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中島野花さん(株式会社テレサイト〔テレビ番組制作〕)

神奈川大学外国語学部英語英文学科です。活躍する卒業生、2019年度卒の中島野花さんをご紹介します。

2019年度卒業 中島野花さん

株式会社テレサイト メディアスタッフ事業部
テレビ朝日(日曜夜9時のニュース番組)「サンデーステーション」担当

私は長野県茅野市の出身で、山の上にある高校に通っていました。高校3年生の時に「英語ができるようになったら、将来様々なことに生かせる」と考え、進学先を探している際に神奈川大学の英語英文学科に出会いました。そこで母とオープンキャンパスに行き、神奈川大学の明るい雰囲気に魅かれ、進学を決めました。

入学する前は「英語ができる人しかいないのかな」「授業においていかれてしまったらどうしよう」という不安の気持ちでいっぱいでした。しかし入学してみると、1年生から自分のレベルにあった英語の授業を受けられるクラス環境が整っており、学び遅れてしまうことはありませんでした。各授業では先生との距離も近いためコミュニケーションがとりやすく、安心できる環境のなかで、友達とともに協力しあい、そして楽しみながら自分のペースで4年間学ぶことができました。3・4年次の自分で選んで入れるゼミの授業は、2年間同じメンバーで、同じ教授のもとじっくりと興味のあることを学べるため、とくに印象に残っています。

また、私は課外活動でバドミントンサークルに入っていました。週に1回学校のあとに集まってみんなでバトミントンをしたり、季節に合わせたイベントを行ったりしていました。課外活動に参加すると色々な学部に先輩・後輩・同期ができて、幅広い交流ができるため、おすすめです。

4年間の中で私は、学科とゼミ、そして課外活動の双方でかけがえのない仲間たちに出会うことができました。皆と笑い合いながら過ごした4年間の日々は、私の一生の宝物です。 楽しすぎて本当にあっという間の大学生活でしたが、社会人になった今でもこの4年間の日々、そして仲間の笑顔を思い出さなかった日はありません。なぜなら、今は皆それぞれ遠いところにいても、目を閉じて思い出すたびにいつでもあの日のようにみんなが私の背中を押してくれるからです。

現在私はテレビ番組の制作会社に就職し、「サンデーステーション」という報道番組のスタッフとしてテレビ朝日で仕事をしています。流れている社会の動きに日々ついていくため、仕事内容はほんとうに様々です。例えば、取材対象となる人を見つけて自分でインタビューをしたり、時には街に出て街の人の声を集めたり、オンエアの際に必要なテロップを考えて作ったりします。

私は幼いころからなぜかテレビ業界に魅かれ、テレビを見ながらテレビの裏側にいる人たちのことを考えていました。「テレビの仕事がやってみたい!」という一心で実際にテレビの世界に飛び込みましたが、普段出会えない人に出会えたり人生経験になるような経験ができたりと、やりがいの多い楽しい仕事です。もちろん大変なことも沢山ありますが、「テレビが好き」という気持ちが、いつでも自分のことを励まし、助けてくれます。今の私の夢は、どこかの誰かの笑顔や勇気をつくる報道ができるディレクターになることです。そのために日々笑顔で、そして初心を忘れずに、頑張っていきたいです。
                         記:中島野花さん

元記事
「活躍する卒業生」

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