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はじめての、ひとり海外。

ふと、思うことがあって地図を見ていました。

ソウル駅近くにも、市場があるんだなぁ…と思いながらスクロールしていて、ここで、ふと思い出したことが。

そういや、カヤ観光ホテル、安いしソウル駅にも近いし地下鉄1号線の駅に至近だし、初めて「ひとり海外旅行」を計画中に、ここに泊まろうかなぁ…と思ってたんだっけ。
あぁ、ここにしていなくて良かった。あ、いや、この宿が悪いとかじゃなく、別の意味で。

はじめての独り海外は、LCC利用での韓国ソウル2泊3日でした。休暇を取らず安く上げるということで、金曜夜に大阪を発ち日曜夜に帰国するプラン。はじめての「ひとり海外」にしてはハードルが高めでしたが、まあ、モノは勢いということで旅立ち、まあ、いきなり「空港混雑で着陸待ち」で1時間以上の遅延…。

そんなこんなで旅立った「はじめての、ひとり海外。」、予約した宿は、こんなところでした。

乙支路というか退渓路の、現代レジデンス。ええ、現代財閥のブランドに釣られましたとも、ええ。はじめての単独行での海外、しかも深夜到着となる前提でしたので、きちんとしたブランドのところに泊まろう、ということで、現代財閥の名を冠したサービスレジデンス(今の韓国風に言うならオフィステル?)を選びました。この選択は正解で、深夜に予定時刻より遅延して着いたにも関わらず、日本語で温かく迎え入れてくれました。

まあ、ホテルに至るまでの道程は、なかなかにハードなものでしたが(苦笑)。

地下鉄乙支路4街駅から南へと延びる道路、地図では「家具通り」と洒落た雰囲気みたいに書いてありますが、実際は「イマイチ得体の知れない家具・建具販売店」の街で、当然深夜は営業終了。雑然と事務机や椅子を積み上げてある店や中途半端にお洒落系オフィス雑貨が並ぶウィンドウ(消灯)を見ながら、荒れた舗装の道を夜中0時過ぎに歩くのです…。

ちょうどそのとき、韓国は12月としては異例の寒波で、ソウル市内でもマイナス10度になろうかという夜。はじめての独り海外で、こんな街を見ながら、宿に向かうことに…。

しかし、これも、いい体験になりました。翌朝、早朝から出かける予定を立てていたので夜が明けきらぬソウルの街に出るのですが…

そこは、もう営業している乾物卸売市場。
いきなり、こんなソウルから、ひとりあるきデビューしたのでした。

あぁ、南営の宿にしなくて、良かった。はじめての「ひとりソウル」が、中部市場の前で、良かった。


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