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五感で味わう大切さを我が子に学んだ日

おかあさん、雨の中で遊んでみたい。

台風の影響で雨風が強い夏休みの日。
長男が窓から外を見て、仕事中のわたしに言ってきました。

ふと外に目をやると、木々がブォンブォン揺れてヘッドバンギングしているわけで。

そこそこ人生経験を積んだわたしは、悪天候のなか子どもたちと外に出るのを躊躇いました。

レインコート着てもびしょ濡れになるんでないかい…。

頭にどちらかというと後ろ向きな気持ちがよぎります。

今仕事中だし。
たぶん濡れるし。
家帰ってきてから片付け面倒だし。

断ろうと思った瞬間、長男がふと言葉を漏らしました。

雨の日に遊んだらダメって、誰が決めたんだろう。

……⁇
たしかに、誰が決めたんだろう。
そもそも、なぜ雨の日に外遊びはNGな雰囲気になってるんだろう。

わたしは以前保育の現場で働いていました。
子どもたちと雨の日に遊ぶ楽しさを知っているのに、なぜ我が子に伝えなかったのだろう。

雨のなか遊ぶ感触を体験してほしい。
雨を五感で味わってほしい。

OK!外遊びしよう!

大喜びの長男に、よくわからないけれどつられる次男。
全員レインコートに長靴で、外に飛び出しました。

近所で雨のなか外遊び

結論、めちゃくちゃ楽しかった!

水たまりをジャンプして
手のひらで雨を受け止めて
水たまりの泥をすくって投げて

びっしょびしょのどろっどろになって遊びました。
本気でした。

子どもたちだけでなく、アラフォーのわたしも。

真夏なのに、雨に濡れて寒く感じるくらいずぶ濡れでした。

純粋に楽しむって大事。
大人は先回りして考えがちだけど、時には楽しさだけを追っていいのではないかと気づきました。

案の定、子どもたちも非日常体験が楽しかったようで

雨ってこんなに降るんだ!
風が吹くと雨が顔にびしゃびしゃってかかる!
風が吹いてくる方に後ろ向きになると顔が濡れない!
水たまりはジャンプしすぎると空になる!

多くの気づきがあったようです。

わたしも我が子に教えてもらいました。
リアルな雨を感じながら、雨ならではの遊びをする
子どもの感性を豊かにする経験は、身近にあることを再認識しました。

また「雨の日は外で遊べない」は先入観かもしれない。
広い視野で物事を捉えると、違った楽しみ方ができるものだなと。

子どもの夏休みで仕事が詰まり、焦りが心の大半を占めていたなと反省しました。
外に連れ出してくれた子どもたちには、心から感謝しています。

※もちろん、泥だらけの衣服を片付けるのはちょっと大変でした🤫
それでも楽しかったと思えるひとときでした。

  • リアルを大切にする

  • まずやってみる

  • 五感で体感する

  • 先入観に囚われすぎない意識をする

雨の日の外遊びから学んだことです。
仕事にも通ずるものがありそうですね。
子どもからの学びを母の今後に活かします。

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