ビジコンで181社の頂点になれた理由

先日女性起業チャレンジ大賞のグランプリを受賞致しました。
受賞コメント:https://www.kigyopro.or.jp/winner-list/index7.html

なんだかんだビジコンは負け知らずなので、心掛けていることをまとめてみました!

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ビジネスコンテストを受けた理由

最初になぜビジコンを受けたのか。私が初めてビジコンに出たのは2017年まで遡ります。その時の事業プランは以前の会社のものですが、準グランプリをいただき起業するきっかけになったのがビジコンです。前会社を退任してから2年ほど休暇期間を過ごす中で、「海外展開を見据えたビジネス」をやってみたいという気持ちが強くなりました。今まで海外なんて無縁の人間でしたが、私自身休暇中に留学を経験し、海外ビジネスの幅の広さや、スケールなどに感銘を受けたことがきっかけです。海外展開を見据えたサービスであり自分ができることを考えていた時、今の弊社の事業である「推し活サービス」を思いつきました。ただ弊社の事業は日本で前例がありません。オタクビジネスの市場規模は他の人よりはわかっているつもりでしたが、オタク文化を知らない人たちが弊社の事業にどれだけ興味を持ってくれるのかを知りたく、今回のビジコンを受けたのが経緯です。

ビジネスコンテストの準備

事業をやっているか、これから始めるのかでだいぶ準備は違うと思いますが、私の場合、やりたいことは決まってて、事業化はしていなかった段階だったので、私のパターンになりますが、、
※今回のビジコンの受賞者は私以外は全員事業化しているものでした。

①サービス資料を作る
→サービス資料って本当に後回しにしがちなので、ビジコンがなければまだ作っていなかったと思いますが(笑)サービス資料があることによって、今後事業化する上で何から始めればいいのかが具現化できるので早めに作っておくのをおすすめします。ただ私が受けたビジコンはパワポが提出できないという変わったビジコンだったので(意図があるらしい) あくまでも自分の事業を自分が見えやすくするために作りました。
②プレゼン力をあげておく
→審査員も人間なので、いくらサービスが良くても人として良くなければビジコンを勝ち抜くことはできません。このサービスがどれだけ良いものなのか、自分にしかできないことなのかを伝える力が必要だと思います。今回のビジコンはプレゼン資料を一切投影できない、パワポ資料も使えない状況だったので、審査員10人の目を1分ずつ見ながら事業説明をしましたww
③どんな質問にも答えられるようにしておく
サービスの説明はできても、質問が来たときに納得してもらわなければ意味がありません。この質問はくるだろうなという質問事項は全部まとめておくことが大切です。今回のビジコンは審査員の半分以上が広告の出身者だったので、予想外の質問や正直わからないことも多数聞かれましたが、弊社のサービスは広告よりもファンビジネスな要素が強いので、審査員たちが絶対わからないであろうファンビジネスの要素を絶対に絡めて話しました。(ちなみに質問時間25分ww)

ビジネスコンテストをオススメしたい理由

やりたいサービスがあって、これからサービス提供していきたい!という人にビジコンは最適だと思います!私の場合サービス資料を作る際に会社としての展開だけでなく、マーケティングのスケジュール展開も細かく書いていたので、やらないといけないことが明確にわかり事業化しやすくなりました。またこの事業は本当に世の中に必要とされているサービスなのかも、市場分析や競合他社との比較をすることで「イケる!」という自信に変わりました。それだけでなく、ただ単純に何かキッカケがないと起業することも事業を始めることもないなと思っていたので今回ビジコンを受けることはキッカケを作る良い機会になり、弊社の事業の火付けになったと思っています。

ビジコンで181社の頂点になれた理由

タイトルにもある通り、なぜ事業化してない私が181社の頂点になれたのか。
自分なりに思うのは
①競合他社が少なく、日本のリーディングカンパニーを目指せるものであった
②広告業界が抱えている問題を別視点で変えていくことができそうなビジネスである
③大手が参入しない仕組みがあり、企業が行う意味がある事業であること
④何より創業者が超オタク

この4つの要素があったから、事業化してない弊社の事業がグランプリをいただけたのだと思っています!
でもこの要素は最初からあったものではなく、サービス資料を作っていく中でどんどん自分が気づいたことです。
業界の悩みを解決できるサービスであったほうがいいよな〜からそもそもうちは別視点から解決できるじゃん!とか大手が参入しづらいように何かないかな〜と売上予測を出していたらこれだ!と気付いたり、最初からここがいい!と思えていたのは、企業じゃなきゃ出来ないビジネスであることと、私が超オタクであることの2点くらいであとは全て後付けですww

何が大切かというと、どれだけ現実的で理想的なサービス資料を作れるか。
それをどれだけ落とし込めるか。意外に簡単だった。

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