8日で北海道一周ツーリング
noteの仕組みがいまいち分かっていないのだが「コンテスト」というものがあるらしい。その中に「#私の旅行記」があったので、練習がてら去年の夏にバイクで北海道を一周した話を書こうと思う。
北海道はバイクを買ったら絶対行こうと思っていた場所であり、初めてのキャンプツーリングだったため個人的に思い出深い経験だった。
持ち物
シートバッグ(TANAXのキャンピングシートバッグ2)
テント(amazonで買った2000円代のやつ)
寝袋(モンベルの少しいいやつ)
銀マット
カッパ
ガスバーナー
ガス缶
メスティン
着替え(Tシャツ下着3日分程度)
防寒着
その他細々したやつ(ナイフ、ツーリングマップル等)
色々持って行った気もするけどなんやかんやこんなもんなのかもしれない
シートバッグに関してはタナックスのキャンピングシートバッグ2が無難。北海道でも使っている人が多かった。
ツーリングマップルは事前に予定を決める際には便利だけどもっていかなくてもいいかも。
後に説明しますが、キャンツーではケチらずフライシートのあるテントがあるものを買った方がいいです。
ズボンは一着持って行ったつもりだったが忘れていた。
テント用のランプも必要(忘れて不便だった)
ルート
一週間しか時間が取れなかったせいで渡島半島(函館があるとこ)には行けず、一周と呼んで良いか怪しいところだが「北海道一周」のほうがインパクトが強いしシンプルなのでそう呼ばせてほしい。
1日目(苫小牧~留萌)
苫小牧港到着
バイクの聖地と言われるだけあってバイク乗りがたくさんいた。
あとフェリーってワクワクするから好き
港を出ると道がめちゃくちゃ広い。さすが北海道。
支笏湖
支笏湖までの道は広いし信号ないしで快適極まりなかった。もうこの時点で楽しい。
支笏湖着。水綺麗と聞かされていたため期待をしていたのだが、曇りのせいかあまり感動しなかった
札幌
札幌に来たらやっぱ味噌ラーメンだと思い「すみれ」というお店に入った。あまり覚えていないがおいしかった記憶がある。
札幌駅周辺。道が広いが一方通行が多く面倒くさい。特に行きたいところもなかったので通っただけ。
黄金岬キャンプ場
札幌を出て北上。道中のトンネルがめちゃくちゃ寒かったがバイクを降りて防寒着を着るのも煩わしかったので震えながら進んだ。
無料キャンプ場。自転車で来ている人達もいた。尊敬。
このキャンプ場の唯一の欠点が「虫」。トイレに蛾のような虫が大量発生しており果たしてこいつらに小便をかけてよいのか迷った。その点を除けば最高。虫が怖くない人に対してはおすすめのキャンプ場。
2日目(留萌~稚内)
オロロンライン
ずっと行きたかったオロロンライン。ひたすらに道が続く
いつになったら海が近くなるんだろうと思いながら走っていた
サロベツ原野
なぜかよく名前を聞く気がするので行ってみた。広い。草ボーボー。
すごいのはわかるけどなぜか感動しなかった。
稚内
いつになったらよく写真で見るようなオロロンラインの景色(海が間近だったり風車が大量にあったりするやつ)を見られるのだろうと思い走っていると稚内に着いていた。ルートを確認したところ、サロベツ原野からルートを間違えたらしく内陸を走っていた。結構落ち込んだ。
稚内の道の駅で最北端到達証明書をもらった。こういうの好き。
稚内森林公園キャンプ場
稚内の無料キャンプ場。当たり前のように鹿がいる。最初は怖かったけど気づいたら慣れていた。
夜に雨が降り、テントが雨漏りした。狭さも相まって不快だった。
3日目(稚内~紋別)
今日も雨。カッパを着ればいいのになぜか着なかった
宗谷岬
宗谷岬。最北かーってくらい。証明書もらったら行くしかないじゃん
白い道
宗谷岬からすぐにある道。貝殻を敷いた人工的な道とかだった気がする。晴れてたら綺麗だっただろうに
エサヌカ線
北海道で一番行きたかった場所。ひたすら直線の道。
曇りでもきれいだったけど晴れてほしかった。
道の駅おこっぺ
無料で電車の模型?に泊まれる場所。コロナで閉鎖されていた
紋別市ガリヤ地区港湾緑地(キャンプ場)
有料キャンプ場。500円。車中泊は無料らしい。なんか悔しい。
しっかり手入れされていてトイレも綺麗.
