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はじめての、桃園。

LCCにホイホイ乗せられて、軽率に海外へ出ていた4年前。
それまで韓国ばかりだったところを、ちょっと冒険心で台湾へと行先を変え、軽率にやって来たのが桃園の街。
(ここに至るまでの経緯はコチラ)
https://note.mu/ktnh/n/n1e69e59f6e89
さて、桃園の街へは最初から訪問を計画していたのですが(最初から単独で路線バスに乗って地方都市へというのも、自分でもどうかとは思いますが)、桃園の街に着いてからは、ほぼ無計画。このあとの予定は「今日中のあまり遅くならないうちに台北の宿に入る」ことだけ。ということで、ほぼ無計画にバスを降り、適当に街を歩きはじめた私でした。

看板の海は韓国でも見慣れたものですが、ハングルではなく漢字、しかも繁体字ということで受け取るイメージが全く異なり、新鮮な刺激です。それにしても、看板が「読める」だけでも安心感が大きく得られますね。振り返って、日本の街は、さてハングル圏や漢字の異体字圏の人たちからは、どう見えているんでしょうか…。
と、まあ、そんなことを想いながらブラブラと歩いていくと、ん~、見るからに銀行らしい建物と百貨店らしい建物が。まあ、実際、その通りなのでした。異文化を感じながらも、なんだが日本とほぼ同じ文脈での「街観」があるなぁ、と。

そんなこんなで百貨店を過ぎ、ふと横を見ると、こんな路地が…。
入らない訳には、いかないでしょう。

無印茶品、ですよ。
そして謎のWINXP。XPで走る無印?

なんてネタを拾いながら歩いていたのですが、行き来する人たちの雰囲気が、どうにも中国人っぽい感じではないなぁ…、と。そう思えば路地の先に、こんな店が。

どうやらベトナム・フィリピン人コミュニティがあるエリアだったようで、なるほどそれで東南アジア系な人たちが多い訳だ、と。

あとから調べて分かったのですが、桃園や中壢の街は東南アジア系のコミュニティが昔からあるようで、とくに隣町の中壢は多くの人が住んでいるそうな。そんな中壢の街は、後年改めて行くことになるのですが、この時の私は、まだそれを知らない。

さて路地から路地へ、はじめての台湾でいきなり地方都市の路地歩きをするのですが、台湾の街は、まあ、吸い込まれそうな路地の、ついつい歩いてしまう騎楼の、多いこと多いこと…。

そして私が次に吸い込まれた路地は、こんなところでした。

あぁ、暮らしの匂いが、します。しますよ…。
あぁ、たまらん…。

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