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ハルコの恋(17)

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ハルコの漫画【まとめマガジン】を作ったのを機に、こちらではまた何かしらの「おまけ文」もセットでお届けしようかなと改めて思っています。なぜなら私がよくハルコを描いてて色々なことを考えてしまうからです。考えることは止められない(笑)それを別記事にあげるほどの時間的余裕もないので、それが流れて消えてしまうのが残念なような気がしてるのです。そこで再び「おまけ雑文」を書こうと決めました。

漫画の解説ではないので、別の読み物とでも思っていただければ幸い。書く時もあれば書かない時も。漫画の内容に関連したことで、何か、ふと頭をよぎったことを雑文として書いて行きます。漫画のみを楽しみたいという方は(少し時間がかかってしまいますが)「まとめ」の方でこれからもハルコをお楽しみいただければと思っています。今後共、どうぞ宜しくお願いします(ぺこり)


さて、今回のハルコの中に登場した美容院。
皆さん、美容院って敷居が高いって感じること、ありませんか?
(敷居が高い=ここでは「気軽に行けない」というイメージで使用してます。正しい意味とはちょっと違いますが、最近のニュアンスということで。笑)

じつは私がずっとそうでした。
美容院が苦手。
綺麗にはなりたいし美容師さんのセンスの良さで野暮ったい自分の髪型を何とかしていただきたい。だけど毎回、体力&気力が消耗するのでした。それは今も。

自分の容姿に自信が持てない。きっとそういうのも影響してます。美容師さんは職業柄、最先端のファッションや流行スタイルに敏感で野暮ったい人間をどう思って見てるのだろうか?と思ってしまうのです。とにかく綺麗にはなりたい。だから美容院選びは物凄く気合いを入れます。カット技術の高い美容院選びは必須。だけど拷問を受けるかのような気分で美容院へ私は必死になって年に1回行くのです。いや2年に1回ということもザラ(笑)そのくらい美容院行きは気が重いし遠い。

うちの相方は美容院が大好きで、私が必死になって厳選した美容院へフットワーク軽く通ってます。お気に入りの美容師さんはとてもオシャレな女性。誰とでも仲良くなってしまう相方はユニクロ服で出かけても美容師さんから本気で「オシャレですね」と言われる男なので美容院の敷居が高いなんてことは一切ない(笑)

私が思うに、センスと顔かな?と。

お洒落と言われる相方は、たしかにお洒落ではある。だけど私と決定的に違うのは、堀の深い顔立ちだと思う。男前の部類に入るかもしれない。私は年々、野暮ったさが増している。両親の遺伝子は恐ろしい。私は完全にブサイクだ。若い頃は誰もが美しい。私も、まあまあ可愛かったらしい。だけど、もうどうにもならない。年々、遺伝子が私のブス度をアップさせてる。親の介助生活で身も心もボロボロな上に追い討ちをかけるように白い髪なので、かなり絶望的(泣)

そこそこの普通の美容院には行きたくない。若くて美しい髪型でキラキラしてるお客様で一杯になってる美容院に行きたい。自分もその仲間入りをしたい。でも敷居が高い。キラキラまぶしい若者に混じって白い髪の、くたびれた姿の自分が鏡の前に座るのが拷問のように感じる。せめてその空気に負けないように美容院に行く時には普段より気合い入れて少しでも美しく見えるようにお化粧にも時間かけるし、何ならお洋服だって真新しいものをとか考えてしまう。バッグも靴も笑われないものを身につけて美しく美容院のドアを開けたい。綺麗になる為に行く場所なのに、そこに行くまでに何だか物凄い努力を強いてる。バカだな私。

昔、義母が介護ヘルパーさんが来る前に必ず家の中をピカピカに掃除してたのを思い出す。ヘルパーさんが来るから掃除をしなくっちゃいけない!手伝って!とさえ言われたこともある。意味がわからない(笑)

私も、それと同じだな。

貴方にとって美容院は
敷居が高いものでしょうか?


『ハルコの恋』をご覧いただきまして、ありがとうございます。個人アカウントnoteの方にハルコの<まとめ>公開中です。ほぼ4話ずつ(20ページ前後)1回分として順に収納中。その際、加筆修正も。多少の絵柄変更だったりページ追加だったり。宜しかったら<まとめ>もセットでお楽しみ下さい。

また、不定期更新ではありますが、これまで同様『ハルコの恋』の新作が読めるのは、こちらの本アカウントnoteのみとなっています。

漫画と文:久保マシン(C)


久保マシン著作権


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