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音痴だった自分がライブで歌えるようになるために行なったこと4選

こんにちは、音楽ライフ楽しんでいますか?

最近はライブも難しく、歌酒場なんかも休業で歌える場所がありませんが、逆に今ならば大好きな歌をたくさん練習できる機会かもしれません。


筆者は10代からギターを弾いていますが、歌はからっきしダメでした。

自分のバンドでコーラスなんかもやったりはしてたんですが、その音源とかは自己嫌悪発生装置みたいなものでした。

そう、きっと誰も指摘はしてくれませんでしたが、所謂「音痴」だったのだと思います。


それが現在は、ラジオでも歌を流してもらいましたし、メインボーカルとしてステージに立つことも実現させました。


今ではSNSに「歌ってみた」を上げることに躊躇もありませんし、一発録りでもかなりの音程をキープできています。


今日はそのために行ったことについてつらつら書いていきたいと思います。


VT-12でトレーニング


まずやはり道具というのは揃えたほうがいいです。自分の発する声が、どの音を出しているのか知る。

そのために購入したのがこれ。

もうこいつのおかげで音痴が直ったとしかいいようがないです。
ブログでも取り上げていますが、


自分の音程がリアルタイムで確認でき、少しでも♭や#していたら教えてくれます。

筆者の場合、最初絶対壊れていると思ったんですが、出したいと思っていた「ド」から数音外れていました。(特に高くなると)


結構絶望しましたね。


で、この機器にはトレーニングの教材も入っているので、それをひたすら行いながら差を埋めていく作業を繰り返していました。


なんですが、その教材が結構難しいんですよね。


ちょっと自分にはまだ早すぎると思って、違う教材を書いました。


実力派ヴォーカリスト養成術

巷で売っているボイトレ教材の中でもロングセラーで評価の高いボイトレ本です。

ロジャー先生に合わせてグッグッグって歌ったりする教材です。ミドルやヘッドを鍛える教材ですが、これを前述のVT-12で音程を表示させながら毎日トレーニングしました。

ただ、長く染み付いてしまった音感の修正には時間がかかります。毎日やって、最低1年はかかると思います。

毎日だと飽きてくるので、他にもいろいろなボイトレ本を買って、トレーニングしました。

代表的なものは


ミックスボイストレーニングで必ず歌がうまくなる本

YUBAさんのメソッドですね。

こちらは芯のある裏声を鍛えるものです。本来はだんだんとヘッドに移行するミックスボイスを習得するためのものですが、それに合わせて音程自体を厳しくチェックするようなやり方で練習しました。


CDをたんに流しながらやってもいいと思いますが、DTMのソフトがあったほうがよいです。

それで録音してチェックという作業がとても有効でした。


好きな歌の音程をしっかりと把握する


ボイトレで狙った音程が正しく出せるようになるのに、たぶん数年かかったと思います。

この時筆者はもうボイトレオタクだったと思います。

じゃあ肝心な歌を録音してみると。。やっぱりCDみたいな正しい音程は出せてなかったんですね。

じゃあどうすればよいかと考えたところ、


歌のメロディーをピアノで一個一個拾って打ち込む


ということをやりました。

意外と人間、適当に把握しているものです。


ワンコーラスでもいいのでひとつひとつ拾って打ち込んで、それに合わせて歌うというトレーニングをしました。


スローで歌う


なんですが、最近の歌いたい歌ってめちゃくちゃ難しいんですよね。


例えば、YOASOBIの「夜に駆ける」なんて速くて、相当難易度高いと思います。
正直、幾田りらさんは相当鍛錬していると思います。


なので、それをどうしたら歌いこなせるか。

もうそれはギターソロを練習するのと同じでした。


スピードを下げて練習する。

これはめちゃくちゃ効果あります。


これもやはり録音することが重要です。
常にフィット/ギャップをチェックすることが大事でした。


ちなみに家で練習するときは


昨今のコロナの影響で、なかなかカラオケにはいきづらく、家で練習という方も多いと思います。

そんなときに心配なのが騒音。

しかも音痴となれば、絶対に聞かれたくないですよね。


しかしボイトレというものも、それなりの声量を必要とするものなので、しっかりと声を出してトレーニングしたいものです。


筆者の場合は、そのためにミュートマイクが大活躍しました。

家のトレーニングだけでなく、ライブ前の声出しでも同じ楽屋の方々に迷惑をかけません。

まったく聞こえなくなるわけではないので、VT-12もちゃんと音程を拾ってくれます。


あと、筆者の場合はボーカルブースとしてISOVOX2も使っていますね。
これはちょっとお高いのであまりお勧めはできませんが。


最後に言いたいこと


というわけでいかがでしたでしょうか?


この記事をしたためた理由としては、やはり音痴で悩んでいる人を助けたかったから。

それなりの努力がやはり必要にはなりますが、脳の病気でない限り

音痴は絶対に直る!!


これが伝えたかったです。

もちろん、世の中にはそんなことしなくても正しい音程で歌える人がたくさんいます。

それはおそらく天性的にこの世界をフィットしてきた人達か、

或いは小さいときの教育によるもの

だと思っています。


そのどちらもなかったとしても音痴は直るのです。


多くの人はこの世界と少なからずギャップを抱えて生まれてくるものだと思います。

それは音楽だけではありません。


それを修正していく。

追いかけることが人生の醍醐味なんじゃないでしょうか。


最近読んだ、麻枝准さんの小説を読んでそんなことを考えました。


もし、歌だけでなく人生全般にネガティブになってしまっているなら、読んでみることをお勧めします。


では。



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