聖蹟桜ヶ丘・サンコーヒー|パフェを食べれば「ここがなじみの喫茶店」といいたくなる
朝早くに出発して多摩動物公園にでかけた日。園内をぐるぐる練り歩き、気づけば1万歩以上も散策を楽しんでいました。
ほどよく疲れを感じる帰り道。きっと甘いものを食べたくなるだろうと、前日のわたしが目星をつけたのがサンコーヒーです。
コーヒーゼリーと生クリームがたっぷり盛りつけられたモカパフェは、淹れたてで香りたつコーヒーと共に、疲れた体をいやしてくれました。
サンコーヒー
サンコーヒーは30年以上続くコーヒー専門店です。
京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンター「せいせき」のA館・3階にお店を構え、買い物ついでにふらっと立ち寄りやすく、地元民の憩いの場として愛されています。
13時頃に訪れると、ほぼ満席で滑りこみセーフ。あとにやってきた1組で満席になりました。
入口から左側は、2名~4名掛けのテーブル席が集められているメインエリアです。右側のエリアはおひとりさまが利用しやすい、カウンター席が設けられています。
喫茶の風格ただよう「モカパフェ」
甘いものを欲していたので、Instagramでみかけて気になっていたモカパフェを注文しました。プラス350円でドリンクセットにできます。
サンコーヒーのトラジャコーヒーは、苦味と酸味の2種類が用意されています。ドリンク名としてメニューにもきちんと書かれているのが潔く、好感をもてますね。
目の前でポットからカップに注ぐ、素敵な演出によってトラジャブレンドが運ばれました。生クリームたっぷりのモカパフェにあわせて「苦味」を選んでいます。
キーコーヒーらしい、バランスのとれた安定感のある印象。どっしりとした苦味ではなく、ほのかに酸味も感じるふくよかな味わいです。
サンコーヒーはトアルコ トラジャマイスター認定店なので、ロゴマークがあしらわれたカップに注がれます。薄口カップで少しずつゆっくりと、上品にコーヒーを味わえました。
「おぉ」と感嘆の声がもれてしまうほど圧巻のビジュアル。
見た目のインパクトから、驚きとわくわく感をもたらしてくれるのが喫茶店パフェの醍醐味ですね。
チョコレートアイスに生クリーム、たっぷりのコーヒーゼリーと構成はいたってシンプルです。
一番下はカフェオレのようですが、シャーベットのようなひんやりとした部分もありちょっと不思議な感覚でした。
つるんとした舌ざわりのコーヒーゼリーは、口のなかでほろほろと崩れてしまうほどやわらかな食感です。
がっつりとコーヒーの苦みをきかせているわけではないものの、アイスクリームや生クリームとのバランスを考えて味わいと食感が調整されているようです。
生クリームの甘さがくどくなく、するすると食べられる食感のコーヒーゼリーが使われているので、ボリューミーなパフェを最後まで飽きずに食べられました。
ボリューム満点サンドも魅力的
写真は連れが頼んだデラックスサンドです。
一見ごく普通のサンドイッチにみえますが、たまごペーストではなくしっかり火が通った厚焼き玉子が挟まれているのが特徴。ハムとベーコンの塩気が食欲を刺激し、思いっきりかぶりつきたくなるサンドイッチでした。
食事メニューには食後にラムネアイスがサービスでいただけるそう。お昼どきでお忙しいなかでも、絶妙なタイミングでもってきてくれます。終始ていねいな接客で心がほぐれますね。
地元民の仲間入りをしたような気持ちにさせてくれる居心地のよさから、すっかりお気に入りの喫茶店になりました。次回はモーニングセットかトーストメニューで食事を楽しみたいです。
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