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イヤな気持ちを切り替える技術【入門編】

先日、ぼくのインスタで
アンケートを取ったところ

圧倒的に多くの方が
抱えている悩みが、これでした。

『イヤな気持ちを切り替えられない』

☑傷つく出来事があったとき
☑心を悩ませる出来事があったとき

イライラ、モヤモヤしてしまうのが人間です。

その「イヤな気持ち」を
切り替えるのが上手ければ
大きな問題にはならないのですが。

・・・しかし、切り替えられないと
その気持ちが“長期化”してしまい

息をするのも辛くなってしまったり、
楽しめるはずだった一日が台無しになったり、
イヤな気持ちのまま人と接してしまうことで
人間関係のトラブルにも発展してしまったり…

など【良からぬこと】
次々に起きてしまいます。


・・・何を隠そう、
ぼく自身もかつて【気持ちの切り替え】が下手で
長期のモヤモヤを抱えていたことがありました。


今回のNOTEでは、ぼく自身の
「実際にあったエピソード」を綴りながら

【気持ちを切り替える技術】を
1つご紹介していきます。


今日から使えて明日が変わる
「実利ある技術」になっております。

ぜひ、お楽しみください^^


・・・あれは、もう10年くらい前。
ぼくが飲食店を始めたばかりのころ出来事です。
ピチピチの20代。


うちの店は「お客さんと話すスタイルのお店」で、仲が良くなった常連さんも沢山いました。

その常連さんの中のひとりに
「モテなくて寂しいオジサン」が
いらっしゃいました。

※これは、かなり的を射ている表現です。


おそらく彼は50代前半でしょうか。
独身で、恋人がいない。
太っていらっしゃり、髪の毛は薄め。
エンジニアの仕事でそれなりに稼ぎ、
趣味で音楽活動をしている方でした。


「けっこう楽しそうな独身生活」を送っているとも見えるのですが、しかし彼からしたら不満だらけの生活だったようで、

彼はぼくのお店に足を運ぶたびに
〈出会った人の悪口とその悩み〉
ばかり話していました。


「周りに、話の分からない奴がいるんだ」
「自分はこんなに凄いのに、認めない奴がいる」
「あいつは何も分かっていない」

こういうタイプの文句と悪口です。


・・・ぼくも大人になった今なら、諸々理解した上で「あ~~大変でしたね」で終わらせてしまうような内容なのですが、

その当時はまだ悩み相談の経験も浅く、
毎回親身になって傾聴し、
その悩み相談に乗っていました。

※たぶんぼくは、そのオジサンの人間関係の中で、
母親の次くらいにオジサンの幸せを願って接していました。


『いい奥さんやパートナーと出会えたら、
この人の不満はなくなるだろう』

『そのためには、どんな協力や
アドバイスをしてあげたらいいかな』

と、かなり真剣に相談に乗り続けていました。


・・・このオジサンは、
カツゼンの親身なカウンセリングを

“ビール1杯の価格”で
受け続けられたということです。
いま思えば、めちゃくちゃお得なプランです。


・・・それから1年くらい、
毎週のようにオジサンは来店されました。

相変わらず女性からはモテないようでしたが、最初の頃よりかなり人格も丸くなり、周りの人への悪口も減ってきました。


・・・しかし、そんなある日のこと
オジサンは豹変します。
ダークサイドに堕ちます。


仕事で嫌なことでもあったのでしょう。また、歳若くして人生を楽しんでいたぼくへの嫉妬もあったのでしょう。


オジサンは何を考えたのか、急にネットで

「ぼくの店を叩き始めました」

SNSや口コミサイトで、ぼくの店の評価を
落とすような投稿を始めたのです。


…それを知ったときは、さすがに驚きました。

ぼくも若かったので、
もの凄く大きなショックを受けました。。。


こちらが知らないうちに大きな粗相をしていたのなら申し訳ないと思ったのでメールで確認を取りましたが、結局のところ「気に入らない」という感情的な動機。

これはもうダメ。人間としてのルール違反です。


ぼくは「二度と店に来ないでくださいね」と出禁通告をして、その人とのメール、SNSという繋がりを全てブロックして、関係性を断ちました。


・・・しかしです。
ぼくの感情は後を引きます。

そこで生まれた「イヤな気持ち」が
全く切り替わらないのです。


『相談に乗った1年間はなんだったんだ…』
『大きな時間を無駄にしてしまった』
『いっそのこと、倍返しにしてやろう』
『いや、もう関わりたくないから、やめよう』

などと、モヤモヤ…モヤモヤと
嫌な気持ちを抱えてしまいました。


それから何日かは、全然眠れない。
サウナに行っても、全く気持ち良くない。
心も体も、なかなかスッキリ整わない。
食欲も湧いてこない。

『ああ、心と体って、本当に連動しているんだな』と、このとき痛感しました。


・・・そんなとき、

たまたま昔から仲の良い友人が「飲みに行こうぜ」と連絡をくれました。気持ちが落ちているのでお断りしようかとも考えましたが、行くことにしました。

その親友くんは「職業ヒモ」も自称する、大変面白い旅人気質な男性です。『彼と面白おかしく話していたら、このイヤな気持ちも晴れるかもしれない』そんな期待と共に、友人と二人で夜の吉祥寺の街へ飲みに行きました。


