資本主義、個人主義、社会契約 #4
◆ディスコミュニケーションに最適化された個人こにし この節は納得度が高かったです。
うえむら ペルソナの話については、「分人」というのは『ドーン』平野啓一郎という小説に出てくる概念です。個人の人格はひとつに定まるものではなくいくつかのディヴに分割されており、AさんにはAさん向けのディヴ、BさんにはBさんのディヴというふうに、個人Individualではなくて分人dividualとして私たちは他人と接している。だから現代は「個人主義」individualismではなく、「分人