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週末かんたん企業分析 第1回 株式会社エス・エム・エス

自分でTwitterに流していた企業分析を振り返るために作成しています。有価証券報告書から数字を持ってきていますので、間違いはないかと思いますが、そこまで深い分析はしていません。ご承知おきください。

今回の企業は株式会社エス・エム・エスです。エス・エム・エスは介護業界唯一のユニコーンです。介護事業者向けSaasサービスで有名ですが、実は・・・。

それではまずは2019年度と2020年度の単独損益計算書の比較です。

連結損益計算書 前年比較

コロナの影響もあってか、あまり伸びていません。

続いて、単年度内の利益率を見ます。


連結損益計算書 単年度推移

売上総利益は非常に高いですね。販管費の高さが目につきますが、実はSaasよりも人材紹介業のビジネスモデルが売上比率を高く占めており、人材紹介業と同様に販管費にお金がかかっているというわけです。

最後にTwitterからの引用です。

エス・エム・エス企業分析サマリ

・時価総額 約2400億 PER50倍
・ビジネスモデルは原価低く、販売管理費が高い
・祖業の人材紹介業のビジネスモデルが売上の約2/3
・2019年→2020年はコロナ禍の影響を受け、それまでの成長率を維持できていないが、それでも売上利益ともに微増
・増加セグメントは、介護事業者向けサブスク(カイポケ)。売上高が49億→59億と20%以上成長


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