職場での関わりについて

職場で心理職同士が関わる際、ある種特有の難しさが生じることがあります。これはもしかしたら、職種に限らない話なのかもしれません。しかし、ある面において心理職特有の関係の難しさもあるのだと思います。

例えば、自己愛の問題。自分自身に固執し優先しようとをする自己愛は、誰しもが持っているものです。ただし、心理職の場合、仕事に対する責任は大きい一方、その良し悪しの見極めが難しく、それが仕事へのこだわりに転化する人もいます。

ある程度、自分自身のことを適切に感じ取り、適切な自己評価が行えていれば、あまりそうしたことが起きにくいです。しかしそこが難しいようで、曲を観測していても、やはり心理的な部分からコミニケーションが取りにくい心理職と言うのはどうしてもいる。

カウンセリングを行う上で重要な要素の1つとして、職場の居心地の良さが1つ挙げられます。例えばトラウマインフォームドケアの観点からは、真理支援の業務において、日々対人支援職場は大小の傷つき体験を負っており、相互のセルフケアが重要だと指摘されています。

せめて自分の手のひらが届く範囲では、お互いを尊重し、適度な距離における関わりを築いていけると良い、なんてことを時折考えます。


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