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コペンハーゲン滞在記(2)

2日目,コペンハーゲン・ビジネススクール(CBS)初出勤。

今回お世話になる学科は,
International Economics, Government and Business。
マーケティングじゃなくて,国際経済・政策・経営。

アパートから大学まで徒歩15分。
周辺にすし屋を5軒発見。すしバブル?!

学科秘書のPiaさんが建物内を案内してくれました。
CBSはリモートと半々だそうですが,先生方も
割とオフィスに来られてて,とてもフレンドリー。

驚いたことに,私のオフィスもありました~!
これまでの海外経験では無いのが普通。期待ゼロ。
当然あるわよ,とPiaさんに言われましたけど。
本気で驚きすぎて,笑われました。

招聘客員教授(visiting professor)のステイタスは想像以上。
お願いしお許し頂く,客員研究員(visiting scholar)とは違ってた。
若手の皆さん,真面目に研究していれば良いこともありますよ。

オフィスに印刷済みの名前 テンション上がる

招聘して下さった先生は,Dr. Max von Zedtwitzです。
PDMAのCPASという調査研究の責任者。
私が日本のデータ収集を務めたので
グラント(補助金)を取って招いて下さいました。
思いがけないご褒美!!

早速,Maxのオフィスで打合せ。
JPIM近刊予定の原稿にワクワクしました。

CBSには地下に学科だけのための食堂があります。
ランチは教職員も学生もそこに行ってビュッフェ。
外で食べるより,安くておいしいらしいです。
価格は従量制。

学科の食堂,1,000円前後でバランスも味もいい感じ

教職員は2Fの共有エリアに上がって,ランチに歓談。
リモートの時代,日常的に雑談できるのは良いなぁ。
わざわざZoomを設定せずに,ちょっと話したいですよね?

午後は教員3名が発表する学科内セミナー。
テーマはdecoupling。分断,新冷戦。
中国人の先生が新しいオフショアの考え方を示し,
欧州の先生が政策的な見方を示し,
マクロ経済と企業戦略のギャップなどを全員で議論。
国際経営は専門外ながら,短時間でアップデート。

学科内セミナーは2週間に1回位はあるそうです。
教員同士の知的な異分野交流は刺激的。
深刻なテーマなのに,ユーモアにあふれて,
温かい雰囲気でした。

ハイフレックス常設でオンライン参加も3人。
マイクは天井,カメラとスクリーンは壁面。
教室以外にハイフレ会議室があると良いのかも。

夜は別キャンパスに移動し,Maxの授業を
カザフスタンとブラジル出身の博士学生と聴講。
ピアノ事業の中国市場進出のケースでした。

市場参入戦略を日本以外の国で聞くと,見え方が全く違う。
日本にいると,日本中心の見方に縛られていることを痛感。
私の授業を受けている留学生の気持ちが少しわかりました。

CBSの授業風景 教室レイアウトは島型
CBSの校舎は北欧スタイリッシュ

歩き疲れて,足が棒状態。
寝る前にYou Tube見ながらストレッチしてます。
コペン2日目は,朝から晩まで良く働きました・・!

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