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歴史は、動きはじめた。

2018年4月27日。歴史が、大きく動きはじめました。

第二次世界大戦の戦後処理、そして東西冷戦の、「最後に残った大きな課題」とも言える朝鮮半島の分断国家が、融和に向けて大きな一歩を踏み出しました。

当初は「北は本当に来るのか」レベルの話だったはずで、それが両側の首脳が手を取り合い境界線を渡り合うというサプライズから始まり、あれよあれよと言う間に共同宣言まで出て、融和・平和へと進むことが確実視できる状況になるとは…。

そして北側の「(晩餐会用の)冷麺を苦労して持ってきました」発言からの、冷麺まつり(笑)。ついつい「まつりには乗っかれ」とばかり水冷麺を食べた人、多かったようですね。ちなみに平壌式の冷麺は、肉で取った澄んだスープに蕎麦粉メインで作った細麺が入るもので、ゴム食感ほどは硬くなく食べやすいものだそうです。

(ソウルにある平壌冷麺の名店「乙支麺屋」の水冷麺)

さて、そんな祝祭ムードの先にあるべきは、平和そして暮らしの安定。
北の人たちが自由に冷麺を、いや北側の創建以来の宿願である「白米と肉のスープを人民がいつでも食べられる」状況が、作られるのかどうか。

そうなるよう、信じて…


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