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「いいか、人生とは、自分で書いた物語だ」

6月から毎月受講している「言葉の企画2020」

今回の事前課題は
「あの感情に今、名前をつけるなら」
をテーマに記事を書くというもの。

僕は今回、大学時代に大きく感情が揺れ動いたときのことを
思い出しながらnoteにしたためました。

この話は自分にとって、
良かったエピソードなのか
悪かったエピソードなのか
正直これまで気持ちの整理ができていませんでした。

ただ、今回の課題をきっかけに
初めて、このときの感情に真剣に向き合って
一つの名前に落とし込みました。

そうすることでなんとなく気持ち悪く
心の中でモヤモヤしていたことが少し晴れ
あのときの感情を肯定的に捉えるきっかけになりました。

そんな気持ちを胸に抱え、むかえた講義。
講師の阿部さんは今回の企画意図の一つに
「伏線回収を味わう」
というものがあったと教えてくれました。

「経験という名の伏線を回収していけると、人生はどんどん楽しくなる」
「過去は変えられる。今を捉えるか次第で」

どうしても人間はその場に起こったことを
その場の感情で理解しようとしてしまいます。
それはまるで、そこが物語の終着点かのように。

ただ、人生の物語の途中にしか過ぎないと
もっと俯瞰的に捉えることができれば
違う感情でその出来事を肯定できるかもしれません。

このnoteのタイトルはそんなことを思ったときに
ちょうど読んでいた、小説の中で出てきたセリフ

「いいか、人生とは、自分で書いた物語だ」
(中略)
「推敲と添削、自分次第でハッピーエンドに書き換えられる。」

課題のnoteに書いた感情も
数年経った今の自分が、推敲と添削を加えることで、
新たな意味づけを加えることができたのかなと。

それはまさしく阿部さんのおっしゃる
「伏線回収を味わう」
に近いものではないかと感じています。

そんな自分の人生をも自由に変化させるという「言葉」というものは、
やはりとてつもない武器として、自分の力になる
あらためて感じることができた課題と講義の時間でした。

P.S.

他の言葉の企画生のnoteはこちらにあります。
どれも素晴らしいものなのでお時間ある方はぜひともご一読ください


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