アメリカに行くまで②

こんばんわ

前回では、こんばんわアメリカへ行くことを決意したのですが、英語が全くできず、アメリカの連ドラを見るもいう勉強法をする事でスキルアップを図ったということでした。

面接の日が来ました。

渋谷の会場に来たとき、嘘のように緊張しませんでした。理由は毎日仕事のあと英語の勉強をし、自分の中で

これで落ちたら仕方ない

という自信があったからです。

しかし、一つ大問題がありました。

それは、スーツを着ていなかったからです。

思えば

農業関係でスーツを着ている人を見たことがなく、また、酪農の仕事を見つけた時も、履歴書を送るだけで決まりました。

なので、スーツを着ていけば逆に失礼とまで思っていました。

本当に社会的常識がありませんでした。

勿論他の候補者は、スーツを着ていました。

候補者はは大体20代から30代の人々で、大体が実家が農家で、親も同じプログラムでアメリカに行き、私よりも経験やそのプログラムの事を知っている人達でした。

しかし幸運な事に、彼らは、農業大学校、高校、大学農学部卒で、全く英語を勉強していないという事でした。

私の面接の時間になりました。

質問は、志望動機や農業経験、アメリカで何を学びたいかなど大体想定されているものでしたので、事前に考えていた事を伝えました。

そして、英語の質問になりました。

正直拍子抜けしました。

how are you?
whatis your name
what is your favorite vegetable?

など、超簡単な質問ばかりでした。

本当に真剣な雰囲気で聞かれるので

あれ、何か聞き逃した事でもあるのか?

とすらおもいました。

なので、面接終了を告げられた時

え?これで終わりですか?

という言葉がでかかりました。

また、驚いたことに、候補者に面接の事を聞くと皆

英語が全くわからなかった。
とても難しかった。

などといっていたので、これは落ちるわけがないと確信しました。

後で知ったことですが、面接で落ちた人はいず、恐らく形式的なものだったのでしょう。

また、その団体が求めているのは、英語力よりも

アメリカでしっかり働く心構えや、帰国後農業に携わる意思が重要だったようです。

今思えば、2年も英語で仕事をすれば、仕事に関して問題がないほど英語ができます。

それ以上に重要なのが、仕事に対する心構えや行動であると断言できます。

それがかけていた故に、私はアメリカで大変大きな失敗や問題を引き起こしました。

続きは次回に譲ります。

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