飲み会が始まると共に、その友人は言いました。
「あれ!かっちゃん、珍しく元気ないね!」

さすがです。ぼくが顔に出やすいのもありますが、見抜かれました。


ぼくは「あ~~、仕事でちょっと色々あってね」と言い、具体的な話は暗くなるから避けようと思ったのですが

友人は「いや、話してよ!」
言ってくれました。


ぼくは当時、人の悩み相談は散々乗っていましたが、自分自身は人に対して悩みや愚痴を言わないよう心がけて生きていました。

それでかなり抵抗感はあったのですが、友人もそう言ってくれたので、勇気を出して少しずつ「何があったのか」一部始終を説明しました。

友人は、しっかり傾聴してくれて
「それは酷いな」と共感をしてくれました。


・・・そして、その状況を説明し終わるころには
本当に不思議なほど
イヤな気持ちはスッキリ晴れていました。


サウナに入っても、好きな食べ物を食べても
あんなに切り替わらなかった「イヤな気持ち」が

友人と1時間ほど話しただけで、
スッキリと切り替わりました。

・・・


今だからこそ知っている言葉ですが、
誰かが言ったこんな名言があります。

「思いを話すと、思いを放せる」

話す(はなす)と放す(はなす)をかけた、
素晴らしい表現です。


本当に、これなのです。

イヤな気持ちを切り替える
特効薬みたいなものがあるとしたら
それは「その気持ちを話すこと」なのです。


自分の気持ちが落ちたときに、話を親身に聞いてくれる友人がいるのは本当に有難いことなのだと、このとき強く実感をしました。


・・・それからは、自分がやってきた
「ネットの無料悩み相談活動」の価値も

それまで以上に、高く感じるようになり
それまで以上に、親身に「思いを聞く」
ということを心掛けるようになりました。

Fin


『イヤな気持ちを切り替える技術』
まずはその入門編をご紹介しました。

それは『人に、その気持ちを話す』という技術です。もちろん、誰でも彼でも、無粋に愚痴を放つのはナンセンスです。

信頼のおける人に、ちゃんとお願いして、話させてもらいましょう。そして、聞いてもらったら、ちゃんと感謝を伝えましょう。さらに言えば、その人が困ったときは、こちらは必ず力になりましょう。

・・・これを知っているだけでも、
「イヤな気持ち」の未来は変わっていきます。


さて、あのオジサンに悩まされてから、早10年。

ぼくも人生の師から沢山の「心の知恵」を学び、
それを活かして沢山の方の「悩み相談」に乗り、
研鑽を積んできました。


「イヤな気持ちの切り替える技術」に関しても、
人に話すだけではなく
今では沢山の方法を持っています。


☑イヤな出来事があったとき
☑大きな後悔をしたとき
☑大きな失敗をしたとき

人は、イライラしたり、モヤモヤしたりして
「大きな悩みの渦」に巻き込まれてしまいます。

そしてその悩みは、長期化するほど
心にダメージを与えてしまいます。


・・・そんなときにもし、色んな種類の
「イヤな気持ちを切り替える技術」を
あなたが持っていたなら?


そのイヤな気持ちを引きずらずに、パッと浄化できるようにもなるし「イヤな出来事」の根本的な解決まで目指せるようになります。

もっと言えば、周りで「イヤな気持ち」で悩んでいる人がいたときに、スッと助けてあげられる自分になることができます。


そして「心のバランスが整っている人」になれます。そういう人には、類は友を呼び、同じように素敵な人が集まるようになり、その人間関係でもって人生の幸福度は増していきます。


・・・さて、次回からのカツゼンNOTEでは、

【イヤな気持ちの切り替え方『初級編』】
【イヤな気持ちの切り替え方『上級編』】

という銘を打って、記事を作成します。

あくまでも、今回の
「人に話させてもらう」は
『入門編』です。


これから何種類もの「イヤな気持ちの切り替え方」を、このNOTEの記事を通じて、あなたにお伝えしていきます。

イヤな気持ちと、パッとお別れできる
自分になっていけます。

そのための、力になりたいのです。


ぜひ、次の記事も読んでくださいね!

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