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脳をだまして食欲をコントロール!食べ過ぎを防ぐオススメ方法大公開!

今日は七草粥の日。

日本における七草粥は、冬場の青菜の不足を補い、新年に病気知らずで過ごすことを願って食べられるようになりました。

そして、お正月の食べ過ぎに疲れた胃腸を休める意味もあります。

個人的には、飽食の時代の現代は体を休めてあげる目的がメインのようにも思います。

ちょっと胃が疲れてきたな、体が重いな、という方多いのでは・・・・?

今回はついつい食べ過ぎちゃう人へ、脳をだまして食べ過ぎ予防をする方法をご紹介します!



食欲が暴走する心理に迫る!- 理性を超えた食欲とは一体何なのか?


「深夜にどうしても食べちゃう」「ついつい間食する」「食べ始めたらとまらない」など、なぜ理性に負けて食べてしまうのでしょう。

食欲とは本来血中のブドウ糖の量やホルモンによってコントロールされています。

でもそう単純ではないのが人間の体。

嗅覚や視覚情報、ストレスや腸内環境なども影響しています。

いつ食べれるかわからない飢餓の時代を乗り越えてきた人間は、飢餓になってしまうよりも食べておこう、とするのです。

過度な食欲は本当に胃が空っぽで血糖値が下がったわけではなく、いろんな情報による脳の勘違いの可能性が高いのです。

それに従っていれば太り、さらには生活習慣病などのリスクが上がります。

脳の研究によると、食欲を抑えられる人はヘルシーな食べ物にも脳がおいしそう!と反応しますが、食欲を抑えられない人はジャンクフードなど万人がおいしそうと思うものには同様に反応しますが、ヘルシーな食べ物には反応が薄いそうです。



満腹感に影響する要因は?


今回は医学的な体のしくみではなく環境因子に注目してみたいと思います。

食事の場の雰囲気はどのように影響するのでしょう。

涼しくて、暗くムーディーな環境のほうが食べ過ぎます。

誰と食べるかに関しては、親しい人とは長居して食べ過ぎますし、初対面の人とも緊張して食べ過ぎてしまうのでなんとも言えません。

満腹感に影響する因子は様々ありますが、顕著性、多様性、食品のサイズ感、食器の4つがあげられます。



顕著性(食品の目の付きやすさ):家などで食品がみえる(目の前にある、透明のケースに入っている)と食べてしまいます。


多様性(同時に出される食品の味や見た目のバリエーション):豊富だと食事の楽しみとなり食べ過ぎます。味の違うものを同時にだされたり、色や香りの違うものがたくさんあったほうが試してしまい食べ過ぎます。


食品のサイズ感(パッケージや盛り付けられた量):そこに存在する量が多いほどとりわける量も増えます。特に大人では経験から学んでその傾向が顕著といわれます。


食器:食器やスプーンの大きさが大きいほど食べてしまいます。

 




脳をだまして食べ過ぎを予防しよう!


紹介した4つの因子の最後の「食器」に関しては毎日の生活で工夫することができます。

同じ大きさでも下のほうが大きく感じますね?

例えば、バームクーヘンならこういう風において下を食べると視覚的に大きいものを食べたという満足感が得られます。


大きな皿と小さな皿。
同じ量なのに小さな皿の方が多く見えますね?
お皿につぐときには小さなお皿を選んでみてください。
自然と満足感が違います。




同じ長さでも縦の方が長く感じますね?
高いグラスのほうがたくさん入っていると思い込むので、お酒やジュースは背の高いグラスについでたくさん飲んだと脳を勘違いさせてみましょう。




以上、食べ過ぎの原因となる「満腹感に影響する4つの要因」について解説しました。

毎日の食事で、これらの要素に気をつけることで、食べ過ぎを予防することができます。

食事を楽しみつつも続けられる食べ過ぎ予防の工夫をとりいれてみてください。

小さな変化が、食べる行動に大きな影響を与えるかもしれません。

今回の学びをぜひ実践し、健康的な食生活を送ってみてください。


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