Wi-Fiもある
4日目(紋別~知床)
サロマ湖
網走監獄
入場料1500円は高いと思ったが、中はとても広く見ごたえがあった。
人の模型がリアル
天に続く道
たどり着くまで大したことないと思っていたが、振り返ると大絶景。
晴れていたら絶対行くべきスポット
知床
この後走ってきた。
本当に死ぬかと思った。
しばらく放心状態だった。
知床国立公園羅臼温泉野営場
無料かと思っていたが違った。ここにも鹿がいたが熊と出会った後なので異様に安心感を覚えた。キャンプ場の向かい側に温泉がある。めちゃくちゃ熱いし男湯は覗かれ放題だが無料。ボランティアの人に感謝
5日目(稚内~釧路)
野付半島
半島は横幅が狭いため、左右に海が見え走っていて楽しかった。
トドワラが半島の先端にあると思い歩いていたが一向に出てこないため引き返し道を間違えていることを知った。
世界の終わりのような景色がみられるとのことで行ってみたが、あんまグッとくるものがなかった。この景色が近い未来に見られなくなるって考えると少し寂しくなった。
根室
釧路
根室によったせいで400km以上走ることになりヘトヘト。信号があることにも煩わしく思いはじめ釧路が嫌いになってしまった。
鶴の里キャンプフィールド
有料キャンプ場。家族連れが多い洗い場にスポンジがあった。
6日目(稚内~広尾郡)
予備日を消費するために十勝に向かうことにした。
アイヌコタン
あまり広くない。フクロウのストラップを買ったが一か月で失くした
オンネトー
道が悪いが結構綺麗。ぼーっとしていると通りすぎる
帯広
晩成温泉キャンプ場
温泉とセットになっているキャンプ場
ポールが壊れたが我慢して寝た。雨漏りはするし壊れるしで安物は買うもんじゃない。そもそもキャンプ用だったのか不明だけども。
7日目(広尾郡~日高郡)
襟裳岬
歌で有名らしい
朝ごはんとしてセイコーマートで買ったパスタ優雅に食べた。個人的にチキンのやつが一番好き。セイコーマート全国においてほしい。
あとセイコーマートはセブンやファミマと異なりビニール袋が無料なのがキャンツー勢には地味にありがたい。
襟裳岬では望遠鏡を使ってアザラシがみられる。一年経った今ではこの画像のものが本当にアザラシなのか自信がない。
情報サイトスペースin新ひだか
テントが壊れたのでキャンプしたくないなーと思っていたところ無料で使える小屋的な場所を見つけた。屋根もあるし水道も室内にある。最高。
他には誰も来なかったため独占できた
8日目(日高郡~苫小牧)
ウポポイ
体験型の施設が多く一人ではハードルが高かった。
歴史に興味がある人は楽しいかも
苫小牧
もう少し観光しようと思ったが、風が強いため苫小牧周辺を散策することにした。
苫小牧港でバイクを置く場所がわからず彷徨っているとバイク乗りのおっちゃんたちが手を振って教えてくれた。
出港近くに係の人にバイクを置く場所が違うことを指摘された(おっちゃん達と行先が違った)。ギリセーフ
感想
実は北海道一周以外に東北一周や九州一周、西日本(四国九州以外)一周をしたのだが、なんやかんや北海道が一番楽しかったように思える。
バイクに乗りたてで走ること自体が異様に楽しかったからというのもあるだろうが、なんといっても北海道の雄大さ、道路の走りやすさによるものが大きいと思う。
また行きたい。
↑ぜひ見てください!!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?