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頭んなかを、のぞき見合いしてみたら

「東京オフィスメンバーでnote書いてみませんか?」

4〜9月の上期が終了し、久々みんなで集まる下期キックオフ的な会で言ってみた。
(そんな大事な会に、伊豆の旅行先からオンラインで参加したんやけど)

テーマは自由。
なので、一応提案者としてそこにいたる
経緯・理由みたいなものをまずは書いてみようと思う。

この10月から、組織体制が変わった。
各リーダーがマネジメントするチーム体制は廃止。
各々がやりたい・極めたいスキルを伸ばすために集まるパーティ制へと切り替える。パーティリーダーはいるが、パーティメンバーのマネジメント責任はない。(細かくは誰かがどこかで書いてー)

どうなるか分からんところがあるけど、
個人的には東京・大阪関係なく色んな横のつながりが
みんなにできそうなので、やってみる価値はあると思った。
大阪と比べて人数の少ない東京オフィスは、東京なのにどこか離れ小島的な気がしていたから。比べるのがよくないんやが。

で、東京メンバーはチームという形ではないが
定期的に集まって今までのように情報共有することに。
(同じ東京エリアに住んでるんだもの)

ほんで、そのnoteを書いて期待したいことは大きく2つ。

1.つながりの質を変える。

もはや当たり前やけど、コロナの状況下になって社員同士リアルに会うことがめちゃくちゃ少なくなった。
もちろんチャットでやりとりしたりテレカンしたりするが、リアルな表情やコンディションは分からないし、雑談もあまり生まれない。
同じ東京メンバーやのに、どうにも距離がある気がする。
(自分だけかもしれないが)
じゃあテレカンを増やすのか、っていうのも、
無理に時間を奪って縛る感じがして、どうにもやる気が起きない。
(自分だけかもしれないが)
これ、世の会社ってどうしてるんですかね。
色々コミュニケーションツール使ってるとかは見るけど、
なんか、結局は「慣れ」な気もする。
ニューノーマルな暮らしに順応せえってことか。

ただ、社内にもヒントはあった。
テックチームからはじまった「times」というもので、社内ツールであるslackを個人のSNSのように使い、自由につぶやいたり、気になった事例やニュースをアーカイブとして残したりする。

コロナ前から実施してたが、
めちゃいいアイデアやと思った。

そのまま同じことやってもええんやけど、
なんかもうちょっと相手のことが分かるコミュニケーション方法ないかなーと考えていた。
で、もひとつヒントになったのは
毎日見てる「ほぼ日」で糸井さんが書いてるコラム。

これやと思った。
んで、noteがあるやん、って。

周りの知り合いやクリエイターも書いてるし、別に大したアイデアやない。
けど7月に東京オフィスにジョインした根岸さんも前からnoteを書いていて、入社前にそれを読んだので、どんな人か、どんなことを考えている人か、なんとなく理解できた。

書くということは、考えを表出化すること。
考えてないと書けないし、書くことで考えることもある。
そんな思考を読むことで、理解を深め、つながりの質をいい方向に変えたいと思った。
身近な人でも意外に思考を探ることってそんなにない。

僕は飲みの場が好きなんやが、
あの場で楽しんでるのは美味しい食べ物やお酒だけではないと思っている。
酔って対話してると、新しいアイデアが生まれることもあるし、
自分の考えが表出化されたりする。
記憶なくなったりして、あとで「こんなこと言ってたで」
って聞いて自分自身に感心することもある。
最近のビジネスマンはサウナでアイデア出しとかやってるみたい。
noteはなんかそれに近いものがあると思う。

もうひとつは、

2.個人のスキルアップ

ライティング力はもちろんやけど、やっぱり書いて、アウトプットすることがこの仕事というか、ディレクター職のコアだと感じている。

前の会社の師匠が
「クリエイティブは、自己開示だ」
と言っていた。

だいぶ前の話やけど、彼、その師匠が会社を去るとき、送別の品として
仲間みんなで長文のレターを書き、まとめて文庫本(みたいなん)をつくった。
note(web)ではなく、紙で。
なぜなら彼は、表現にしてもそう、「手触り」感を大事にしている人だから。

誰かに対して長い文章を書いたのは、初めての経験だった。
親しい間柄でも言ったことないエピソードや感情も書いた。
自分の書いたものが良かったかは分からないが、
みんなの文章も、
「そんなことがあったんや」
「そんな想いがあったんや」
という気づきであふれてた。面白かった。
今も仲間と会うがその細かい文章内容についてあまりお互い触れない。そんな内容。
そして、普段クールな彼が喜んでくれたのはとても嬉しかった。

自分の想いを籠める。
最近でも、体験談、経験知を提案に入れた方が、
相手も共感してくれることが多いし、
なんせ、自分がその仕事の真ん中にいる感じがしてやりがいがあるし楽しい。
僕らの仕事は基本代理業だから、虚しく感じることも多い。けど、
自分自身をさらけ出して、企画書にのっけることで、
頷いてもらえることが増えた気がする。なんか、認めてもらえてる感じがする。

人は社会的動物だから、個人の感覚・価値観でいい。共感してくれる人はどこかに存在する。それが広がる。そんな考え方でいいのだと。

そのためには、まずは思考を言語化する。
デザイナーでもなくエンジニアでもない。
僕らディレクターができることだと思っている。

口から入れたものを、うんことして出す。
自分の中のいろんな細胞・臓器を経て、うんことして出すのが大事。
口から入れたものは、ゲロとして口から出さないほうが健全でしょ。
くそ汚い表現でごめんなさい。けど、誰かが言ってて一番納得できたのです。
うんこしたら、またお腹空くし、食べるし。

アウトプットすれば、社内外で反応する人もいる。
それに共感した人と、またつながりができたり、
自己理解も深めることができる。可能性が広がる。
いいことづくめや。

今までほんま、なんか、なんかね、恥ずかしくてなかなか書けなかった。
けどこの機会に、ほぼ自分のためやのに、みんなのためやとこじつけて、やってみようと思う。
さぁ、続くやろか…。

東京メンバーみんなのリアクションがちょっと読めなかったんやけど、
(これもオンラインMTGの弊害)
鈴木くんが一番乗りで書いてくれた!さすが!

とてもいい。企てもある。
提案者が本来最初に書かないとなのに、すいません。ありがとう。
リアクションをもらうって、嬉しいよね。


最後に、最近読んで参考にした本を一応共有しておきます。

ちょっと長かったすね!
まぁ誰も見てない、誰か見てくれると思いながら
気楽にすすめましょー!

以上です!

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