ハルコの恋(8)
またしても2週間ぶり(いや、それ以上か!?)の更新になってしまいました(汗)気持ち的には毎日でも更新したいところなのですが、なかなか思うようにスケジュールがこなせずにいます。私の頭の中では、もうずーーっと先の展開までハルコの恋のお話が進んでいて、早く追いつきたい!早くその先を描きたい!という思いで一杯なのですが、理想と現実が、なかなか追いつけずにいます。
ハルコの哀しみを描くことが多い、この作品ですが、今回はハルコの周りの人間の変化をほんの少し描きました。徐々に徐々にハルコの生活が変化して行きます。どのように変化をして行くのかは、この先のお楽しみにとっておこうと思いますが、歳の離れた友人関係って、皆さんは経験ありますか?
私は高校生の頃、40代50代の二人の女性と親しくなったことがあります。好きな海外アーティスト(歌手)のファン同士、年齢を超えて親しくなりました。今回のハルコのパターンに似ていますね。特に意識をしたわけでもないのに、考えたら同じアイドルを好きになって共感しあうという点では、とても似ています。
10代の少女が50代のハルコと友情が芽生えるなどと非現実的と思うかもしれませんが、考えてみたら私は十年ほど前にも80代の女性とも親しくなりました。東京を離れる時にはメール交換もして、しばらく近況を報告しあったりしてました。都内に住んでた頃は、時々、お部屋を訪ねて一緒にお茶を飲んだりお喋りしたり、とても仲良くさせていただいてたのです。白髪の綺麗な女性でした。
ほんの数年前までは逆に自分より25も年下の女友達がいました。一緒に食事したりケーキ屋さんを巡ってみたり、お互いの家の行き来などをして彼女の悩みを聞いたり、飽きるまで二人で何時間もお喋りしたり。彼女は同年代よりも年上の人間を好んでたようなところがありました。
私自身は年下とか年上を特別好むわけではないのですが、おそらく自分にとって「会話が楽しく出来るかどうか」が大事だったのかもしれません。今はもう、そのような付き合いは自然消滅して、また一人で黙々と暮らしているわけですが、振り返ってみるだけでも、こんなに沢山。
ハルコが咲希という少女と出会って、どんな変化を起こすのか?50代と10代の友情って本当にあるのか?ハルコにとっては初めて出来た人間の「友達」です。どんな友情を紡いで行くのかをこれから私自身が見届けたいと思っています。
漫画と文:久保マシン(C)
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