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初恋の人はただの”推し”だった

先日、小中学校が同じの同級生と飲んだんですけれども。

2年前の同窓会で会い、デレステ話で盛り上がり、なんやかんやあって飲むことになりました。久々に会う同級生と2人で飲むのはちょっときついかもな?と思い、大学時代のデレステ友だちも召喚して3人で飲みました。巻き込んで申し訳ないよ。
なので、もちろんデレステの話をメインでしたんですけど、同級生はわたしの初恋の人とも仲がいいし、大学時代の友人はわたしの歴代彼氏の話をずっと聞いていてくれたので、途中からなぜか”なぜふか子は初恋の人のことをネトストしてしまうのか?”という話をする会になってしまいました。申し訳ない。でも、わりとがっつり聞いていただき、一つの答えが見つかりました。

初恋の人は、”推し”。

初恋の人に関しては今までポエムっぽい感じでいろいろ書いていたんですが、同級生に「なぜそんなに気になるのか?」「普通、元カレをそんなにネトストするか?」と聞かれてしまい、慌てふためいて口から出てきた理由は以下です。

・今何してるのか気になる(初恋の人は大学に入ったと思ったら中退して、バーテンダーになると思ったら専門学校入って……みたいな意味わかんない人生を送っていて面白い)
・単純に面白い(Facebookの文面が独特)
・何を考えているかわからないから知りたくなる
・平穏無事に生きていることを知り、幸せであってくれ!と祈りたい

これを聞いた同級生「推しじゃん」

単純なわたし「確かに!!!!!!」

恋愛的な意味ではなく、なんとなく気になる存在。自分とは触れ合わなくていいから幸せになってほしい。なんなら応援したい。自分の存在はそこに現れなくても別にいい。えっ、推しじゃん……

10年、いや、20年考え続けてわからないのだから、この先も当分わからないんだろうし、わかりたくもない。きっとこれは「呪い」であり「宝物」でもある何かなんだろう。初恋を心の中に飼うことが、わたしの癒しにもなっている。けど、なんとなく、このままではいけない気もする。初恋のことを考える時間がなくなってほしいと思う一方で、なくならないでほしいとも思う。きっとわたしは、記憶の中の彼に、ずっと恋し続けているんだ。
(「初恋が怖い」より)

この文章を書いたときとかは、「この感情なんなんだーッ!」と思っていましたけど、推しですね。
癒しであり、恋でもある。でもその人と恋愛したいわけじゃない。応援はしたい。それすなわち、”推し”。たぶん、わたしは初恋の人のことを推しているんだな、と。そう気づきました。

なので最近は、夢に出てきても「今日は夢に推しが出てきたな~」という気持ちでいることができて超ハッピーです。「わたし、まだ彼のことが好きなのかも……もう10年以上たってるのに……重い女……」と落ち込まなくていい。推してるから。森山未來が夢に出てくるのと同じ現象だから。全然引け目に感じなくていい。

というわけで、カウンセリングみたいな飲み会で長年の悩みが消え去り、すっきりしたお話しでした。あんまり好きじゃなかったけど、同窓会っていいね。参加してよかったな。これからも推していこう。

応援があると人は強くなる。例外なくわたしもそのはずです。