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九州 ご当地グルメの魅力とオススメ@ Kty車旅ハイライト-その6

<はじめに>
2021年、秋の九州4Week 5100kmの旅。キャンピングカーで車中泊を続けた長い旅では、旅行雑誌、You Tube、Web.のオススメ記事などの情報を総合し、天気予報も睨みつつ、様々な場所を訪れました。
そして、訪れた旅先で現地ならではの美味しい料理を食べる事も、やはり旅の醍醐味。所謂ご当地グルメ。これを調べ、書き込みの良い店を混まない時間に訪れて食べる事、買って持ち帰る事 が、気ままな旅の得意とするところ。noteで記さずにはおれません。

九州7つの県に渡り私が訪問した料理店 or 食べた料理の中で、取り上げたいグルメが 14件あります。更に、再度訪問したい店 or もう一度食べたい料理(種類、食材等)は、私の独断(と偏見)で 第8位~第1位 の順を付けて発表しながら記します。
note記事は九州7つの県毎にまとめています。 尚、途中に郷土料理と呼べるものがあれば、「カッコ」で示します。 それでは、

■ 福岡県 ・・・1- 

福岡県で取り上げたグルメは、1-1)  門司の焼きカレー@ピピ     1-2) 博多もつ鍋@天神 楽天地 の2件です。福岡県といえば博多とんこつラーメン、博多天神の屋台めし なども有名なので、博多とんこつラーメンも食してきましたが、取り上げたのは次の通り!

1-1)  門司の焼きカレー@ピピ  ◆ グルメ第8位 ◆

門司市には焼きカレーのレストランが沢山あります。名前の通りカレー料理を部分的or全体的に焼いてますが、ベースのカレー料理の美味しさがやはり大切でした。クチコミが極めて高い店 "プリンセスピピ” を訪れ、まず焼いてはいない野菜たっぷりのグリーンカレーと王様カレー(牡蠣入り)を食べたところ、実に旨い。4W後に再度訪れて、写真右下の伊勢神宮奉納カレー(=博多めんたい焼きカレー) を食べたところ更に旨い。なるほど!
取り寄せ可能ですので、オススメです。

門司の焼きカレー@ピピ

1-2)  博多もつ鍋@天神 楽天地

博多もつ鍋を博多の街中で食べる為に、実は九州4Weekの車旅で一度だけ車中泊せずにBホテルに宿泊して、夜の街に繰り出しました。ほぼ居酒屋料理だからです。ビールも一緒に飲まねばなりませんし…。旅行雑誌で元祖もつ鍋の店と謳っている "楽天地 今泉本店@博多天神” に出かけ、食べたわけですが、醤油ベースのスープは絶品。残りスープで作ったしめのラーメンも最高でした。

博多もつ鍋@天神 楽天地

■ 佐賀県 ・・・2- 

佐賀県で取り上げたグルメは、2-1) 呼子の活き烏賊(イカ) です。呼子(=ヨブコ)と言えば朝市が有名で、日曜日早朝7時半頃から歩いたのですが、輪島や高知の朝市の規模と比べると小さく期待はずれ。どうも歴史の長さが日本三大朝市と呼ばれる所以との事。しかしながら、玄界灘で捕れる烏賊はやはり日本No.1か!

2-1)  呼子の活き烏賊(いか)      グルメ第7位

たくさんあるいか活造り料理店の中から「河太郎」に決め、開店2時間前から並んで食した活きいかの刺身が写真中央です。新鮮さゆえ、透き通る様な身のコリコリ感と甘みは期待以上。その美味しさの理由は、剣先いかの鮮度を維持する(=烏賊のストレスをなくす)数々の工夫と努力がなされているとの事。なんでも河太郎店が「いけす料理屋」の日本第1号とか、どうりで!納得です。

呼子の烏賊

烏賊の新鮮さを、こんな動画でご覧下さい。14sec.です。
https://www.youtube.com/watch?v=eGHxrE27zVY

呼子の街中では、こんな光景にも出会いました。思わず足を止めて撮影!
https://www.youtube.com/watch?v=YM7OL8gHUxY

■長崎県 ・・・3- 

長崎県で取り上げたグルメは、3-1)  佐世保バーガー@ヒカリ    3-2) 島原の具雑煮  3-3) 長崎の皿うどん・ちゃんぽん です。 

3-1)  佐世保バーガー@ヒカリ    グルメ第4位

佐世保市はハンバーガーの伝来地で、米海軍から直接レシピを聞いて始めたとか。佐世保市には味とサイズを競うハンバーガーショップが沢山あり、やはり評判の高い店を調べ訪れて食べたのが写真のスペシャルバーガー。セットで1,130円。甘めの玉子と店特性のマヨネーズが実に旨い。バーガーをめったに食べない私がハマリそうな一品。地元民が通う人気店なのは納得できます。

