映画鑑賞記録 -2021年6月編

暑い。でも映画は観る。今月も。

新作

映画大好きポンポさん

かなり話題になっていたアニメーション。まさに「作り手の熱意」な映画で、とても引き込まれる作品。「映画を作る映画」は良くあるのかも知れないけれど、作ったあとの「編集」「資金集め」などに焦点が当たっていた点がとても良かった！ストーリー展開的にあまり好きじゃない所もあるんだけどコンパクトに楽しめた良作

賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット

せっかくこれが劇場公開されるということでここまでドラマ、映画観てきたのですが思ったよりは・・・といった感じでした。良い意味で作風がシリアスでローテンションだったのですがそれがずっと続いてると「んーこれが観たかったわけでも・・・」と感じてしまい。やっぱりこの作品はどかーん！とハイテンションでばかやってた方が面白いのかも。続きどうなるんでしょうか・・・

地獄の花園

こういう「ザ・邦画」な作品って、予告の時点で穿った見方をしちゃうというか、「どうせツマンネ〜！」と思ってしまうのですが、僕もそんな感じで観にいったら予想以上に面白かった笑

バカリズムが脚本というのもあってバカリ節がきいたクスッとくるギャグシーンは勿論、全体的にキャストの力が強く、最後までその勢いで観れちゃうという。広瀬アリスも永野芽郁も菜々緒も森三中大島も川栄李奈も良い〜

アオラレ

こわ〜！太った狂気のラッセルクロウ怖すぎ〜！そんな映画。派手さはないものの良い緊張感で楽しめる。

ほぼあおり運転は関係なく、単なるやばいやつに追っかけ回されるスリラーなんだけど、最終的には「あおり運転には気をつけよう！」にもなる笑

旧作

ファイナルデスティネーション

これぞ死に方大喜利ホラー！多数突っ込みたくなるシーンはありながらも、序盤の絶望感や「どうなったら生き残れるんだ！」のフェーズは結構面白い。にしてもそんな首への絡まり方はせんやろ〜！

インシディアス

ブラムハウス。監督がジェームズワン、脚本がリーワネルという『SAW』コンビ。演出も斬新で結構面白かったんだけど、悪魔払い系ホラーの極地まで行き切ってるので好き嫌い分かれそう。もはや向こうの世界に行ってしまうという。しかもラスボスはダースモール。個人的には微妙だったけど終わり方はとても好き。

ベビーシッター

Netflix映画！とにかく良かった！！！信じてたベビーシッターが実は殺戮を繰り返すカルト教団のサイコ野郎たちだった、という血まみれホームアローン×タランティーノ的ブッ飛び映画。スプラッターとしても良質だし、とにかく派手で全キャラクターがイかれている。もう最高だね。無駄にエロいねーちゃんが出てくる感じ、テロップの出し方、タランティーノ〜！って感じ

ベビーシッター キラークイーン

続編。個人的には前作の方が好きなんだけどくだらなさは結構増してるし、しっかり続編としての存在意義もあってなんだかんだ良かった。「キラークイーン」というタイトル名くらいだからいつあの名曲が流れるのかと楽しみにしちゃう。果たしてどこで流れるのか！ぜひご覧あれ。

アフタースクール

『鍵泥棒のメソッド』で有名な内田けんじ監督作。大泉洋、堺雅人、佐々木蔵之介という豪華布陣で繰り広げられる所謂「どんでん返し」劇。どんでん返しと分かっていても「ええ！？そういう方向！？」と騙されてしまう上手い作り。分かりにくそうでギリギリしっかり理解できるくらいの難易度なのもグッド。

賭ケグルイ

ドラマからの続編。基本的にはしっかりドラマの良さが生きていてとても楽しめた。なんといっても早乙女＆木渡という豪華コンビが見れる。これだけでお得。また福原遥が予想以上にトんでるのも含めて結構良作。

邪願霊

元祖ジャパニーズホラーともいわれているモキュメンタリ―作品。1988年のビデオ映画ということもあり質はかなり荒いものの、必要な成分はかなり詰まっていてこれぞ元祖って感じ。Jホラー好き（マニア）は通るべき

シライサン

その話を聞くだけで呪われてしまうというチート級の能力を持ったシライサンを巡るホラー。シライサン自体の造形や「どうやって回避するか」という仕組みはとても面白かった（というかジャガモンド斎藤さんがシネマンションや自身の動画で語っていたところから気になってた）ので良かった。またエンドロールでの仕掛けも良い。ただまあ、全体的なインパクトや面白さには欠けるかな・・・・

カルト

みんな大好き白石晃士監督作品！とにかく出てくる者すべてが胡散臭い。モキュメンタリーのくせにさらに胡散臭い。でもそれが面白い！！！！！白石作品に共通するイズムがとにかく盛りだくさんなのでファンであればあるほど楽しめるはず。難易度は高め(笑)

戦慄怪奇ファイル コワすぎ！シリーズ

全作見たのでまとめて書きます(笑)　とにかく全てが好き。すべてが胡散臭くて嘘なのになぜか楽しい。個人的にはファイル４『トイレの花子さん』がヤバかった。花子さんに挑むはずがラストには感動が待つタイムスリップSF（しかもワンカット風）になる名作。最終章ではあの『オカルト』ともつながる？展開で超熱い。とにかく全人類観るべき大傑作シリーズ。