見出し画像

板橋・ヒグベーグル&カフェ|じっくりかみしめたい本場NYスタイルのベーグル

2010年にネットショップとしてスタートしたHIGU BAGEL & CAFE(ヒグベーグル&カフェ)。2012年3月にイートインスペースを設け、ベーグルショップ兼カフェとしてリニューアルオープンしました。

ベーグル好きが高じて、お店をもつまでにいたった店主。ベーグル初心者とベーグル通のどちらにも満足してもらえる、食感と風味にこだわっています。

休日の12時すぎに到着すると、ほぼ満席でにぎわっていました。テイクアウトのお客さんもひっきりなしにやってくる、人気のベーグル専門店です。

HIGU BAGEL & CAFE(ヒグベーグル&カフェ)

HIGU BAGEL & CAFE(ヒグベーグル&カフェ)at 板橋

入って右側、ベーグルや焼き菓子が包装された状態で陳列されています。レジカウンター横にも、アクリル板越しにできあがったばかりのベーグルが並び、こちらもテイクアウト可能です。

サンドもありますが、時間がかかるとのことで見送りました。サンド系はディスプレイされていないので、事前にInstagramや公式ページでチェックしておくとスムーズです。

この日、カフェスペースの4テーブルは満席。テイクアウトで並ぶ人もあいまって、店内はぎゅうぎゅうな印象でした。テイクアウトの列は2~3組がギリギリかもしれません。

とにかく小麦の旨みを味わいたい

シンプルな3つをチョイス

カナダ産石臼挽き小麦と最強力粉をブレンドし、沖縄の塩、きび砂糖、生イーストを使用。焼き上げは石窯オーブンでおこなうのがヒグベーグルの特徴です。

石臼挽きの小麦粉をブレンドすることで味に深みをだし、本場アメリカのベーグルの味を表現しています。

店主の樋口詠美さんは、ヒグベーグル&カフェをオープンするにあたり、もっとベーグルを広めたいという思いがあったとのこと。

初めてベーグルを食べる方でもおいしいと思ってもらえるよう、パサパサせずしっとり・みずみずしいベーグルを目指しました。

さらにベーグル通の方にもおいしいと思ってもらうために、ただしっとりした食感ではなく、ベーグルらしい皮のひきがしっかりある食感をつくりだしたと語っています。

樋口さんはヒグベーグルをオープンして以降も度々アメリカを訪れ、本場の味を模索し続けている熱心な方です。

プレーン ¥220

ぱんっとふくらみのある形、食欲そそるこんがりとした焼き色に惹きつけられます。

クラストは膜のようにつるんとしていて、かみちぎるとピチピチっと歯あたりがいい。NYベーグルらしいひきと弾力があり、ほんの少しねっちりとしていてみずみずしさが伝わります。

シンプルの極みながらも、ほんのり甘みとコクがあり、食べごたえも抜群です。

全粒粉 ¥240

全粒粉はプレーンをくらべると淡い焼き色で粉感も異なるので、見た目で区別がつきます。

かみしめるたびに広がる、大地のように豊かな旨みが全粒粉の醍醐味。次から次へと口に運んでしまい、手がとまりません。

味の奥にかすかな酸味があるので、トマトやチーズを挟んでサンドイッチにするとさらにおいしく食べられそうです。

マルチグレイン ¥240

8種類の穀物が使われたベーグルです。

こちらは当日ではなく、冷凍して後日食べました。リベイク方法は、同封してくださったフライヤーを参考にしています。

リベイク時に水分を含ませすぎたのか、プレーンと全粒粉よりもしっとりして、かみ進めると生地がねちゃっとしてしまいました。若干ひきも弱まってしまいましたが、みっちりとした密度の高さはキープされています。

雑穀の香りが風味よく、全粒粉に続いてこちらもサンドにするとよさそう。健康を考えると小麦の量を減らしたいところですが、食べていて体によさそうな感覚がうれしいですね。

本場NYベーグルが良心的な価格で

ドアに掲げられたウェルカムベーグル

1日にプレーンと全粒粉を続けて食べたところ、2個でお腹いっぱいになるくらい、満腹中枢を刺激する食べごたえでした。

本格派NYスタイルのベーグルながらも、220円~とリーズナブルな価格がうれしいです。

ウーバーイーツ経由のオーダーが多いのか、お昼どきには厨房がバタバタに。サンド狙いであれば、予約または混雑を避けて行くことをおすすめします。

HIGU BAGEL & CAFE(ヒグベーグル&カフェ)
営業時間:平日 9時~19時/土日祝 9時~18時
定休日:月・火
駐車場:なし
最新情報:Instagram @higubagel

この記事が参加している募集

#休日フォトアルバム

9,783件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?