佐世保バーガー@ヒカリ

3-2)  島原の具雑煮 「郷土料理」

島原市に入り名物を調べると、具雑煮がすぐ出てきます。★の数の多い店に行って食したのが写真の雑煮鍋で具雑煮と呼びます。キリシタン関連で有名な”島原の乱”の際の兵糧が起源とか。よって「郷土料理」の典型。カツオだしに丸餅と他たくさんの具が入っており、お腹いっぱいになります。

島原の具雑煮

3-3)  長崎の皿うどん・ちゃんぽん

長崎のご当地グルメと言えば、ちゃんぽんと皿うどんでしょう。長崎県平戸市で食べたチャンポンは、店が「平戸チャンポン」と名付けていましたが、そこのスープは海鮮ベース。あご出汁のスープは飲み干したくなるほど。
皿うどんは長崎市内の新地中華街にある蘇州林という店で食したもの。細い麺が香ばしく揚がっていて、満足の一品でした。

長崎皿うどん・ちゃんぽん

■大分県 ・・・4- 

大分県で取り上げたグルメは、4-1) だんご汁と とり天 4-2)  鳥市本店の鶏刺し の2件です。

4-1)  だんご汁と とり天 「郷土料理」  グルメ第2位

大分県の郷土料理に「だんご汁」と「とり天」がある事は事前の調べで分かっていました。別府市内で地獄巡りをしていた最中、ランチの店をWeb.で調べ探して見つけたのが★の数4.2の「甘味茶屋」という店。更に店に入ってメニュー内に見つけたのが "だんご汁ととり天定食" 。一度に二つのお目当て料理を食べる事が叶ったのです。天ぷらにしてあったのは鶏のむね肉で、薄くて食べ易く、おかわりしたくなる程。だんご汁は白味噌仕立てでほんのり甘くやさしい。”だんご” といっても丸めた状態ではなく帯状で、コシが強くて味も染み込んでいて、これも再度食べたいと強く思えた料理でした。
ちなみに福岡県や熊本県では、同様の汁料理を"だご汁"と呼んでいました。

だんご汁と とり天

4-2)  鳥市本店の鶏刺し

大分県日田市に鳥市本店という店があります。そこで販売している鶏の刺身が安くて旨い!と事前のYou Tubeでとある旅好きが絶賛。そこで、行って購入してみるとその通り。はね身もも身砂ずり の3点セット。これで550円。朝引きした親鳥を使用しているとの事で臭みはありません。はね身は柔らかく、もも身は固く、砂ずりはコリコリしていて、晩酌の大分麦焼酎との相性が抜群でありました。

鳥市本店の鳥刺し

■ 熊本県 ・・・5- 

熊本県で取り上げたグルメは、5-1)  熊本の馬刺し     5-2)  沙羅の蕎麦@黒川 5-3)  地獄蒸し@熊本わいた温泉郷 の3件です。熊本は阿蘇で育つあか牛の肉料理も有名ですが、節約重視の私には あか牛料理 は縁が遠かったのです。

5-1)  熊本の馬刺し      グルメ第3位

熊本で肉と言えば馬肉は欠かせません。しかも鮮度の良い馬刺し日本酒にマッチすると聞き、地酒探しも大好きな私は共に現地で探しました。しかし、馬刺しは限られた居酒屋で夜にしか提供されないと分かり、行きついたのが熊本市内の大手デパート(鶴屋) の地下の馬肉専門店。冷凍ですが、馬刺しロース(857円) と馬刺しレバー(928円) を購入して、車内で地酒「花の香」と共に食しました。やはり絶品でした。臭みなど無く適度な甘さと歯応えが有り、もう一度食べたい!
ところで「花の香」は九州の限定酒屋でしか入手できない名酒なんです。フルーティな甘さと深みは実に見事な味わいです。

熊本の馬刺しと地酒「花の香」

5-2)  沙羅の蕎麦@黒川     グルメ第5位

阿蘇山麓北側の小国町に黒川温泉という有名な温泉郷があります。その西側12km辺りに道の駅小国がありそこで車中泊した後、黒川温泉に向かう道中で、事前調査なしに立ち寄った蕎麦屋さんが「沙羅」という店でした。小国町には蕎麦街道と呼ばれる地域があり、その中の一軒です。そこで食べたもり蕎麦が実に美味しく忘れられません。麺が細目でコシがあって喉越しが良く、つゆはやや甘め。加えて店内の雰囲気と店員さんのおもてなしが気持ち良く、くつろげたと言うのでしょう。ミシュランガイド掲載店だった事が後ほど判りました。

