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5冊の『体験格差』が、体験格差を持ちやすい当事者である子どもたちの手元に1冊届くプロジェクトへの賛同

5冊売れると1冊が、少年院や学校、NPOに寄付される書籍『体験格差』寄付プロジェクトが始まりました。

#体験格差 という言葉が広がるなかで、格差の存在を知るひとたちが増え、体験機会が充実していく動きが生み出されていくことを切に願います。

一方、若者や子どもたちの支援活動をしていて、当事者は体験経験が不足していたり、偏在していることにはなかなか気がつけません。 少しだけ気がついていたとしても、家族の問題や、自分自身の問題だと思って終わらせてしまうことがあります。 さまざまなNPOなどが機会を創っていくなかで、実際に体験経験をすることで、さまざまな学びや喜びにつながりますが、どうしても体験経験した結果そうなることが多いです。

こういう体験や経験をして、こんなよいことがあった。だから、いろいろ積極的にやってみよう、となるまでには時間もかかりますし、成果やインパクトで測るような形には、なかなか難しさもあります。 写真は、長男(12)ですが、そこらへんに置いておいたら絶対に読むだろうなと思ったら、朝からやっぱり読んでました。彼は本を読むのが楽しい、だから、とりあえず、そこにあるパパの本も読みます。 そしていろいろ感想をくれます。『体験格差」を読んで、

✅体験格差という言葉
✅体験格差がある現状
✅その現状と自分の生活
✅友だちのこと
✅どうしたらいいのかな、こうしたらいいのかな

そんなことをつらつら考えたようです。これは偶然僕が著者の今井 さんを知っており、 #体験格差 の領域で仕事をしているので手に取ったから自宅にあっただけです。

ただ、子どもたちにとって自ら主体的に問題意識を持って書籍で学ぶのはかなり確率低い気がします。特に、読書に限らない体験や経験が乏しい環境にあれば、なおさらかもしれません。

だったら、体験格差の存在に心を痛めているひとや、実際に現場で得られたデータや事例をインプットして考えようというひとたちが増えたら、 書籍が手元にありづらい当事者世代の子どもたちに『体験格差』が置かれる本企画に賛同しようと思いました。

育て上げネットに寄付が入るわけでも、チャンス・フォー・チルドレンさんに寄付が入るわけでもなく、この本が5冊売れたら1冊が子どもたちのもとに届くことが大事だよね、という話になりました。 もうすでに手元にある方々にとっては、「もう一冊買っておくか」ということにはなりづらいかもしれませんが、ちょっと読んでみようかなという方がいらっしゃれば、ぜひ、1/5冊を埋めるおひとりになりませんか?


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