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最も影響を受けたデザインは米国での黒でした

西武国分寺線の鷹の台駅前のお店で、

「黒は色なんだよ!」
「黒はすごい派手な色なんだよ!」

と多摩美の友達が力説しているのを思い出しました。


それから何年も経ってから、米国へ出張しました。


ファッション関係の人はご存知の方も多いと思います。
PROJECT というカジュアルファッションの展示会がメインの出張でした。
その PROJECT は今では、ニューヨーク、ラスベガスに加えて、東京でも開催されています。

一流ホテルの展示会場で豪華に開催されています

ラスベガスでは同時に「MAGIC」「LIBERTY」「Capsule」「AGENDA」「cabana」「envsn」「AGENDA」といった、さまざまなカテゴリーのカジュアルファッションの展示会もあります。

会場があちらこちらに散らばっているので移動はリムジンです。なんとタダです!


インナー向けですが、全米からバイヤーや小売店、メーカーの人までが集まってくるので、ラスベガス開催の時なんて、その時期オシャレな人たちでごった返します。ロサンゼルス~ラスベガス間の飛行機はあっという間に満席になっちゃうぐらいです。

This is closed trade show to curated brands and industry buyers and decision makers,street wear enthusiasts.

と案内されていますので、一般の人でも入れることは入れます。
今はどうかわからないのですが、以前は$500で一般は入ることができました。
(高い!)

カジュアルファッションの展示会なのに、黒を基調した会場作りは流石でした


ニューヨークでの開催では、ACE HOTEL に宿泊しました。

雑誌やメディアで注目され、ミュージシャンやアーティスト、作家などが個性豊かなクリエイターたちが集まる「ライフスタイルホテル」と紹介されていましたからです。

1st floor はいつも人が集まって来ています      右の写真の棚ではGOODSを販売

ロビーに入るには入場制限が行われるぐらいで、米国人なのに深夜まで列に並んでるんですよ!(当然宿泊客はフリーパスで出入りできます)

宿泊してみると他のホテルとは、違うオシャレのこだわりが見られました。

ルームキーからフライヤーまでオシャレ
クリエイターの部屋のようです         フロア案内まで統一したデザインで 

今では京都にもあるみたいですね。


街へ出かけて、Levi’s Shop へ。

アイテムの説明がわかりやすくデザインされているのに、安っぽくない

むかしは、1本$15ぐらいでワークショップで売られていたのですが、今では高級になって$100以上もしますね。

売場の基調色が黒なので無骨なジーンズのイメージがアーバンに

Levi’s 以外にも、Allsaints、rag & bone などのブランドも黒基調で売場を展開していました。


おわかりになるかと思いますが、ここまで挙げた写真で共通しているのが
黒地に白の太めのゴシック体のデザインです。

単純にカッコいいと感動してしまいました。
気がつくと、展示会場や街中のお店で何百枚もの写真を撮っていました。

いずれもシンプルですね。
けど、かんたんには真似ができません。

こんなデザインがしたいです。


米国で見た「黒」が最も影響を受けたデザインです。
って言う話でした。




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