沙羅の蕎麦@黒川

5-3)  地獄蒸し@ 熊本わいた温泉郷    グルメ第6位

地獄蒸しとは、温泉の噴気で調理する(=蒸す) 料理法の事を指しますが、100℃前後の高温の蒸気で一気に蒸すため、旨みを逃さずに余計な脂が落ち、野菜や魚肉類を一気にヘルシーに食べる事ができるのです。コスパも文句なし。それらの調理は温泉のすぐ隣りで、温泉に浸かっている間(約1Hr) に出来上がっているという嬉しさあり。
大分県別府市の鉄輪エリアの名物との事ですが、私はここ熊本県小国町の わいた温泉郷 豊礼の湯で体験できました。

地獄蒸し@ 熊本わいた温泉郷

■宮崎県 ・・・6- 

宮崎県で取り上げたグルメは、6-1)   鶏の七輪炭火焼き    1件ですが、堂々のグルメ第1位です。宮崎グルメを観光雑誌で見ると、チキン南蛮、宮崎牛、鶏の炭火焼き が掲載されています。中でも鶏の炭火焼きは、どんなスーパーや道の駅でもトレー盛付商品や真空パックがあり、炭火焼き屋台もあちこちで見かけました。つまり宮崎県民の定番フード。そのフードを最高に美味しく食べる事ができたのが、6-1) での紹介です。

6-1)  鶏の七輪炭火焼き      グルメ第1位

宮崎県宮崎市の道の駅フェニックスから2kmほど青島方面に向かうと、”七輪炭火焼き 居心” という看板が見つかり、坂を登って古民家風の家の玄関のれんをくぐると広い店内。分散したテーブル各々に七輪と煙ダクトがあります。ランチセットメニューで注文した、炭火地どり焼1900円、チキンナンバン焼1150円が写真の通りです。店の説明によると、地どりは霧島赤どり、七輪の炭は備長炭。薬味はゆず胡椒、自家製酢だれ、レモンが用意され、自分好みに焼いて食べるという料理。味は当然の如く、熱々焼きたてのコリコリ感と炭の香りで抜群の旨さ!旨味も凝縮され、満足度は最高潮。
加えて、店のおもてなしも気持ちよく、メニューはすべて女性店長の直筆と分かって驚きでした。

鶏の七輪炭火焼き 居心

■鹿児島県 ・・・7- 

鹿児島県で取り上げたグルメは、7-1)  鹿児島黒豚のしゃぶしゃぶ  1件です。鹿児島のグルメは、黒豚料理と黒毛和牛との事前情報を得ましたが、節約重視により黒豚料理のみを食べる事にしました。

7-1)  鹿児島黒豚のしゃぶしゃぶ  「郷土料理」

黒豚のしゃぶしゃぶ を食べた店は、霧島にあるさくらさくら温泉のレストラン。そこの温泉は天然泥湯で有名なのですが、温泉には入らずにランチのみで訪問。写真の品は二人前で3,000円。黒豚の味は、臭みがなく肉は柔らかめで美味しく、鹿児島グルメを一つ理解できました。

鹿児島黒豚のしゃぶしゃぶ


<おわりに>
私の車旅はキャンピングカーを利用しての節約が基本方針。各地の名物料理
や郷土料理をなるべくテイクアウトで購入して、車内で食べる事を心がけましたが、各地のグルメ料理は店内でないと食べることができないものが主流。よって、この "・・その6" のnote記事はそんな料理がほとんどになっています。それでも旅の基本方針を忘れない様にした為、各県の和牛料理などはパスしています。私の知らない九州グルメはきっと他にもたくさんあった事でしょうが、やむをえません。
読んで下さった方には、ご理解のほどお願いします。

■ 補足情報
タイトルでお分かりの通り、九州@Kty車旅ハイライト は、今回がその6と言う事は その1~その5などもあるシリーズになっています。
宜しければ、九州車旅の導入と総括を記した その1 も覗いてみて下さい。
https://note.com/ktyhara/n/n8d308b0f3d15


<蛇足>
noteに旅の記録をまとめ投稿する様になった私の場合の理由は、
人様に見られても良いという緊張感を持って、メモ的記録でない内容で記し纏めておく事と、投稿するからには読んで下さる方に "面白かった”  "少し役にたったかな” と思ってもらえて私の満足感にしたい、であります。

すると旅の内容は、旅行雑誌などで得られる一般情報ではなく、お役立ち特化内容がよかろう、と考えて記しています。
読んで下さった方にとっては、いかがだったでしょうか。


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