クラウドファンディング中の10の行動を振り返りました。
4月1日から5月30日まで、クラウドファンディングを実施しました。
『世界一簡単にできるヴィーガンレシピ本』の出版に向け、まずは1000人に届けることを目標に実施したこのプロジェクト。
結果は以下の通りです。
・販売部数:1,105冊
・支援者数:870人
・支援総額:3,857,993円
目標金額はもちろん、1000人にレシピ本を届けるという目標も、様々な方のご協力のおかげで達成することができました🎉
改めて、ありがとうございました。
そして、最近になり、同じようにクラウドファンディングを実施する方が周りに多いと感じています。
そんな方々に少しでも役に立ちたいという思いから、このnoteを綴っています。
クラウドファンディングは、ページを公開しただけでお金が集まる仕組みではありません。
むしろ、自分たちの価値や支援者が露骨に数値に現れる、残酷極まりない仕組みだということもできます。(常に心臓バクバクです)
だからこそ、皆さんのプロジェクトの達成に近づけるために、僕がこの2ヶ月間で取ってきた10の行動をここで紹介したいと思います。
このまま真似する必要はないですが、見てくださる方の参考になれば嬉しいです。
1. サポーターチームの結成
まず1つめは、クラウドファンディング開始2ヶ月前からサポーターチームを募集しました。
プロジェクトを応援したいという気持ちで集まってくれた総勢92名の方々をLINE OpenChatに招待し、以下の2つをお願いしました。
①クラウドファンディングページへの感想やフィードバック
②クラウドファンディング中のSNSでのシェア
2. 直前にプロジェクト開始の報告
プロジェクトの始まる4月1日19時の10分前から、とにかくLINEやメッセンジャーで「プロジェクトを開始します!」という報告を行いました。
速さを優先させるべく、若干のテンプレ感があったにも関わらず、温かく返信してくれた方には感謝です。
(スルーされたこともありましたが、僕は元気です。)
色々な方にご協力いただけたおかげで、初日で多くのPVや支援をいただくことができました。
3. 動画での活動報告
クラウドファンディングでは、どのような思いを持って、どのような活動をするのかを伝えることが重要。
それが一番伝わるのは直接お話しすること。二番目が動画だと思っています。
そのため、プロジェクト開始前日に動画をYoutubeに投稿したり、中間報告をSNSで投稿したりしました。
4. インスタグラムでライブ配信
元々は、東京・大阪でイベントを開催予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で中止となりました。
「リアルで会って伝えたかった思いをどう伝えるか...」と考えた結果、インスタグラムのライブ配信に行き着きました。
合計20回以上のライブ配信を行い、僕一人ではなく色々な人とコラボ配信することで、まずはプロジェクトを知ってもらうことに努めました。
なぜツイッターでもFacebookでもないかというと、レシピ本のターゲットである20,30代の女性が最も多いプラットフォームだからです。
結果からも、女性・20,30代が中心に支援してくださったことがわかります。
そのため、プロジェクトごとのターゲットによって、利用するSNSを選ぶことをおすすめします。
5. 各種メディアへの掲載
クラウドファンディング実施中には、各種メディアに掲載していただけるようにプレスリリースを出したり、知人に紹介してもらったり、アプローチしてきました。
掲載されたメディア
・読売新聞
・神戸新聞
・anan
・毎日新聞「social good opinion」
・taliki.org
・ideas for good
6. 他社とのコラボプラン
クラウドファンディングを多くの人に知ってもらうためには、主催者もしくは運営会社のリーチできる範囲を超えていく必要があります。
そこで、今回は他の企業様とのコラボでリターンを用意し、ブイクックではアプローチできなかった方々に知ってもらうことができました。
7. ラストスパートは毎日活動報告
実施中には、活動の進捗を報告するため、活動報告を使うことがおすすめです。
僕たちも最後の10日ほどは毎日活動報告を行い、既に支援してくださった方や興味を持っている方にメッセージを発信し続けました。
支援者の中には、プロジェクトに協力してくださる方が多いので、しっかり取り組んでいることを知ってもらえるようにしていました。
8. noteへの記事投稿
クラウドファンディング中には、個人の思いや活動のきっかけを知っていただけるように、noteを書きました。
ツイッターやFacebookでもシェアしてくださる方が多く、様々な方に知ってもらえるきっかけになりました。
書いたnote
・僕がヴィーガンな理由ときっかけ。
・ヴィーガンが暮らしやすい社会を目指す理由。
9. SNSでのシェアの協力のお願い
クラウドファンディング実施中、しつこいほどに「SNSでのシェアをお願いします」と活動報告などで発信していました。
これも繰り返しになりますが、自分ではリーチできない範囲にプロジェクトを知ってもらうためには、様々な方にシェアしていただくことが必要です。
ご協力ただいた方々には、本当に感謝です。
10. SNSをフル活用した発信
クラウドファンディングにおいて目標を達成するためには、リアルタイムで発信する努力は不可欠だと思っています。
この2ヶ月間、ツイッターやインスタグラム、フェイスブックなど、全てのSNSを活用し、毎日発信を行いました。
いただいたメッセージを紹介したり、リターンの紹介をしたり、100人や50%などの節目で報告したり、ネタはたくさんあるはずなので定期的に発信することがおすすめです。
また、プロジェクトをシェアしてくれた人がいたら、感謝の気持ちを込めてしっかりとその投稿に反応(RTやシェアなど)することを心がけていました。
まとめ
以上が、僕がクラウドファンディング中に取った10の行動でした。
これまでのことをまとめると、大切なことは2つです。
①知ってもらう努力をする
②協力をお願いする
価値のあるプロダクトやサービスなら、必ず支援・協力・購入してくれる人がいるはずです。
今クラウドファンディングをしている人や、これから始めようと思っている人の役に立てれば幸いです。
他にも相談などがあれば、すぐに返信できないかもしれませんが、ツイッターやInstagramでメッセージいただければと思います。
それでは。
サポートいただいた資金はブイクックをより良いものにするために使わせていただきます!