CIRCOLO(チルコロ) 僕が「定食屋」をしたくなった理由
最近ストーリーで「定食屋」というキーワードを
ちょこちょこ出しています。
そう、今この町には
「夜の定食屋が必要なのではないだろうか?」という
問題に直面しています。
それは何故なのか?
僕がこれまでしてきたお仕事は
cafe、塩作り、宿と
「この町にこれがあったら楽しいだろうなぁ」
と
「自分はこれ(料理や人と話すこと)が好き」
これらが組み合わせた時にこの事業になった、という感じです。
決して、、、、
・儲かりそう
・世界を救おう
というような崇高な目的のためではないです。
そんな自分がこのタイミングで定食屋をしたい、となった理由は
「今、この町に夜の集いの場があったら楽しそうだなぁ」&
・「あいつらはちゃんと栄養のあるものを食べているのだろうか?」
という理由からです。
ありがたいことにこの数年で仁尾町近辺にも移住者の方たちがちらほらと来てくれています。
この町であんなことやこんなことがしたいんです!と熱く話す子がいたり、
地域の課題や社会の課題について真剣に考え、子供達やお年寄りが自由に、豊かに暮らすにはどうしたらいいのか?と熱く語ってくれたりしています。
もうリスペクトしかないです。
そしてふと、、、、
おせっかい店主はその子らの日常を考えた時、、、、
「あいつら、ちゃんと飯食ってるのか?」と
思ったわけです。
答えはご想像にお任せします。
まぁ、これはあくまできっかけですが。
去年末にやり始めた「チルの会」での
言葉にはしにくい場の力、
その場に来ることでお腹だけではなく、
心が満たされることがあります。
緩む、とか和らぐとも言えますね。
やりたい定食屋、という場のイメージでは
もちろん食べるだけでも良いのですが、
その後にゆっくり話す、対話ができる、ということがポイントで、
今後の展望を語るも良し、ちょっと作業させてってでもいいし、
〇〇教えて、でもいいし。
こんな仲間が来たから連れてきました、でもいいし。
そこには初めて同士でも団欒して良いですよ、という空気が流れている。
そんな入口となる「定食屋」になればいいなと。
島村菜津さんの著書「スローフードな人生!」
この本の中に
「CIRCOLO(チルコロ)」という言葉がありました。
これはイタリア語でサークルという意味があり、
イタリアの小さな町で
【何がなくともバールがなければいけない!】
ということから
町民が交代制でバールを運営しているところもあるようです。
我らの町には「ニュー新橋」という集いの場があります。
そこはまさにこのチルコロだなと思うのです。
自分は
・栄養のあるものをしっかり食べれる
・対話、団欒がある
そんなチルコロを作りたいと思っています。
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