って言葉、あったかい響きと感じる。そして、私がnoteを始めた理由のひとつが、そこにもあります。私の子供にむけるための、まなざし。

私は長女で、下に障害児の弟がいた事もあってか、あまり母との記憶がない。少しはあるので、その後エスカレートしていく虐待行動の中で、心共々切り刻まれてしまった部分もあるかもとは思うけど。

いつもしんどいと寝ていた母、かと思えば忙しく家以外の「自分の時間」を必要と出ていっていた母。目を合わせてゆっくり話した記憶よりも、面倒そうな、鬱陶しそうに流し目で見られるような目線が強く印象に残っている。

そして今、私も子供に対して同じような目に合わせているのではないかと思う時がある。ふと、目を合わそうとしていない自分がいることに、気がつく。

そりゃぁ、誰だって用をしていて目を離せない、なんて事はある。でも、子供はそんな私をずっと見て話してくる。まっすぐに見て、一生懸命に何か話しかけてくれている。

だから、出来るだけあたたかな眼差しで答えたい。ちゃんとママも見てるよって安心してほしい。ママは、あなたのことを大好きで、見守っていくからねって。そんなまなざしで、子供たちをみていきたい。応えていきたい、な。


世の中、視線で人を刺したり傷付けることも出来るし、反面、目だけで伝わる優しさも確かに存在する。家族は最小単位の社会であり、セーフティネットであるはずの場所。どうか、後者のまなざしを多く感じられる世の中になりますよう。 

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