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私がミニマリズムを大切にしている理由

友人に「好きな本教えて」と聞いたら、「私を支える10冊」「辛くなったら何度も読み返している本だよ」と言って小説を教えてくれた。

その時に私は驚いた。あ、小説なんだ!と。
私は小説に人生を支えられたこともないし、辛いときに読み返したこともない。
そうなんだぁと人の個体差を実感したと同時に「私はどうなんだ?」とふと考えた。

今回は、私が実際に何度も何度も読み返している本の紹介。

1冊目『より少ない生き方』 ジョシュア・ベッカー著


2冊目『フランス人は10着しか服を持たない』 ジェニファー・L・スコット


3冊目『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』 佐々木典士


3冊に共通していること

私自身は全くミニマリストでも何でもないのだが、愛読書はどれもミニマリズムの本になっている。
では私がなぜこんなにミニマリズムに傾倒しているかというと、私の大事にしている価値観と非常に近いからだ。

ミニマリズムはその名前から「物を持たないこと」を大事にしている考え方だと思っているかもしれないけど、物を減らすことは手段であり本質ではない。

ミニマリズムは物を減らすことで、自分が何を大事にして生きているか気付くことができて、自分のやるべきことの優先順位をつけることができる。
本当の利点は自分らしさを体現できて豊かになることなんだよね。


中学生から考え続けたことが書いてある

私は中学生くらいからずっと「幸せってなんだろう?」「自分にとっての充実した生活って?」と問いかけ続けてきた。

今の仕事も、利用者さんにとっての幸せ像を探し、それに向かってお手伝いする仕事だ。

私は、自分の生きる意味を言語化して、自分らしく生きること、自分の幸せを追及していくことが人生でとても大事だと考えて生きている。

物を減らすことが好きでミニマリズムの本を読んでいるわけじゃない。

自分の生きる意味を自分で見つけ出して、そこに向かって進むことの尊さを伝えてくれるミニマリズムが、私にとっては非常に熱い存在なのだ。


気付いたら愛読書になっていた

これをバイブルに生きよう!と思って購入した3冊ではない。(現に全ての本を一度手放した後に買い直している笑)
なんか調子悪いときや、自分と向き合いたいとき、何かの節目など、気付いたら手に取っていて、電子書籍も購入し、気付けばいつでも目を通せるようになっていた。

自分にとってはこれが「私を支える3冊」なんだろうと思う。

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