を胸に膨らませ帰宅。


その数日後です。
一通のメールが届き、読んだ途端驚きました。

「川湯ビジターセンターの針葉樹のショップで
花炭を商品としてお取り扱いしたい」

という内容でした。
願ったり叶ったりです。
こんなことってあるんだな…と
呆然としていました。

工房一丁目さんに置かせて頂いた
花炭を見たことがきっかけだったそうです。

巡り巡ってまた出会う。
感謝の気持ちが溢れます。


たくさん打ち合わせさせて頂き
2023年1月末から販売が始まりました。


木箱はマメ科の早生木が原料の為、
資源の枯渇を招きません。
アカエゾマツの木毛を敷いています


おかげさまで、北海道らしい
自然の温かみ溢れる素敵なものが出来ました。
ありがとうございます。


シマエナガ×花炭「炭の巣」が生まれる


札幌に住んでいた時から
シマエナガが好きでInstagramで
#シマエナガ  のタグをフォローしています。


2023年1月、シマエナガがきっかけで
気になるお店を見つけました。


「サステナブルや北海道を意識した人に
優しい、地球に優しいお店」
という、ボナーフィルさん。

シマエナガグッズも沢山取り揃えてあり
可愛らしいお店です。

まだ実際には行けておらず
Instagramの写真でしか拝見していませんが
写真から伝わるお店の優しい温かさ。

コンセプトにも共感して
ここに花炭を置いてほしい!と思い
メッセージを送りました。

そこでご提案頂いたのが
「シマエナガのマスコットと組み合わせた
可愛らしい商品」
ということでした。


最近かぎ針編みが趣味になっていた私にとって
またしても願ったり叶ったりのお話。

それに、移住したての頃
「シマエナガが好きだからシマエナガに
携わる仕事も面白そうだな〜
シマエナガガイドとか?」
なんて事も考えていたことを思い出しました。

早速、シマエナガを編み
花炭と組み合わせると
シマエナガカラーのモノクロと
花炭の黒の相性が良く
自然と馴染み合いました。

シマエナガは綿の代わりに、
エゾマツの木毛を入れました
炭に囲まれて温かそうに見えます


これから店頭に並びます。
道東から道南へ。
無事に新たなお客様の元へ届きますように。


これからの展望

オンラインショップの内容も充実させつつ
委託販売先も増やしていきたいです。

是非、実際に見てほしいという思いです。



私の記事にイイねして下さった
枯れ沢復活&ホタルを飛ばす会さんの記事を拝見し
炭の可能性について学びました。


炭による土壌改良。
なんとなくの知識としては頭にあったものの
詳しくは調べておりませんでした。

noteの記事のお言葉を借りて
簡単に説明します。

「炭は、光が当たると超音波を出す。
その波動が呼び寄せた菌を元気にさせ
活性化させ増殖させ、植物の発芽や生育を
促しているのではないか、という事です。」


炭の可能性も計り知れません。

そんな炭に携わっていることに
誇りを感じます。

花炭を創っていると炭の粉やカスができるので
雪が溶けたら自分の家の土に撒いて
実験してみたいと思います。



知らなかったことを知ると面白いです。
そんな面白さを伝えていきたい。

花炭の面白さ、自然の面白さ。

みんな循環の中にいること
大切な自然と共生していきたい
という思い。  

そして
こんな生き方も出来るよ
どんな生き方だって出来る
決まった生き方なんて無い
未来は自分で決められるということ。

1年前は、花炭を創り
シマエナガを編み
こんな事を考えてるなんて
想像も出来てなかったです。

思考、選択、決断、行動の連続の結果です。


本当に3ヶ月しか経ってないのか
確認しましたが、やっぱり
間違いなく3ヶ月間の出来事でした。


なんだか物語みたいな記事になりましたが
色んな人と出会い、進むことで
映画のように展開していきました。


自分の人生を1本の映画だと思うと面白いですね。
未来はまだ決まっていないので
大まかなあらすじ(目標)は決めて
これから自分でシナリオを創っていきます。

振り返れば、この3ヶ月間のように
充実していたと思えるような
おもしろい日々を
一歩ずつ進んでいきたいです。


応援して頂いている方々
関わって頂いている方々に
この場を借りて
心から感謝申し上げます。


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